「宇田川源流」 日本で接待だの女性蔑視だの言っている間にバイデン大統領に代わったことで中東の和平が遠のいたというこれだけの事件が全く報道されていない件

「宇田川源流」 日本で接待だの女性蔑視だの言っている間にバイデン大統領に代わったことで中東の和平が遠のいたというこれだけの事件が全く報道されていない件


 中東において、様々な事件が発生している。日本ではコロナウイルスの話と、スキャンダルにもならないような話ばかりやっていて、世界情勢がどうなっているかわからない人が少なくないのではないか。実際に、日本国内の多くの人は、たまにニュースでやるミャンマー情勢はニュースを見ている人は見ているかもしれないが、では今中東がどうなっているのか全く分かっていないのではないか。

 いまさら言うことではないかもしれないが、日本の資源のほとんどは中東やアフリカからきている。つまり、中東とアフリカの平和がなければ、そして、その間のシーレーンやインド洋の平和がなければ、日本の発展はおろか、日本そのものの生活の維持もできなくなるのである。当然に、「もっとも生活に密着し、我々の今後のことに重要なことであるにもかかわらず、そのことが国会でもマスコミでも流れない」ということの異常性を日本人のほとんどが感じていないことには、非常に強い危機感を感じるものである。日本の情報感覚は、なぜかそのような小さなところでしか機能しないことになってしまっており、また、身近なこととしか見えていない「手暗がりな情報」でしかないのではないか。

 このようにしている間にも、当然に、アフリカや中東でも大きな事件が起きている。はっきり言ってスキャンダルで国会を空転させている暇などはないし、そのようなことをしている馬鹿な国会議員は早く退場いただかなければならないのではないか。

 では実際にどのようなことが起きているのか。そのことをしっかりと見てゆかなければならない。そしてできればその裏側まで見てゆかなければならないのではないか。どうしてこうなるのか、何が起きているのか、そのことに関して様々な内容を考える必要がある。

 さて、そのように思って国会中継などを苦々しく見ていると、やはり思ったようにイエメンのフーシ派の動きやいるらえる、そしてイランが、動き始めている。

サウジ、首都でミサイル迎撃=イエメン・フーシ派の攻撃

 【カイロ時事】サウジアラビアで27日から28日にかけ、首都リヤド上空で弾道ミサイル1発が迎撃されたほか、南部の複数の地域で爆発物を積んだ無人機6機が破壊された。国営メディアが伝えた。サウジが内戦に軍事介入しているイエメンの武装組織フーシ派が攻撃を認め、「侵略が続く限り、作戦を拡大する」と主張。一方、サウジは「フーシ派は民間人への敵対行為を強めている」と非難した。

 リヤドでは迎撃されたミサイルの破片で家屋が損壊したが、人的被害はなかった。 【時事通信社】

2021年02月28日 19時31分 時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-980697/

イスラエル船、航行中に爆発=オマーン湾、「イラン関与」

 【カイロ時事】イスラエルの会社が所有する車両運搬船がオマーン湾を航行中に爆発を起こし、イスラエルのガンツ国防相は27日、地元メディアに「イランが関与している可能性が高い」と語った。イスラエル紙ハーレツは、イラン革命防衛隊がミサイルで攻撃したとの見方を伝えた。

 英国の海事機関によると、爆発は26日未明に発生。サウジアラビアからシンガポールに向かっていた船体に複数の穴が開く被害が出たが、死傷者はなかった。イスラエルの国防関係者が、船が停泊しているアラブ首長国連邦(UAE)で調査を進めるという。

 ガンツ氏は初期評価の結果として「イランはイスラエルのインフラや国民に危害を加えようとしている。現場はイランに近く、イランが背後にいる可能性がある」と指摘した。イランから反応は出ていない。 【時事通信社】

2021年02月28日 19時59分 時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-980696/

 この問題の解説すべきことを簡単に見てゆこう。

 と思ったのであるが、このことを懸念しているときに、ちょうど東南アジアの元首脳から電話があった。その内容を私なりに解釈してここにまとめる。私の解説よりもはるかに良い解説なので、その内容のまとめを掲載する。

 <以下報告書より抜粋>

 アメリカがバイデンになり、明らかにホルムズ海峡周辺のアメリカ軍の感染の動きが鈍くなり、またトランプ大統領が米兵を汁等から撤退させたうえで、バイデンが就任してしまったために、中東には中国人が跋扈するようになった。

 中国人は、「自分が儲かれば何でもよい」ということで、対立している両方の陣営に武器を売り、また情報を渡してしまうために、テロリスト(フーシ派やIS残党など)の間にも反攻機会が出てくるようになり、同時に、商船の情報なども流れてしまうために、民間人の犠牲が増えることになると予想。

 バイデンは慌ててシリアに空爆を行ったが、散発的な攻撃はかえって反発を買うだけの存在であって、かえって中東の治安ということでは悪化するだけである。そのうえ、表面上平和などといっていることから、中東は水面下でかなりあれている状況である。

 元凶は中国とイランであることは明らかであるが、バイデンによる「口だけ外交」も問題で、オバマの時のイメージが強いのでうまくゆかないことが予想される。

 EU/中国・アメリカがEV車を推進しガソリン車を禁止にした。日本も菅首相がそのようなことを行った。このことによって電池の資源である銅とコバルトの奪い合いが始まる。中国はインド洋の支配を強め、インドネシアにマラッカ海峡のかいほうをつよく迫る結果になっている。リチウムイオン電池の主要資源であるコバルトは世界の産出量の80%以上をコンゴ共和国が算出しており、インド洋の問題が非常に大きくなる。今のままでは、インド洋をめぐり戦争が起きておかしくなくなるのではないか、。その場合インドネシア・オーストラリア・インドなども参戦することになる。

 中国はアフリカ・インド洋からのルート確保のために、ミャンマーに政治介入し、その政治介入の中でクーデターが発生している。またパキスタンからのルートの確保のためにウイグルへの支配を強くしジェノサイドが起きている。中国の資源独占は許してはならないので、そのことをどのように国際社会が行うのか考えなければならない。インド洋の平和が資源の平和になることは間違いがないがアメリカがそこから撤退して、現在のように影響力が少なくなることは世界の平和がみだされることになる。

<以上抜粋>

 まあこのような解説を日本のマスコミや野党に期待することは不可能なのであろうか。

宇田川源流

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