「宇田川源流」 裏話はメルマガで行うとしてお一言くらいは書いておかなければならない「中国初の新型コロナウイルス」

「宇田川源流」 裏話はメルマガで行うとしてお一言くらいは書いておかなければならない「中国初の新型コロナウイルス」

 さすがにこの話をしないわけにはいかないのではないか。ちなみに有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」(https://www.mag2.com/m/0001647155.html)では、2月にこの新型コロナウイルスと中国の中の話を考えてみたいと思っている。

様々な取材を多くの人々に電話を掛けるなどで行っているが、かなり危険であるということと、この事件だけで済む話ではないということが明らかになってきている。その内容をさすがにここに書くわけにはいかないので、ここでは、その「深い内容」話に、とりあえずの内容を書いておくことにしよう。

まあ、宇田川源流ではこれだけ大きな問題になっているのに、全く扱わないのはおかしいといわれない程度にとりあえず書いておくことにしたい。

さて、この「新型コロナウイルス」に関して言えば、ネット上で「生物兵器」ではないかということが言われている。実際に、結論を急ぐつもりではないが、少なくとも遺伝子操作ベビーを作りだしてしまうということをしている中国において「生物兵器」が作られても全くおかしくはない。

まあ、どの国であっても自分の国の防御のために、また隣国などへの攻撃のために「新型兵器(生物兵器とは限っていない)」を開発することは間違いはなく、その中に「生物兵器」があってもおかしくはない。しかし、「兵器」として成立するためには、当然に「自分たちが罹患しない」ということが最低条件であることから、ワクチンや、抗生物質などの薬品の研究も同時に進めていかなければならない。当然に、その研究があれば、今回のような罹患者の拡大が、あったとしてもそれを抑えることができるはずなのである。

ではなぜ今回はできないのか。二つの可能性があり、一つは「生物兵器ではない」という可能性。もう一つは「開発途中の細菌が漏洩した」という可能性である。そして、春節という時期もあいまって、中国は自分の国で自分の国で発症した新型病原菌に関して対処することができず、世界各国に迷惑をかけまくっているということだけは確かなことなのである。


中国で大型連休開始、新型ウイルス対策を強化 死者が増加

 マスクを着用する上海市民。新型コロナウイルスの感染は中国で拡大している

中国内陸部の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が広がる中、数億人の国民が移動する旧正月(春節)の大型連休が24日、同国で始まった。当局は封じ込めを強化している。

 新型ウイルスによる肺炎の死者は26人に増え、確認できた感染者は830人に上ったと、中国当局は同日発表した。

 北京と香港では、大人数の群集の形成を避けるため、主な行事が中止されている。

 武漢など湖北省の都市では、公共交通機関の運行が制限されるなど、より厳しい対策が取られている。

 新型コロナウイルス、これまでに分かっていること

 これまで死者はほぼ全員、湖北省で確認されている。同省以外で初めて死亡が確認されたのは、河北省の80歳の男性。

 一方、中国以外の国で確認された感染者は12人と比較的少ない。このことが、世界保健機関(WHO)が23日、「国際的な非常事態」の宣言を見送った理由の一つとなった。

 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、「これから非常事態になるかもしれない」と述べた。

 香港では当局に対し、マスクの無料提供を求める声が高まっている

中国以外では23日、新たにヴェトナムとシンガポールで感染者が確認された。日本では2人目の感染者が見つかった。

 アメリカは、確認されれば2人目の感染者となる可能性がある人について、検査を進めていると発表した。

 紫禁城も閉鎖

 旧正月に合わせ、中国では厳しい対策が取られている。

 北京では、すべての大規模な祝賀行事が中止された。寺院での行事は禁止され、新作映画の公開が延期に。観光名所の紫禁城も閉鎖される。

 武漢では市外に向かうすべての列車の運行が停止されている

香港でも、国際的な祝祭行事や、毎年恒例のサッカー大会がキャンセルされた。

 中国当局は、湖北省を発着する航空機や鉄道を停止するなど、省内の約2000万人を実質的に隔離している。

 WHOは、中国当局が武漢や少なくとも他の5都市で、大規模なウイルスの封じ込め策を実施していることを称えた。

 マスクを義務化

 市民の生活への影響もみられる。

 湖北省の各都市では、カフェや映画館、展覧会場が閉鎖されている。在庫が減っている食料品店には長い行列ができ、所々で言い争いも起きている。

 武漢では、公衆の場に出るときはマスク着用が義務付けられている。市民からは、街がゴーストタウンのようだとの声が出ている。

 中国の都市部ではマスクの在庫が少なくなっているとされる

感染拡大を食い止める努力が続く中、北京で取材するBBCのスティーヴン・マクドネル中国特派員は、武漢からはすでに何十万人もの市民が市外に移動し、旧正月を祝っていると伝えている。

 新型ウイルスの潜伏期間が5日前後とされることから、気づかないうちに伝染させた可能性もあるとしている。

 マカオ当局は、住民がマスクを安価で入手できるよう2000万個を発注した。香港ではマスクの無料配布を求める声が高まっている。いずれの地域でも感染者が確認されている。

 日本でも2人目を確認

 中国国外でこれまでに感染者が確認されたのは、タイ(4人)、ヴェトナム、日本(各2人)、台湾、韓国、アメリカ、シンガポール(各1人)。

 イギリスやカナダなどの国々でも、感染の疑いのある人の検査が進められている。

 台湾は、武漢から来た人の受け入れを停止している。アメリカは、中国への旅行者に対し注意を呼びかけている。

(英語記事 China battles to prevent New Year virus spike)

BBC 2020年01月24日

https://www.bbc.com/japanese/51232063


 上記の記事は1月24日時点の記事であり、罹患者・感染者などに関してはその時点の数字でしかないことをまずはお含みおきいただきたい。この記事を読んでいるときには、すでに感染者も何もより大きな数字になっていることは間違いがない。

さて、現在中国人が山ほど来ている。春節での旅行ということでありなおかつ、その旅行先の一番人気は日本だそうだ。そしてその春節よりも前にこの「新型コロナウイルス」の感染拡大が話題になっているのに、日本政府は手をこまねいているばかりであった。

一つは、何もなかった、または何か大きな事件に発展しなかった場合、当然に「春節という一大経済活性化のチャンス」を失うことになり、観光産業や運輸産業に関しては、大きな打撃になることは間違いがない。

その経済の後押しということから、日本はなぜか対応が遅れてしまう。民主主義の世界において「支持層の経済的な問題」が「国家全体の安全の問題」に優先するというような形になることは、あってはいけないながらも実際には存在する。重要人物を助けるために、船全体が危険な状況になるのと同じだ。

しかし、本当に危険であれば、もっとしっかりと対処を取るはずである。しかし、そうならなかったのは、死者が少なかったこと、つまり、「病原菌の下の毒性、致死率」は少ないと判断されたこと、そして、野党などの人権派が出てきて、中国人のわがままを許すような体質を作っているということが大きな問題なのである。

マスコミの報道の1月24日・25日などは「このことが差別につながらないように」などということを言っているが、しかし、そのマスコミは「では中国人を排除しないでどのように日本の国民を守るのか」ということは全く言わない。

正直な話「病原菌」が特定されず、なおかつ中国が全くその内容を公開しない状況であれば、本来は往来の停止や罹患者の隔離などかなり強硬な対策を取らなければならない。

実際に、フィリピンのドゥテルテ大統領は武漢からの飛行機の入国を認めなかったし、アメリカでは中国からの人々をすべて一度隔離して検査を受けたのちでなければ入国を認めないというような対処を行っている。台湾でも、中国からの渡航を禁止するような対策を取っている中、日本はカルロス・ゴーンを逃がしてしまうような入国管理において水際対策をしているというのであるから、実質、ざるで水を受け止めるようなものでしかない。中国の上海や香港のディズニーランドや北京の観光地はすべて閉鎖されているにもかかわらず、日本のディズニーランドは中国人であふれているということになる。その中国人が罹患していないという保証はないのである。

人権というものの考え方が全く考えていない中華人民共和国と、人権を考えすぎて国家の体制も揺るがすような状況になってしまっている日本と、その差が大きく出てきている。

日本政府の能天気ぶりにも困ったものである。もっと真剣に「日本を守る」ということを考えるべきではないのか。

宇田川源流

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