「宇田川源流」【土曜日のエロ】 砂漠で性行為をするとビーチが破壊されるという報告書を見て思う「野生の中のセックスは公害」なのか?

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 砂漠で性行為をするとビーチが破壊されるという報告書を見て思う「野生の中のセックスは公害」なのか?


 今週も土曜日のエロの日になった。まあ、毎週エロに関してしっかりと記事を書いているのである。まあ、単純にw他足地震がエロを好きということもあるが、それだけではなく、やはり「エロ」に隠された人間の本性という物をしっかりと見てゆきたいと思う。どんなにAIの時代になろうと、やはり我々はアナログの人間なのであり、またそのAIを作ったのも、動かしているのもアナログな人間なのである。そしてその人間が子孫を反映させるためにはエロい部分が必要であるし、また、そのエロがあるから人間は面白いのである。

 さて、人間の本性といえば、まあ「欲」にまみれた都議会議員が今週は話題になった。都民ファーストの会から東京の板橋区で立候補して当選し木下という都議会議員が、選挙期間中(もしかしたらその前から)無免許で自動車を運転し、そして接触ひき逃げ事故を起こしながら当選後辞任もしないで、そのまま給与もボーナスももらっているという状態であるということであった。

 それが今週話題になったのは、その木下という議員が都議会に姿を現した。まあ、金満家が名誉欲に塗れて、自分が目立つためだけに出てきたというような感じである。さて、この問題、最も問題なのは「人を見る目がなかった板橋区の有権者」である。マスコミは板橋区でアンケートをとって、その住民が木下という議員にやめて欲しいとか何とか言っていたが、実際にその木下という人に投票して都議会議員としたのは板橋区の有権者である。はっきり言って、自分が投票したことを棚に上げて何を言っているのか、全く不思議な話である。民主党政権の時もそうであるが、自分の行為を棚に上げて何か言っているということは、どうもすっきりしない。同じことは都民ファーストの会と小池百合子都知事にも言える。つまり、そのような性質の人間を公認して応援演説をしているのであるから、その政治的な責任を説明しないでよいのであろうか。

 普段「説明責任」ということおを大騒ぎしているマスコミが、その辺のところを都民ファーストの会に全く追求しないのは、なかなか違和感がある。

 さて「欲」といえば、まあ、エロで言えば「欲」は別な方向に行くことになる。その内容についてちょっと問題が提起されている。

砂丘で性行為する観光客、ビーチの環境を破壊 スペイン領の島

 (CNN)スペイン領グランカナリア島にあるマスパロマス砂丘自然保護区。海辺の灯台の背後に広がる砂丘で知られ、島の観光名所の筆頭に挙げられることも多い。しかしこのほど、砂丘内で性行為をする観光客がビーチや自然保護区を徐々に破壊しているとの論文が発表された。

 一帯の砂丘は1982年から法的に保護されている。欧州に残る数少ない移動砂丘であり、アフリカと欧州を行き来する渡り鳥にとって休息地の役割を果たす。

 だが現在、この砂丘は別の類いの休憩所にもなっている。性的な興奮を求める観光客が砂丘に繰り出しているのだ。

 学術誌「ジャーナル・オブ・エンバイロメンタルマネジメント」に発表された今回の論文では、性行為の相手を探して歩き回る「クルージング」と呼ばれる行為に着目。クルージングの場としての使用が自然保護区の環境にもたらす影響を初めて調査した。

 研究チームは論文で、茂みや植物密集地、植物の周りにできるネブカ(茂み砂丘)など、計約5.2平方キロの範囲に広がる「セックススポット」を298カ所列挙している。調査を行った2018年5月には、同性愛者の権利を訴えるフェスティバルも開かれていた。

 調査の結果、観光客の性行為はネブカのみならず、固有種3種を含む在来植物8種に直接の影響を及ぼしていることが判明。

 観光客らは茂みを踏み荒らす、植物や砂を取り除く、自分たちの「巣」をつくる、たばこやコンドーム、トイレットペーパー、缶を捨てるといった行為に及び、砂丘をトイレとして使用する者もいた。

 当初は教育目的でつくられた自然保護区だが、こうした観光客の行動の結果、環境教育は全く行われなくなった。島に生息する巨大トカゲが残されたコンドームを食べて死ぬケースもあるという。

 最大で年間1400万人が訪れるグランカナリア島は同性愛者に好意的な観光地で、米国や英国、ドイツからの観光客が主な層を占める。論文の著者らは「一部のLGBTQ(性的少数者)のコミュニティーを批判する意図」はなく、砂丘で性行為に及んでいるのはLGBTQの観光客だけではないと強調する一方、マスパロマスでは「クルージングが公然と行われている」と指摘している。

2021年11月12日 13時15分 CNN.co.jp

https://news.livedoor.com/article/detail/21182429/

 自然の中で好きな人と性行為を楽しみたいということは、日本人の中にはあまりそのようなことをする人は少ないのであるが、外国人の中には結構多いらしい。もちろん日本でも「野外で性行為をする」ということに関しては、「青姦」などというような俗語があるくらいであるから、特に全くそのようなことはないとは言わないが、しかし、日本の場合は国土が狭いので、どこでそのような行為をしていてもすぐに他人の目に触れてしまう。日本の場合は、性行為は「秘め事」として認識されていることから、やはり他人に見られるということをあまり歓迎する体質にはない。もちろん、日本の場合はそのようなことをしていること自体が「わいせつ罪」というようなことにもなるので、あまりしにくいということもある。それでも、そのようなことが好きな性癖を持っている人は公園などで行いことがあるようだ。

 私には理解できないが、どうも自然の美しい景色があると、その景色に触発されて性的な興奮を受ける人がいるらしい。もちろん、私には理解できないのであるが、人間の中には見られること、有名になること、注目を集めることで興奮を覚える人がいるので、そのような時に何か自然と一体化するということから、性行為を外でしてしまうことも少なくないし、また、見られることにもあまり抵抗感がないということのようだ。

 数年前にフィリピンの神域とされた火山の上で裸になり性行為をした人がいて、その直後に火山が噴火したことから、「神の怒りだ」といって、恨まれたというような事件があったが、今回も似たようなもので、カナリア諸島の自然保護区の砂漠の中で性行為をして、それが自然を破壊しているということになっているという。もちろん、そのことからしっかりと保護地区で性行為をすることをやめようというような話になるのであろう。

 しかし、興奮をする人は「ありえないことを、あり得ない場所で行うこと」という「禁忌を犯す」ことにも興奮を覚えるのであろうから、始末に負えるものではない。たぶん、この保護区の中に「自然と隔離する施設」つまり「休憩小屋」や「セックスをしてよい場所」を制定しても、そのばしょいがいで性行為をする人は跡が絶えないのであろうし、また、見回りを増やしても、カメラなどを設置しても、あまり意味がないということになる。まあ、そのような人々に何をもって「抑止」になるのかということを研究しなければならないのではないか。

 研究チームは論文で、茂みや植物密集地、植物の周りにできるネブカ(茂み砂丘)など、計約5.2平方キロの範囲に広がる「セックススポット」を298カ所列挙している。調査を行った2018年5月には、同性愛者の権利を訴えるフェスティバルも開かれていた。<上記より抜粋>

 まあ、この研究チームもなかなかすごいのが298もセックススポットがあり、そして、その中でコンドームやネブカの調査を行っているということである。自然の中においてそのような調査をしていることが、すごい執念でありまた、その内容に関して詳細なレポートが出てきていることも、なかなか面白い。

 まあ、自然保護ということも言うことができるし、それは重要であるが、好きな異性や同姓と性行為をすることもある意味で「自然」な行為である。やみくもに禁止するのではなくうまくすみ分ける方法を考えるのが重要ではないか。

宇田川源流

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