「宇田川源流」 すでに信用がなくなったWHOという世界機関が何を言っても止まらない世界的中国バッシング
「宇田川源流」 すでに信用がなくなったWHOという世界機関が何を言っても止まらない世界的中国バッシング
今回の「新型コロナウイルス」による世界的な混乱の原因というのはいったい何なのであろうか。実際に、はっきり言ってしまうと、少なくとも発表している内容から考えればそれほど致死率があるわけではない。
まあ、いつものようにマスコミのから騒ぎはあると思うが、しかし、その空騒ぎの問題はいったいどのようになっているのかということが大きな問題になる。クルーズ船のことはかなり様々あるものの、マスコミはクルーズ船のことばかりで、その元となった80歳の香港の老人に関しては全く報道していない。また中国が現在どうなっているかということなどもかなり少ない感じではないか。
さて、今回の問題で最も大きな問題は、中国がコロナウイルスの存在を認識しながら、春節であるとして海外旅行などへの渡航を禁止、または制限をしなかったことにである。
このことによって、コロナウイルスは世界的に広まり、中華人民共和国政府は世界からバッシングを受けることになる。まあ、様々な裏があることはわかるのであるが、単純に、中華人民共和国政府があまり大きな脅威であるというようなことを考えなかったということが大きな原因の一つであり、もう一つは、世界的な言論に対してWHOがあまり脅威を感じないとするコメントを出したことになる。
しかし、そのコメントがすぐに変わる。WHOが、以前に脅威であるとしたMARSに比べて、罹患者、死者ともにそれを上回ることになる。中国がいつものごとく、その告発者を処分し、なおかつ、ネットなどの言論を制限し、そのうえでWHOを買収したと思われるようなことをしていたとしても、全くそのことに関して責任を負うことはなく、なおかつその内容に関して、何の手も打たなかったということが、この被害を大きくしている。
単純に、この混乱はWHOという組織の問題である。
基本的に「組織」でありながら、「個人的な考えたその出身国の事情ですべての国を平等ではない扱いにしてしまう」ということが大きな問題であり、そのWHOを信じて「後手後手になってしまった」対応しかしていない日本政府、そして、そのコメントを自信をもって報道をしていた日本のマスコミが後になって、自分のことを打ち消すようなことをしなければならなくなった。まあ、それが空騒ぎの原因である。
WHOがマスクの買いだめを控えるよう要請
WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの需要が通常の100倍になり、値段が高騰しているとして、買いだめなどを控えるよう呼びかけました。
WHOのテドロス事務局長は7日、医療用などのマスクの需要が通常の100倍になり、値段が最大20倍に高騰していると指摘しました。その上で、医療従事者以外の人々がマスクを求めることで状況がさらに悪化していて、不要な人が買い占めて価格を上げることがないよう要請しました。
また、健康危機担当のライアン氏は、61人の感染が確認され横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について問われ、「乗客のストレスは高まっている」とした上で、「船内で新しい感染者が見つかるたびに、待機期間14日を更新することが繰り返される事態が起きる恐れがある。悪循環を断ち切る方法を見つけなければならない」と答えました。ただ、WHOとしてクルーズ船の状況を改善する具体的な方法は示さず、日本政府と緊密に連携をとり、解決策を探ると回答するにとどまりました。(08日08:07)
2020年02月08日 08時19分 TBS
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-556209/
WHO パンデミックに当たらず
【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で世界的な感染症への対策を統括するシルビー・ブリアン氏は4日にジュネーブで行った記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスについて、現時点では、感染症の世界的な流行を示す「パンデミック」の状態ではないとの認識を示した。
ブリアン氏は、感染の大部分は中国の武漢を含む湖北省で発生しており、中国のその他の地域や同国外では、感染拡大阻止の対策が取られていると指摘。現在は、一定地域内での流行を指す「エピデミック」の段階だと語った。 【時事通信社】
2020年02月04日 22時43分 時事通信
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-552066/
まず、一応宣伝しておく。この個別の「新型コロナウイルス」については、今月の有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」(https://www.mag2.com/m/0001647155.html)で細かく書いているのでそちらを参照していただきたい。一応初月度無料で月額440円で読めるようになっているので、できれば申し込んでいただきたい。
さて、今回は梅雨語句とコロナウイルスの話であるが、焦点はそちらではなくWHOである。
そもそも「世界政府」というものは存在しない。いつも書いているが「国連」というのは「政府」ではなく「枢軸国に対抗した連合国」という「軍事同盟」である。
ではなぜユネスコやユニセフがあるのか。当然に「戦争で犠牲になるもの」として、「文化財」と「子供」を保護すべきであろうということが言われており、そのことから、「ユネスコ」「ユニセフ」という「戦争被害」からの保護という観点で話をしているの過ぎない。
つまり「戦争をしない」ということが大きな基準になっているのであって、世界の政府があったり、そのことで強制力が存在するわけでもないし、日本などの国家はそのことで主権を明け渡す対象でもないのである。
あくまでも国家という基準があり、その国家の主権が重視されるものであって、国連の決定が優先されることはない。もっと言えば「国連は国家の上部組織ではない」ということが挙げられる。
当然いWHOも同じである。世界保健機構というのは、基本的に疫病などは国境で止まることはないので、その国境で止まらないものを、世界的に対処するということであり、同時に「生物兵器」などに対処するということが大きな問題になる。まさに「疫病」という「人を殺すもの」に対して、対処するというものである。
しかし、あくまでも「世界機関」であって「世界政府」ではない。そのことは「世界機関のスポンサーや、軍事同盟の中の強いものに従順であり、敵国やそのほかの国に対してはあまり誠実な対応は行わない」ということを意味しているのである。
まさに今回その対応が出てしまった。
単純にWHOは、中国に対して忖度を行いまたは金で買収されて、中国人の渡航制限に関して全く制限をしない。しかし、そもそも病原菌は「研究をしてなおかつ封じ込めて治める」ということが基本であり、その内容を行わなければならない。今回は、中国人の渡航制限をしていない場合は、当然に病原菌に対して他の国が神経質になる。そのためにマスクなどの予防商品の消費が必要になりその予防商品の不足に対して、WHOがコメントを出すというあまりにもお粗末な内容になってしまう。
さて、そのような対応をする「世界機関」がそれでよいのか。その世界機関そのものを信用する政府とマスコミが後手後手になるのは、仕方がないことである。
今回の件でわかったように、国連というもの(本来は連合国という軍事同盟)と世界機関問うことに関して日本人は大きく認識を改める必要があるのではないか。
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