【有料メルマガのご案内】「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」 第44話　脱炭素世界をめぐる世界の変革 ９　資源争奪戦の果てに見える世界

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第44話　脱炭素世界をめぐる世界の変革

９　資源争奪戦の果てに見える世界

[脱炭素」「地球温暖化」などということを言い、化石燃料を止めるということは、それだけ社会の構造を変えなければならないということになります。

もちろん、この第44話の途中で挟んだように「化石燃料」が枯渇する可能性もあるので、いつかは、これらを変えてゆかなければならないのですが、その状況を強制的に作り出す必要があるのかということになります。

様々なことがあり、徐々に研究して、時代を変えてゆくことになればよいのですが、今はなぜか、急激にそれらを変えなければならないというような、強迫観念的なことをしようとするということになります。

エネルギー構造や、社会構造を変えることなく、そのまま、強迫観念的に変えるということになります。

そのエネルギー構造は、「電気」と「動力」という2つに分かれており、その2つの種類や分類をそのままにしながら、発電方法や動力方法を変えることなく、化石燃料だけをなくすということにしようとしていたのです。

まさに、そのような状況は、「電気をためる」ということを必要になり、充電池が重要になってくるということになるのです。

しかし、それは新たな地下資源の争奪戦になるということを意味します。

特にコバルトのような稀少鉱物に関して言えば、その鉱物の産出地をどのように支配するのか、そしてその稀少鉱物産出国から自分の国までのシーレーンをどのように守るのかということが大きな国家戦略になるのです。

同時に、そのような稀少鉱物産出国は「急激に経済的な支配」が強まることになり、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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