「宇田川源流」 「マスク」「ワクチン」とコロナウイルスを利用した外交を繰り返す中国の卑劣

「宇田川源流」 「マスク」「ワクチン」とコロナウイルスを利用した外交を繰り返す中国の卑劣


 「悪いことは他人に責任転嫁・よいことはすべて自分の手柄」

「すべてを自分のものにするために二重基準のご都合主義」

まあ、このような人物がいると、基本的には周囲の人は不快な思いしか残らない。基本的に最も嫌われる存在である。人間というのは欲望があり、そのために、このような人物は嫌われるとわかっていても、大なり小なり、そのような性質を持っている。ある意味で「防衛本能」の中の一つなのかもしれない。しかし、それがあまりにも大胆で、なおかつ周囲のことを機にしない場合は、やはり完全に嫌われることになる。単純に言えば、ある程度まではできるが大きくバランスを崩してはならないのであり、そのバランスが崩れた「不安定」な状態をそのまま作りだしてしまうと、そのバランスを書いたところがのちにしっぺ返しがくる。よく「過ぎたるは及ばざるがごとし」というが、実際に「勝ちすぎれば負けと等しい」という結果になるのである。

さて、今回のコロナウイルス禍に関して、コロナウイルスが発生したのは中華人民共和国の武漢である。トランプ大統領は発生当初から「中国ウイルス」「武漢ウイルス」という言葉を連発している。実際に、コロナウイルスを作った、実験していたなどの話が出ていたが、その辺のことはさておき、少なくとも中華人民共和国政府が、武漢においてコロナウイルスを封じ込めることに失敗したということは間違いがない事実であり、武漢で発生しているにもかかわらず1月25日の春節で世界各国に中国人が「コロナウイルスをまき散らした」ということは、まぎれもない事実なのである。

そのうえ、これだけの被害を世界各国で出していながら、何の責任も取らない状態である。もちろん、コロナウイルスそのものの発生は別であるかもしれない。しかし、府渦コメの失敗ということに関しては、中国は責任を負うべきであろうと考える。

ましてや、そのコロナウイルスを利用して外交を行うなど、本来であれば許されることではない。

中国、ワクチン外交を展開 東南アジア歴訪で影響力狙い

 【北京、マニラ共同】中国の王毅国務委員兼外相は16日までの日程でミャンマーとインドネシア、ブルネイ、フィリピンの東南アジア4カ国を歴訪し「わが国の知恵と汗の結晶」(政府高官)と自負する国産の新型コロナワクチンの提供や生産協力を表明、各国との関係強化を図った。

 米国を軸にした対中包囲網の形成を警戒し、バイデン次期米政権の発足前に国際的な影響力を強める意図がありそうだ。

 「超低温の保存や輸送が不要」(中国外務省)なのが中国製ワクチンの強み。王氏は11~12日、ミャンマーでアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らと会談。ワクチン30万回分を提供すると伝えた。

2021年1月16日 19時19分 共同通信

https://news.livedoor.com/article/detail/19544919/

 コロナウイルスに関して、最も最初に発生し、その対処方法を研究し、そして昨年のうちに克服宣言を出したのが中国である。当然に、その対処方法や知見内容に関しては後悔する必要があるが、残念ながら、中国共産党政府は、それらの知見内容に関しても公開しないばかりかWHOの入国も拒否しているのである。まさに、自分たちの責任、世界にこのコロナウイルスを広め、何万人もの人を殺した責任というのは全く考えていないのである。

このコロナウイルスで被害が大きいイギリスとアメリカは、当然に怒り心頭である。多分「親中派」といわれるバイデン大統領が就任しても、この件に関してはアメリカの国民が許さないのではないか。多分、バイデンがそのようにしても、基本的にはコロナウイルスで親族や親しい人を失った人々は絶対に許すことはできないはずである。人間は必ず自分の悲しみや嫌な思い出というのは失われずに、心の傷として残る。その心の傷が残る場合は、当然に、その痛みの行く先を考えるのである。

さて、アメリカの場合、対中国ということであれば、トランプ大統領の中国経済制裁の時には当然に、その内容を「議会ほぼ全会一致」で支援している。つまり、民主党政権(アメリカ)であっても、対中国に対しての制裁に関する内容は師事しているということになるのである。政権が変わったからといって、現在のコロナウイルス禍に関して中国と親しくするというようなことは、アメリカ国民的にも民主党的にも許されないことになる。

多分アメリカの民主党は「極左」と言われる人々と、「穏健派」といわれる人々の間の対立で、民主党内のナイン粉が起きるのではないか。トランプ支持派、共和党中道派、民主党穏健派、民主党極左、それに中国人や韓国人というアメリカ移民ということで、アメリカが分断されることになろう。

さて話を戻す。

現在のコロナウイルス禍の解決方法は、単純に治療方法が確立していない以上、ワクチンしかないということになる。そのワクチンに関して、現在ロシアと中国のワクチンを除く主なワクチン製造は、全体で約35億、そしてワクチンの高揚が約1年ということであるから、基本的に70億いる世界の人々絶対にワクチンがいきわたるということには、なかなか難しいということになる。工場の製造ラインを増やすということをしても数年かかるということになろう。

そこで発展途上国にはなかなか回らないので、当然い中国共産党が「ワクチン外交」を行うことになる。マスク外交の時とエクモ(人工呼吸器)外交に関しては、かなり世界から反発があったが、中国製のワクチンに関しては、あまり大きな反発はない。それだけ中国のワクチンはあっまり期待されていないし、安全性が保障されていないということになろう。逆に中国とその属国しか使えないそのワクチンを最大限に中国共産党は外交の道具として使っているのである。

要するに、これが初めから計画されていたかどうかといえば、それは違うと思うが、しかし、途中からコロナウイルスを「中国の人民がいくら犠牲になっても共産党の役に立つための道具とする」というような事をしている。東南アジアやアフリカは、まさにその「草刈り場」になっているのではないか。

さて、日本の保守派の皆さんは、そのようなことを許すのか?

宇田川源流

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