「日曜小説」 マンホールの中で 4 前書き


「日曜小説」 マンホールの中で 4

前書き

 毎週「日曜小説」マンホールの中でをお楽しみいただきありがとうございます。

実際に、マンホールの中では、私が映画プロデューサーと話しているときに「もっとも金のかからない映画をつくるには」というところから「目が見えない人が、マンホールの落ちた映画が、もっとも金がかからないで作れるのではないか」ということから、できた内容です。

その内容をそのまま文章化するのには、このような感じになってきたというようなものでしょうか。

目が見えない人と、目が見えているけれども社会が見えない人、この二人がお互いの人生を語るというような構想から「マンホールの中で」を作り始めました。

その後、それが終わるにあたって、何かもう少しと思ったときに、善之助と治郎吉の、二人の会話劇というようにしようと思ったのです。

さて、それで3までしたのですが、だいたいのドラマが「三部作」となっているので、本体は「3」で終わる予定にしていました。

しかし、まあ途中から少し欲が出て「シリーズ化して映画化したらどうなるか」というような話になってきたので、あえて「4」を映画用に作るということにしようと思いました。

「3」では、郷田雅和と正木が、いつの間にか消えてしまい、なんとなく中途半端な終わりにしています。

「映画につづく」として、その先をなんとなく見せなくするのは良くある話なのではないかと思い、あえて「なんとなく終わったのか終わらないかわからない」内容にして終わらせてしまいました。

当然に「4」では、真っ暗な中で二人の会話だけで終わるというような感覚ではなく、もう少しスケールのアップした内容にして、映画を作りたい。そのための原作を作りたいと思っておりました。

まあ、そのような思いをそのまま、文章にしようと思っております。

さて、そんな時に「ちょうど年末」となったので、せっかくであれば、年始からキリがよく書きたいと思い、そのまま、来年「令和3年の作品」としたいと思っております。

1月3日か、あるいは10日か、どちらからかにしようと思いますが、その内容は、現在のコロナウイルス禍をそのままなんとなく書きながら、少し娯楽的に書けたらよいと思っております。

イラストなど、様々なことで皆さんにご協力いただいておりますので、ぜひ、来年からお楽しみください。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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