「宇田川源流」 元の鞘に納まれない「元民主党」の「消化試合的な政治運営」を画策する枝野幸男の野望
「宇田川源流」 元の鞘に納まれない「元民主党」の「消化試合的な政治運営」を画策する枝野幸男の野望
過去に何でも言ってきたが、野球に例えて「アンチ巨人軍」というのは一チームではない。
アンチ巨人ファンというのは、セントラルリーグで言えば、阪神・広島・ヤクルト・DeNA・中日(順不同)と5球団ある。巨人が負ければよいのではなく、「アンチ巨人」というのは、巨人軍を倒して自分のチームが優勝するということを目指すのであるから、当然に、元々は「自分のチームの優勝を目指す」のが根底に、というか絶対的な基礎にあり、その基礎の上に、「その優勝の手段として強い巨人を倒す」ということになるのである。
つまり、「優勝を目指さないチームが存在していてもそれは野球そのものが面白くなくなるだけであった話にならない」というのが普通だ。
もちろん、優勝を目指さないチームであるからといって(野球シーズン後半などは、勝ち数などから優勝が絶望的になるチームが存在する)そのチームを排除するというようなものはない。個人の記録などもあるし、また、そのチームの勝敗によってほかのチームが影響するからである。
しかし、優勝が決まってしまった後、現在でも順位が確定してしまった後の試合などは「消化試合」といって、基本的にはあまり勝敗にこだわらなくなってしまい、来シーズンに向けた新戦力の確認などがその主体になってしまう。熱狂的なファンは来シーズンに向けて様々なことを言いながら見るが、やはり消化試合になってしまうとあまり人気がない。
さて、突然野球の話をしたが、実際には、政治がこの状況にある。「アンチ自民党」まあ、安倍政権がこれだけ長く続くと「アンチ安倍」というような感じになってきてしまっているが、本来は、各政党もまた自民党の反主流派も「自分の主張や政策による政治を行う」ということ、つまりは優勝を目指すことがその内容になっているはずである。
しかし、なぜか「アンチ」が主体になってしまい、その「アンチの集合体を作る」などということを画策している。すでに「消化試合」を行っているということがあまりにも滑稽で、「そこについて行けなくなってきた」という野党諸兄も増えてきているようである。
「選択肢ない」「疑心暗鬼募る」立憲・国民、合流見送りで不信感深まる
立憲民主党が呼びかけた国民民主党との合流の機運はほぼ消滅した。1カ月半の協議の中で両党内での互いへの不信感が深まった結果だ。21日に会談した立憲の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長は「当面見送り」方針を確認したが、協議再開の期日や条件も決めず、「協議打ち切り」という印象の悪い事態を回避した側面が強い。【東久保逸夫、浜中慎哉】
「まずは国会に専念し、その中で大きな固まりに向けてのうねり、動きが起こってくるだろうから、そこに期待する」。平野氏は会談後、記者団に合流の機運は消えていないと主張し、「打ち切りという表現はしていない」と繰り返した。福山氏も記者団に「ここまで話を詰めてきたわけだから、ご破算に戻すつもりはない」と強調し、「門戸は開いている」と繰り返した。
国民は20日の両院議員総会で、玉木雄一郎代表を支え、立憲との協議を継続する方針を確認。しかし立憲側は、総会で「合併の可否」の結論を出すよう求めており、協議継続が困難なのは明らかだった。このため「国会論戦に集中する」(平野氏)ことを理由に一段落させた形だ。
立憲側も、立憲を存続政党とすることなどを盛り込んだ10項目の確認事項案を譲る考えはない。枝野幸男代表が玉木氏との党首会談で示したもので、立憲内では「国民側がこれじゃ合併できない、とペケを付けてきた」(幹部)との不信感が募る。それでも福山氏が立憲からの「打ち切り」を否定するのは、期限を区切った交渉手法が強引に映り、悪印象を抱かれることを避けるためだ。社民党や無所属議員との合流協議への影響も考慮した。
立憲・国民間の不信感は深まった。立憲幹部は「支持率1%の(国民には)選択肢なんてない。そこから抜け出せるチャンスだったのに」と突き放す。一方、玉木氏は総会前、周辺に「もう少し譲歩してくれればみんなも納得して行けるのに」と漏らしていた。国民のベテラン議員は「今後党内の疑心暗鬼が募っていくだろう」と暗い表情で漏らす。
自民党の二階俊博幹事長は21日の記者会見で「野党の合流は特別期待もしておりませんし、合流されないほうがいいとも思っておりませんので、どうぞご自由に、という感じですね」と語った。
毎日新聞2020年01月21日21時06分
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200121k0000m010295000c
何度も言っているように、現在の野党はスキャンダルと批判しかしない。
1月27日のネットで話題になったのが野党による予算委員会の質問である。
<以下抜粋>
【野党の予算委員会質疑】
コロナウイルス:1分30秒
委員会運営クレーム:2分
杉田水脈の野次疑惑:6分
任命責任:8分
河井案里(党から1.5憶):28分
IR(秋元司):52分
桜を見る会:1時間47分
コロナウイルス関連よりも委員会運営へのクレームの方が長い野党
<以上SNS上から抜粋 https://snjpn.net/archives/177653>
いま国民の関心は新型コロナウイルスの対策でありそのことに予算をどれくらい考えているか、その予算をどのようにするのかなどの問題である。
これからオリンピックなどに向けて、様々な外国人が入国する、そうでなくても春節で中国人が4000万人入ってくるという時に、予算委員会の話で、このような質問しかできないのであれば、国民の関心事を全く話になっていないということにしかならない。
まあ、国民から独立して「批判のための批判政党」であって、まさに「消化試合」しかしない政党が野党である。はっきり言って、このような野党で、政治がまともになるとは思えない。
ついでに言えば、この中に「野党の政策はどこに入っているのか」という疑問に変えるとどうなるであろうか。正直な話、野党は全く自分たちの政策もヴィジョンも語らない。単純に言えば、「批判と嫌がらせだけで政権が撮れると思っているファンタジスタ」であるということが明らかにわかる。しかし、何度も言う通り、「批判は批判でしかなく政策ではない」そのことがいまだにわかっていないのが、立憲民主党である。
その「批判の政党」に野党を結集しようとしている。
そのうえ「自分にやり方でしか妥協しない」という枝野行きをのやり方は、まさに北朝鮮の金正恩体制と同じく「自分以外の人を排除する排除の理論」であり、まあ、小池百合子の行った希望の党と全く同じ論理でしかない。
そのうえ立憲幹部は「支持率1%の(国民には)選択肢なんてない。そこから抜け出せるチャンスだったのに」と突き放す。<上記より抜粋>
というような状況では、まあ、相手の弱みに付け入る交渉手法であり、まさに「中国共産党が最貧国に債務の罠を仕掛けているのと同じ手法」であるということがよくわかる。
非常に「中国共産党と北朝鮮労働党的な政治手法」で物事を行っている「自分たちのエリート主義」があることがよくわかる。
まあ、民主党が一枚岩になっても、それで選挙に負けているのであるから何ともないのであり、二階幹事長の言う「野党の合流は特別期待もしておりませんし、合流されないほうがいいとも思っておりませんので、どうぞご自由に、という感じですね」<上記より抜粋>というのが最も正しい話である。
国会内での離合集散で、与党を批判しかしない、共産党的な手法で、国会議員を続けられるというのが、日本のおかしな政治環境ではないか。有権者の良識を問う。
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