「宇田川源流」 ジャーナリストとして恥をさらした池上彰氏はそろそろ自らジャーナリスト人生に幕を引くべきではないか

「宇田川源流」 ジャーナリストとして恥をさらした池上彰氏はそろそろ自らジャーナリスト人生に幕を引くべきではないか


 以前、ニフティのココログでブログをやっていた時代、毎週月曜日は「マスコミ批判に関する一考」という連載をしていた。当時、国会新聞社にいながら、マスコミに対して完全に批判的な立場でいたので、マスコミ仲間からはあまり好かれてはいなかった。特に朝日新聞、毎日新聞の人々からは、本当に嫌われていた。個人的に友人であっても会社の立場では親しくできないなどの人も少なくなかったのである。

私自身、新聞社にいながらマスコミはあまり好きになることはできなかった。まあ、辞めてしまうほど嫌いであったというように解釈していただいてよいのかもしれない。正直に、「真実をしっかりと報道する」のであればよいが、そうではなく、マスコミがマスコミの中で自分たちの思っている方向に世論を誘導するという状況を目の当たりにしてしまい、それに同調しなければマスコミとして認めないというような感覚は、あまりにも私になじめるような感覚ではなかった。そのうえ、その誘導する方向が「スポンサー」つまり、朝日新聞系であれば中国、毎日新聞系であれば韓国というように、日本とあまり親しくない国々の意向で世論誘導をしているというような感覚は、はっきり言って、そこがスポンサーであることから「国を売っている」としか思えなかったのである。

はっきり言って「真実を言って日本が批判される」のであれば、仕方がない。もちろん物事の見方であれば、様々な方向から見ることができるので、解釈論としてどうかということは別である。そこを曲げてまで日本をひいきする必要はないと思っている(たまにそのようなことをすることはある)。しかし、事実を曲げてまでそのような印象を操作するのはいかがなものであろうか。

しかし、その表に「事実を曲げる」ことを臆面もなくやって、なおかつ謝罪をするどころか取り繕う動画まで出して大炎上をしている人がいる。一応ジャーナリストと名乗っているらしい。その人が池上彰氏である。

池上彰氏がトランプ前大統領めぐり大炎上! 釈明動画も火に油…低評価率は89%

 ジャーナリスト・池上彰氏(70)のトランプ前米大統領をめぐった発言が大炎上している。

 発端は先月30日放送のテレビ朝日系「池上彰のニュース そうだったのか!!」でトランプ前大統領とバイデン大統領を比較した「バイデン大統領は中国の人権問題に関心がある。新疆ウイグル自治区で強制収容所に入れられているといったことや香港民主化運動による逮捕とか、トランプ大統領はこれまで(人権問題に)何も言ってこなかった。人権問題に関心がなかった」という発言だ。

 しかし実際には中国のウイグルに対する人権問題でジェノサイドと認定したのはトランプ政権。また、トランプ前大統領は2017年に国連の演説で「北朝鮮は13歳の少女を拉致した」と拉致問題に言及し、北朝鮮の非情さを訴えているなどの実績があり、ネット上では池上氏に対する批判が殺到した。

 抗議の矛先が向かったのは、池上氏とジャーナリスト・増田ユリヤ氏が運営するユーチューブチャンネル「池上彰と増田ユリヤのYouTube学園」。直近の動画は軒並み、低評価のオンパレードだ。

 これを受け、池上氏は7日に同チャンネルで「【説明とお願い】批判は自由です。でもこれだけはお話させてください。」と題した動画を公開。池上氏は「もちろん批判することは自由だし、いくらでも言ってもいいことだけど」と前置きした上で「これを動画に来てわざわざバッドをつけるっていうのはどうかと思うんだよね」と語った。

 増田氏も「公開されている動画が内容的にバッドであればバッドをつけていただいても構わないんですけど、ここまでの数になるとどうも意図的にやられてるとしか思わないんですよね」と同調。

 自身の発言の真意についても、トランプ「政権」は人権問題に対して厳しい態度を取っていたが、トランプ氏は違ったと主張。実例としてトランプ氏が習近平国家主席から「新疆ウイグル自治区の教育施設を建設してる」と説明された際に「いいことじゃないか。どんどんやってくれ」と発言したことや、トランプ氏が香港の民主化運動について質問された際に「香港のことなんか俺を巻き込むな」と言ったというボルトン前米大統領補佐官の証言を引用して説明した。

 だが、それでも視聴者の支持は得られず。むしろ“火に油”状態で、釈明動画は10日午後6時現在、高評価1200に対して低評価が1万を超えている。低評価率は何と「89%」に上る。

 コメント欄も「自分の考えと違ったとしても一意見として受け入れれば良いのに」「正直に私はトランプ否定派だと公言されてはいかがですか?」と厳しい声が飛んでいる。

2021年2月10日 18時30分 東スポWeb

https://news.livedoor.com/article/detail/19676678/

 この人のテレビ番組を見ていると、明らかな間違いが多い。まあ、いちいち講義はしないし、記事の中にあるような「バッド」を付けることもないのである、というか、この人の動画などは見ないので、あまり関心もないのであるが、ここまで話題になればやはり触れざるを得ない。まあ、実際に、この人の場合「自分で調べているのではなく、テレビ局の作ってきた台本を読むだけ」であると考えられる。もしも自分で調べていて、ここまで間違えが多いのであれば、かなり問題であろう。そのような人を使い続けているテレビ局そのものが大きな問題になるレベルだ。

今回の内容は「池上彰のニュース そうだったのか!!」でトランプ前大統領とバイデン大統領を比較した「バイデン大統領は中国の人権問題に関心がある。新疆ウイグル自治区で強制収容所に入れられているといったことや香港民主化運動による逮捕とか、トランプ大統領はこれまで(人権問題に)何も言ってこなかった。人権問題に関心がなかった」という発言だ<上記より抜粋>

さて、トランプ大統領ほど、ウイグル問題に寄与し、人権問題を大きくした人々はいない。2019年のG20であっても、また、アセアンの会議であっても、自らそこに参加し中国の人権問題を大きく非難し、そのことに関して中国を非難するような内容を表明している。ウイグルの人々はトランプ大統領に期待し、水いるのウイグル(東トルキスタン)の旗を掲げて大規模なデモ行進をいs他のである。また香港問題に関しても2019年のデモの時はトランプ大統領が民主派を応援するコメントを出したことから、民主派の中には星条旗をもってデモをするような人も少なくなかった。

このような人権や子供の保護ということに関しては、非常に敏感であり。2017年の初の米中首脳会談の時は、習近平国家主席との食事の直前に、「化学兵器を使って子どもが多く死んだ」という事から、シリアの化学工場にトマホークを50発以上打ち込んで、習近平の度肝を抜いている。

まさに、人権と民主主義を守る象徴としてのトランプ大統領は非常に高く評価できるものではないかと考えられる。

その人に対して、「人権問題に関心がなかった」と発言したのである。まあ、はっきり言って、これらの行為をどのように解釈するのか意味不明である。これらのことが日本で報道荒れていないのであればまだ救いようがあるが、どの新聞でも、池上氏が昔所zくしていたNHKでも報道していた内容である。その状況は「ジャーナリストとして嘘を言った」だけではなく「最近のニュースを全くチェックしていないで、出された台本を読むだけ」というような「ジャーナリストではなく、単なる役者」でしかないというような感覚が見えてくるのではないか。

それならば、何も池上氏である必要はなく、当然い他のタレントであっても構わない。しっかりと自分で調べ、な岡津中立公平の立場で物事を語れないのであれば、少なくとも「ジャーナリストという肩書」はなくし「タレント」というように名乗るべきであろう。嘘を言うジャーナリストなどは、はっきり言って世の中を惑わすだけの迷惑な存在なのである。

この人はこれ以外にも、「昭和天皇が一回も靖国神社に参拝していない」などというウソを言う。ちなみに昭和天皇は戦後だけでも靖国神社に8回参拝しており、摂政宮の時のことを合わせれば、数十回の参拝をしている。そのような「調べれば誰でもわかる事実を、公共の電波を使ってうそを広める」という、どこかの国の広報のようなことをしているようでは話にならない。

なお、このような人をいつまでも使っているテレビや新聞も、全て世界的な信用を失うことになるであろう。マスコミの「自死」とは、このようなことなのであろうと考えるのである。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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