「宇田川源流」【土曜日のエロ】 今大流行の「パパ活」より「川柳」<父とパパ 使い分けてる 女子大生>を思い出した

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 今大流行の「パパ活」より「川柳」<父とパパ 使い分けてる 女子大生>を思い出した



 今週も土曜日のエロの日がやってきた。いやもう年末である。今週はすでに19日であり、コロナウイルスとの戦いで世界が「静かな闘争」を続けた令和2年も跡10日しかなくなってしまった。

いつも言っているが、コロナウイルスに関しては、感染するとかしないというよりも、もっとも厄介なのは、自分が無症状で、いつの間にか感染してしまい、そのことで他人に感染させてしまうということであろう。つまり、知らない間に他人を貶めているということになるのだから、なかなか大変なものである。

しかし、そのようなことは、国が強制的に人の動きを減らす、動いたものや外食したものを逮捕したり処刑したりできないのであるから、当然に、各人の自覚に基づくものでなければならないというものであり、その責任をGoToとか政府の責任にすること自体がナンセンスの極みである。しかし、どうも、このコロナウイルスで政局を作りたい、つまり、日本を救うことよりも、自分たちの立場をよくしたいだけの人々は、これで政局を作り、政府批判を繰り返すのである。まあ、はっきり言ってダメな人々であろう。

さて、今週のもう一つの大きな事件は「大雪」であろう。こうしている間にも日本海側の人々は豪雪に悩まされているのであろうが、このような時に、輸送をしなければならない人も災難である。高速道路に1000台以上の車が立ち往生するという。まあ、仕方がないことではあるが、しかし、自然の力に対する人間や機械の無力さがなんとなくわかろうというものではないか。

そのような威力のある雪がかなり降っていることは間違いがないのである。

さて、そのような「コロナウイルス」と「冬将軍」ということが襲ってきている中でも、日本の中にエロが存在している。

「パパ活への興味本位で」少女にみだらな行為 小学校教諭、懲戒免職 福岡県教委

 福岡県教委は27日、インターネットで知り合った当時16歳の少女にみだらな行為をしたとして、粕屋町内の小学校の男性教諭(33)を懲戒免職とした。

 県教委によると、男性教諭は3月、福岡市内のインターネットカフェの個室で18歳未満と知りながら少女に現金1万円を渡し、みだらな行為をしたという。県警の少女に対する捜査の過程で発覚し、9月に児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で書類送検され、10月に同法違反で罰金50万円の略式命令を受けた。県教委の聞き取りに「『パパ活』への興味本位でやった」と話している。【吉住遊】

毎日新聞2020年11月28日

https://mainichi.jp/articles/20201128/k00/00m/040/084000c

短い記事である。そもそも「パパ活」というものがなかなか興味深い。昔、ラジオの川柳でこんなものがあった。

 父とパパ 使い分けてる 女子大生

 いやいや、正直なところうまいなと思う。実の父親という存在と、愛人関係でありながら年齢が離れていて、何か買ってくれる大人の男性という意味で「パパ」という存在がある。当時の女子大生といっても今から30年くらい前であるが、その娘たちは、片方で実際に父の前では貞淑なお嬢様を演じ、何かを買ってくれるパパの前では、そのパパの好みによって様々なことを行うということができるようである。まあ、古来女性は「女優」とか「化ける」という感覚があり、それだけに「化粧」などという単語ができるのであるが、まさに、心の内面まで「化粧」で本性を隠すことができるということの「現代版川柳」であると考えられる。

さて、ここにもはっきり書いたが、「パパ」とは、父親のことではなく、「スポンサー的な愛人であり年が離れていてもよい」ということになる。ある意味で、男性側からすれば「若い女性と付き合うことができ、なおかつ、何かプレゼントをするだけで肉体関係を持つことができる相手」というような感じであり、また「愛人」ではなく「パパ」であるから、基本的には愛人関係とは異なる関係であるというような感覚になるものである。同時に女性から見ても、その関係に関しては「愛人とか、不倫というような響きではなくパパという半分遊び感覚のような、罪悪感の薄い、恋愛感情の薄い感情」であるとされており、その意味では「パパ」というような感覚を考えられるようなものではないか。

まあ、そのように考えれば「スポンサー型の愛人契約」であり、まさに「サブスクリプションの愛人」というような感覚かもしれない。もっと単純い言えば「都合のよい関係」ということになる。

コロナウイルスで、収入が減った若い女性だけではなく、最近では主婦の間でも、そのような「パパ」を探す関係が増えている。つまり「パパ活」であるという。日本人の場合は、当然に「単語を変えれば、全く同じ行為をしていても違うものと思い込んでしまう都合のよい習性」がある。「窃盗」「泥棒」「万引き」は、ある意味ですべて刑法上の窃盗罪であることには変わりはないのであるが、残念ながらこの三つの内容が全く異なるものであるというような感覚が少ないのである。これと同じで「愛人」と「パパ」は異なると思っている人も少なくなく、その意味では垣根の低い状態で簡単に愛人関係を作ることが可能になるということなのである。そのために「パパを作る」「魅力的な女を演じる」ことで、そのまま「小遣い(またはコロナ下での生活費)」を稼ぐことができ、なおかつ様々なプレゼントをもらうことができるというような感覚になる。特に、テレワークなどで、自由になる時間が多くなり、なおかつ、友人などの付き合いも減って監視の目が少なくなるということになれば、自由にそのようなことができるようになる。そのうえNHKをはじめとしたマスコミが報道することによって「みんながやっている」というような感覚があり、罪悪感の観念が少なくなるということになるのである。

まあ、そのような状況であるから、「パパ活」が少なくなるはずがなく、同時に、その「パパ活」も絡めた犯罪が出てくることになる。上記は、興味本位でパパ活に手を出して、相手が低年齢であったために犯罪になった例であるが、まさに「犯罪」になってしまうというようなことはそのまま出てくるのではないか。まあ、男性からすれば、「手軽に、愛人ができる」のであるから楽である。商売女に行くよりもはるかにましであろう。

しかし、手軽であれば、それだけ犯罪の入る込む余地も多い。同時に、今は「パパ活」であるがそのうち、美少年を女性が買う「ママ活」も出てくるのであろうと思うと、なんとなくこのままでよいのだろうかというような気がしてきてしまうのである。まさに、このような余裕が出てきてしまうことこそ、今の社会が何か丘意識kがするが、しかし、そのように書いておきながらも、同時に、「興味がある」ということには変わりがないのである。

つまり、男性も女性も「エロい」からこのようなことが横行するのであろう。

宇田川源流

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