「宇田川源流」【お盆休みのエロ】 外交官がセクハラで訴えられるという外交的な恥をさらしてしまった韓国の「性認知感受性の欠如」

「宇田川源流」【お盆休みのエロ】 外交官がセクハラで訴えられるという外交的な恥をさらしてしまった韓国の「性認知感受性の欠如」


 私も海外の勤務または出張の経験があるが、そのような場合、特に出張よりも海外に赴任してしまった場合、その海外の赴任者は、その場所に慣れてきたときに、「母国における日常」が顔を出す瞬間がある。これは、今回の主題の外交官に関する内容ばかりではなく、基本的に、出張者であってもなんでも同じで、人間が人間として生活習慣を持っている以上は、海外などその生きる場所を変えても、その生活習慣を守るようにしてしまうというような動きになるのである。それが海外であるというような状況になり、緊張感の中で生活を続けることができなくなってくるものである。

少し長期間の出張、または半年くらいの赴任であった場合、そのような赴任期間が決まっている場合でも、いつの間にか荷物が増え、そして自分が生活する中の快適さを求めているので、その場所を引き払う段になって荷物が多くなっている可能性が多い。これは、外交官ではなく我々も同じことなのである。

そのような中であっても、本来は緊張感を持っているのが外交官であり、国を代表しているというような感覚を持っていなければならないのである。当然に、外交官の中で優秀な人はそのような中でも国家の威厳と立場を守り、そのうえで、しっかりとした仕事をする。そして、あまり優秀ではない人は、その国における母国の人々を集めて宴会をおこない、コネを使って何とか相手国の要人と会うまではするが、実質的な仕事や情報を持ってくることができない。

そして最もダメな人々は、自分の母国をその国に持ち込んで、そのうえで、母国の法律と母国の感覚をもって相手国に迷惑をかけ、そして母国の評判を落とすというようなことをしてしまうのである。

中国の人々(外交官というだけではなく観光客も含めて)がなぜ海外で嫌われるのかというのは、当該国のルールを持ち込まないだけではなく、どの国においても中国を持ち込み、相手国を無視することにある。そして、もう一つ、世界で嫌われている国がある。


韓国外交官NZでセクハラ疑惑

 韓国の外交官がニュージランドで勤務当時、現地職員にセクハラ行為をしたとの疑惑について韓国外交部(外務省に相当)は「正確な事実関係を基に、この事案が解決するよう努力する」との立場を明かした。

 外交部のキム・インチョル報道官は30日、定例ブリーフィングで「外交部は該当疑惑と関連し、どのような調査と協議を進めているのか」との質問に、「必要な措置をとっている」と回答した。

 キム報道官は、外交部の「性認知感受性」が足りないとの指摘について「一貫して説明した事項は、不寛容原則(ゼロ・トレランス)」とした上で、「不寛容原則は守り続けている」と説明した。

 これを前に、現地メディアと外交部によると、韓国の外交官Aは去る2017年末、駐ニュージーランド大使館で勤務していた当時、3度にわたって職員にセクハラした容疑をもたれている。

 外交部は2018年に監査を行ったが、外交官Aは「セクハラの意図はなかった」として自身に向けられた疑いを否認。外交部はAに対し減俸としたが、セクハラの意図はなかったとするAの主張が通ったことになる。以降、この外交官は東南アジアの公館で勤務している。

 ニュージーランド警察は昨年、関連捜査を開始し、ことし2月には現地裁判所がAに対する逮捕令状を発行。現地メディアは韓国大使館が現場検証や防犯カメラ映像の提出、職員インタビューを拒否するなど、捜査に協力していないと主張した。

 特に、外交官のセクハラ疑惑はニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が去る28日、ムン・ジェイン(文在寅 )大統領と通話でこの事案を言及し、”外交の恥”として物議に。首脳間の電話会談で特定外交官と関連する事案が言及されるのは、異例のことだ。文大統領はこの際、アーダーン首相に「関係部署が事実関係を確認後、処理する」と述べていた。

 韓国政府は、外交官Aがニュージーランド司法当局の聴取を受けるのかは「本人が決める問題」との立場を示している。ニュージーランドは、犯罪人引渡し条約に沿って外交官の引渡しを要請することはできるが、現地警察は犯罪の事実証明が不足しているとの理由で、未だ犯罪人引渡し要請はされていないと伝えられた。

 外交部当局者は「ニュージーランド当局の捜査に協力するとの意志を示してきた。可能な方案を見つけ出し、協力していく」と説明した。

2020年07月30日 17時35分 WoW!Korea

https://news.nifty.com/article/world/korea/12211-744896/


 韓国の外交官が、ニュージーランドでセクハラをし、外交ていな問題になっている。きっかけは7月25日のニュージーランド「ニュース・ハブ」の報道だった。

 それによると、韓国外交官のキム・ホンコン氏が駐ニュージーランド大使館に勤務していた2017年、現地職員のニュージーランド人男性の体を触るなど、3度にわたるセクハラ行為をした。現地警察が同年12月、わいせつ行為などの疑いで捜査に着手し、大使館内の防犯カメラ映像提出と現場での調査を求めた。これに対して文在寅政権は、外交官特権を振りかざし、防犯カメラ映像の提出を拒否し、その上で職員のインタビューを拒否するなど、捜査に協力をしなかったのである。

そのうえ、韓国は「身内に甘い」体質をそのまま露呈し、独自に聴取したところ、キム氏は「体の一部をポンポン叩くという程度で接触した」「同性による接触であり、性的な意図はなかった」と述べ、セクハラ疑惑を否定した。同省はこの弁明の多くを受け入れ、減給1カ月の処分にして事態を収拾させたのである。なお、このキム氏は、いまだに外交官を続け、現在フィリピンの総領事であるという。

「セクハラ・性犯罪は、韓国のお家芸」とは、日本のSNSの中で言われていることであるが、まさに、性犯罪に甘いということは、このような事例でも明らかなようであり、韓国の国内における性犯罪に関するモラルの欠如がうかがえるのである。まあ、おかげさまで私のように「エロ」を書いている人にとっては、何か困ったことがあれば韓国の記事を見ていれば何か出てくるので、なかなかありがたい存在である。

さて、ニュージーランドの首相が、韓国の文在寅大統領に電話をして「外交の恥」ということを言うことによって、事件が表面化し、韓国は事件から3年たった今になって「事件解決に協力する」などといっているが、ニュージーランド政府は、すでにそれらの証拠が隠蔽されていること、また、証言なども覆されるような状況にあること、また当初協力をしていなかった韓国の態度において不信感があることから、その申し出を「無視」してしまい、まあ、「外交の恥」のまま放置し、マスコミが好きに書いているという状態である。

さて、この事件からわかることは「エロ」事件に関しては、刑事罰や処罰よりも、「○○の恥」として騒ぎ、そして決定打を与えないことが最も良い方法であるということである。印象操作を行い(事実なので文句は言えないが)そして、その印象のままで放置をし、そのうえで、根本的な解決を求めるというやり方は、なかなか興味深いものなのである。

この事件、ある意味で韓国という国家の特性や文在寅政権の身内への甘さなどの問題を露呈し、同時に、エロという観点で言えば、そのエロが、外交的な問題の最大の難点になるということが言えるのである。一人の不貞行為が国家全体の恥につながるという典型的な事例である。

エロはあくまでも合法的に行うことを考えないといけないのではないか。

宇田川源流

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