「宇田川源流 日本万歳!」 今日は少し軽い話題でUFOが来た時の日本政府の対処方針の決定へ動き出した

「宇田川源流 日本万歳!」 今日は少し軽い話題でUFOが来た時の日本政府の対処方針の決定へ動き出した


 月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。本日は、報道によっては日本の将来を決める自民党総裁選の日であるが、私自身は全くそのように考えていない。日本国というのは、強いリーダーシップで国民を引っ張って何かをするというのはでなく、日本人の多くの人が日本人の中で様々な内容を考え、そしてその日本人の総意を日本のリーダーという人が、集団指導体制で行うということになっている。ある意味で「素晴らしい政治家」がいるのではなく「素晴らしい被支配民(一般の国民で支配されているという感覚は全くない)の集合体」が存在するのであって、その被支配民の集合体に認められたものがリーダーの資格を得る。

昔と今とではその「認められる方法」は異なる。平安時代などは、天皇陛下との距離の近さやそれを示す階級が重要であった。その政治のやり方を「摂関政治」といっていた。そして、その次は武力で強いものが選ばれた。これが「将軍・幕府」ということになる。そして、明治時代の初期はその二つの折衷のようであるが、憲法制定後は選挙で決まるようになる。

このように日本のリーダーというのは、歴史的に時代の要請に合わせて変わってきているのであり、また他の国の干渉をあまり受けてきていないので、昔に一度戻ってみたり、また、改めて様々なことを作り出してみたりというように、様々な紆余曲折をしながらも、日本の国民性に合わせた内容に従って行っているということになるのである。

さて、日本においてはそのようにリーダーに関してだけではなく、様々なことに関して「日本的」なことを日本人に合った形で行ってきている。しかし、想定外のことも少なくない。その想定外のことに関して、どのように対処するのかということが、また日本的に物事を考えることになるのである。

もしUFOに遭遇したら... 河野防衛相「近く対処方針」決定へ

 幻想的なオーロラの撮影中に映り込んだ謎の光。

 場所は南極付近。

 複数の発光体が、かなりのスピードで移動している。

 南米ペルーでは、キリスト像の後方に光る物体が。

 わずかに移動しながら浮かんでいるように見える。

 世界各地で目撃情報が絶えない“Unidentified Flying Object”その名も「UFO(未確認飛行物体)」。

 このUFOをめぐって、日本の大臣から気になる発言があった。

 9月8日の会見で、記者からの「UFOの対処方針について」の質問に、「対処方針については、もう間もなくでございます」と答えた河野防衛相。

 自衛隊機が、万が一UFOに遭遇した場合の撮影や報告の手順に関する対処方針を、近く決定すると明らかにした。

 UFOに対する自衛隊としての備え...。

 きっかけとなったのが、この映像。

 米軍パイロット「見ろよ! 飛んでいるぞ! 気球じゃないよな?」

 アメリカ海軍のパイロットが、絶叫しながら撮影した不審な飛行物体。

 2020年4月、アメリカ国防総省が初めて公開した。

 これを受け日本の防衛省は、UFOに遭遇した際、どう対処するのかを検討してきた。

 4月の時点では、「わたしはUFOをあまり信じていない」と話していた河野防衛相だったが、8日の会見では「先日のグアムでのエスパー長官との会談の中でも、話題にのぼりました。詳細について、つまびらかに申し上げるのは差し控えたいと思います」と述べ、日米で連携してUFOに対処していく考えを強調した。

 2019年12月には、FNNのカメラも、福島・いわき市で謎の飛行物体をキャッチしている。

画面左から右へと、ものすごいスピードで移動していった光の正体は、今もわかっていない。

 さらに、福島市で咲くシダレザクラの前で撮影された写真。

 白い雲の中に浮かんで見える黒い物体。

 映像をアップにしてみると、円盤のようにも見える。

 撮影者は、画像を見るまで気づかなかったという。

 東北大学 航空宇宙工学専攻・?原聡文准教授「身元が確認されていないものが上空に存在するというのは、非常に危険な状況にいたる可能性がある」

 では、そうした謎の飛行物体にわたしたちが遭遇した場合、どう対処すれば良いのか?

 東北大学 航空宇宙工学専攻・?原聡文准教授「当然ですけれども、近づかない。落下してきたものがあったとしても、それには触らない。そのうえで、観測装置が未確認飛行物体に搭載されていて、偵察目的でそこに存在しているということはあり得ますので、(手を振るなど)積極的に自分の居場所を教えるとか、場合によっては好ましくないこともあり得る」

 ふと見上げると、そこにUFOが...。

 そうした状況への心の備えは、できているだろうか。

2020年9月9日 20時41分 FNNプライムオンライン

https://news.livedoor.com/article/detail/18870963/

 いつも真面目にこの「日本万歳!」の連載をしているが、たまには全く異なることを考えてみるのもよいであろう。日本人が「想定外の事態に接した場合」に何をするのかということはなかなか興味深い題材である。

実際に「想定外」のことをなくそうとしていることは間違いがない。そもそも「危機」というのは想定外なのであり、想定内の危機であれば、事前に準備ができているはずである。もちろん、危機を想定していてもその危機を回避できるような状況ではないこともある。いくつもの選択肢があり、その選択肢の中において今までの内容がすべて間違ってしまっていた場合には、最終の局面で選択肢を変えることはできないということになるのである。

 例えば、戦国時代。今大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀を行っている。明智光秀といえば本能寺の変が有名であるがその本能寺の変の後に秀吉が大山崎に迫ってきているところで、「戦争を回避する」ということは不可能である。実際に信長のシンパが復讐を死に来るというような危機の想定はできるものの、すでに本能寺の変をしてしまった後であれば、回避のしようはないということになるのである。

さて、では「全く想定ができないこと」はどうであろうか。

「完全な想定外」というのは、二つの内容がある。たとえば阪神大震災の時に当時の村山首相は「何分初めてのことで」という言い訳をしていた。まあ、はっきり言って「地震という災害が存在する」は想定内であるが、「規模が想定外」ということになる。これは一つのパターンの想定外である。これに対して「全く想定したことがない災害」もある。例えば、宇宙人が攻めてくるというような場合であろう。

「宇宙人が攻めてくる」というような内容は、「SFなどの物語の世界」であれば、想定されているが、実際に、政府としてそのことに備えているかなどのことは全く想定されていない。つまり、「物語的なフィクション」はできていても「実効性のある想定」はできていないということになる。

当然に、その「想定」は様々な「国民性」に基づくものがある、日本の場合は、「一人の犠牲も出さない」問うことが理想の想定をしているのであり、その想定があまりにもおかしな話になると3・11の後に50メートルの堤防を作るとか、山を切り開いてその中に移住するというような話になる。想定外の時に想定をできない判断をしてしまうとより大きな損失につながるのである。

さて、宇宙人が攻めてくるということになった場合はどのようになるのであろうか。

自衛隊機が、万が一UFOに遭遇した場合の撮影や報告の手順に関する対処方針を、近く決定すると明らかにした。<上記より抜粋>

まあ、そもそも「UFO」が「宇宙人」とは限らないのである。私のようなSFやファンタジーが好きな人間にとっては「ミサイル」や「新兵器」だけではなく「龍」などの新種の生き物などもあってよいのではないかと思っている。これらに対して、どのように対処するのか。

日本において「このような想定外をなくす行為」そのものがしっかりとできる政府があるというのも、良い話ではないか。

宇田川源流

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