「宇田川源流 日本万歳!」 日本人にとっては「当たり前」が外国から来た人にとっては「おもてなし」であるということ

「宇田川源流 日本万歳!」 日本人にとっては「当たり前」が外国から来た人にとっては「おもてなし」であるということ


 月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本のマスコミを見ていると、日本というのはあまり良い国には見えないような状況になってしまっている。しかし、実際ん処はどうなのであろうか。我々日本人は、これ以上ないまでに頑張っているのではないか。これでもダメといわれること自体が、なぜダメなのか、何がだめなのか、そして、これ以上どうしたらよいのかと異様な感じになっている。

 実際に若者の絶望感といわれるものの中には、そのような感覚が少なくない。マスコミは言論の無責任で「他国のいいとこどり」を報道し、それによって全体のバランスがどうなるかなどということは全くお構いなしに、そのような話をしている。しかし、実社会で生きている人々はそのような内容で生き亭はいないのである。

 日本には日本のすばらしさがある!

 それを最も体感し、また体現し、世界に発信しているのは日本人一人一人ではないのか。日本人の場合は、何か一人の素晴らしいヒーローがいるのではなく、一人一人の日本人が本当に素晴らしい毎日を送り、そのことをしっかりと他の国から来た人々にも共有していることなどから、他国の人々からも高く評価される。

 他国の人々の意見を見ていれば、「日本の誰か特別な人」を指して素晴らしいということを言う人も少なくない。例えば、メジャーリーグの大谷選手や、ノーベル医学賞を受賞した山中教授など、世界的に高い評価を受けている人は少なくない。また、日本の文化や日本のアニメ(アニメは日本の文化の中の一つなのであるが)を好きという人は少なくないし、あまり有名ではない「一般の日本人」のことを素晴らしいとほめる外国人は少なくない。

 まさに「日本人のすべてが素晴らしい」ということになっているのではないか。

 日本のすばらしさは、我々の毎日の過ごし方なるということが言える。もっと日本人は自信を持って良いのではないか。

選手村は驚きの連続 ナミビア選手が洗濯に感激「私は1枚の服も失いませんでした」

 東京五輪パラリンピック選手村は滞在する海外選手に新鮮な発見を与えている。ナミビア女子選手は写真とともに、日本滞在での驚きの日々を振り返り、話題になっている。

「このような素晴らしい景色を見ながら目覚め、寝ることができたことは、とても素晴らしいことであり、幸運なことでした」

 こうつづったのはボート代表のマイケ・ディークマン選手だった。

 2回に分けて選手村滞在の思い出をSNSに投稿した。

 ナミビア選手団に割り当てられたのは高層ビルの15階。オーシャンビューの部屋で「今まで泊まったビルの中で一番高い15階から見下ろした景色」に毎日感動したという。

 食堂にはさらに衝撃を受けた。

「食べ物の選択肢がたくさんあるので最初の2日間はとても圧倒されました」

 メニューが豊富なため、逆に迷ってしまったといい、「何を食べるべきか分からず、簡単なものになってしまいました」と、食事の写真を披露した。

 施設以外にも、日本特有の文化に触れた。

 美容室で髪を整えたディークマン選手は「グーグル翻訳で髪の切り方を教えてくれたクールなヘアスタイリストは素晴らしい仕事をしてくれました」と技術を絶賛。2ショット写真を撮影したところ、美容師がピースサインをしており、「また、ピースのサインは日本でとても人気があります」と新鮮に写った。

 さらに、段ボールベッドや最新鋭の冷却ミストシステムを紹介。

 洗濯物を待つ行列の写真も披露し、「このシステムを管理した主催者とボランティアに感銘を受けました。私は1枚の服も失いませんでした」と、正確なサービスに驚いた様子を記した。

 この投稿には「アメージング」「とてもいいね」「シェアしてくれてありがとう。興味深く見ました」「選手村というものを初めて見ました」など多くの反応が寄せられている。

8/29(日) ENCOUNT

https://news.yahoo.co.jp/articles/23d5519520353b4f3b662b830ecde07b9a098795

 オリンピックやパラリンピックというのは、世界中から日本に様々な国の人々が来て、日本を体験する。オリンピックの時は日本のコンビニエンスストアの話や日本のアイスクリーム・おにぎりなど、コンビニ食が話題になった。まあ、コロナウイルス禍の中の中の「バブル方式」であったために、各国のマスコミが日本の観光名所や東京のグルメを報道することができず、そのような形にならざるを得なかったということになる。もちろんそれでも日本のすばらしさが世界に伝わった。

 さてではパラリンピックではどうであろうか。

 パラリンピックで話題になっているのは、選手村である。選手村といっての、当然に日本の人々が運営しているのであって、その中で、様々なサービスを提供する。選手村は当然に選手そのものが金銭の提供をするのではなく、東京都とオリンピック組織委員会で運営している内容であり、そのために「営利」ではない。世界の国の中には、さすがにどの国とは言わないが、そのように「サービスと関係なく、金銭(報酬)がもらえる」ということになると、手を抜いたり、楽をしたり、少なくとも金をくれる人の方にしか向いて仕事をしないという国は少なくない。

 それはオリンピックなどは全く関係なく、世界の人々の共通の事なのかもしれない。日本以外の国で「行政サービスが非常に素晴らしく、快適で素晴らしい」ということは基本的には少ないのではないか。日本人の場合は、国家の要人などと一緒に行って、快適な歓迎を受けたといって、感動して帰ってくる人はいるが、スポンサーでも何でもない相手に対して、誠心誠意サービスしてくれるような国は本堂に少ないのではないかと思う。

 洗濯物を待つ行列の写真も披露し、「このシステムを管理した主催者とボランティアに感銘を受けました。私は1枚の服も失いませんでした」と、正確なサービスに驚いた様子を記した。<上記より抜粋>

 今回はナミビアの選手の記事である。上記の内容を見ればわかるように「性格で心がこもってて、表に出る人はいつも笑顔」というのが日本のサービスの基本である。旧ソ連がペレストロイカを行ったときに、アメリカのマクドナルドが進出した。現在日本で100円で食べることができるハンバーガーが、ソ連の月収半分くらいの高額なものであったが、それでも毎日行列が絶えなかった。それは「スマイル0円」と書いた内容。共産主義であった当時のソ連では、すべてが国営企業であったことから、店員がサービスをしてくれて笑顔で接してくれるなどということはなかったのだ。そのことから、笑顔で接客をしてくれる店が嬉しくて、月収の半分を費やして何時間も行列に並んでいたのである。

 これが、サービスの基本。相手の立場に立ち、相手の喜ぶ顔を見て、一緒に喜ぶことができる。それが自然にできる日本のすばらしさは、海外に行って生活をしてみればわかるのではないか。

 そのような素晴らしい日本に生まれて本当に良かった。

宇田川源流

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