「宇田川源流 日本万歳!」 やはり正月は天皇陛下のお言葉から
「宇田川源流 日本万歳!」 やはり正月は天皇陛下のお言葉から
改めましてあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本年も毎週月曜日は「日本万歳」をお届けしようと思っております。令和元年の末から令和二年の正月にかけて、世界情勢では様々なことがあったのではないでしょうか。
日本でもっとも大きく正月中報道されたのがカルロス・ゴーン被告の国外逃亡である。まあ、日本の司法制度のしたで大儲け、その司法制度を無視して蓄財した金をもって、そのまま国外に逃亡したという。はっきり言えば、これほど汚いやり方の人物はいないのではないか。同時に、日本の司法制度が「犯罪者を信用する」ということを基本にしているということに大きな問題がある。まあ、日本人と外国人を区別して司法制度を行えば国際的な非難が出てくることになるが、しかし、外国人の犯罪者と日本人の犯罪者の信用度合いが同じというのはおかしな話ではないか。
そして、年末に少しおかしいと思ったのがイラクのアメリカ大使館襲撃事件。その後アメリカが報復としてイラクの空港でイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を暗殺したことである。
これについては詳しく書かなければならないので、簡単に言うが、そもそも「イラン」の工作を行っている司令官が、「イラク」にいるということ。そしてその滞在期間中にアメリカ大使館が襲撃されていることをどのように考えるのかということはかなり大きな問題ではないのか。
カルロス・ゴーン被告も「レバノン」そしてアメリカ大使館襲撃事件が「イラク」そしてその後復讐されたのが「イランの司令官」である。このように考えると「中東」が火種となる一年となりそうな感じである。
このほかにフランスのデモが過激化し、フランスの多くの都市がマヒしているという現状があり、また、香港では民主化デモが勢いを増している。香港のデモは「春節」になるとどのようになるのであろうか。
さて、このような中、日本はゴーン被告がいなくなっただけであり国内は平穏な毎日が続いている。そのように考えた場合、やはり正月は天皇陛下の存在が大きなものになるのではないか。
陛下「国民の幸せと国の発展を祈ります」 皇居で新年祝賀の儀
天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らから新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿で開かれた。
宮殿「松の間」では、秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方がごあいさつ。その後、両陛下が、皇族方と宮殿の各部屋を回り、安倍晋三首相や閣僚、衆参両院議長、最高裁長官らから祝賀を受けられた。
衆参両院議長のあいさつに対し、天皇陛下は「衆議院議長、参議院議長をはじめ、みなさんからの祝意に対し、深く感謝いたします。新しい年をともに祝うことを誠にうれしく思います。年頭にあたり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と述べられた。
午後には各国の駐日大使らも宮殿を訪れ、新年のあいさつをする。
陛下はこれに先立ち、午前5時半から皇居・宮中三殿に付属する神嘉殿(しんかでん)の前庭で「四方拝(しほうはい)」に臨み、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる伊勢神宮、歴代天皇の眠る山陵、四方の神々に向かってご拝礼。続いて宮中三殿で「歳旦祭(さいたんさい)」に臨み、神々に国民の加護を祈られた。
2日には新年恒例の一般参賀が皇居で行われ、両陛下と成年皇族方のお出ましが計5回予定されている。
産経新聞2020年01月01日13時09分
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-lif2001010020
令和初の新年一般参賀に6万8710人…上皇ご夫妻も3回出席
新年一般参賀に訪れた人たち(2日午前10時2分、東京都千代田区で)=横山就平撮影
令和初の新年一般参賀が2日、皇居・宮殿で行われた。天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻らが計5回、宮殿のベランダに立ち、集まった6万8710人の参賀者の祝意に応えられた。上皇ご夫妻も午前中の3回に出席。退位後、初めて天皇陛下と並んで国民の前に姿を見せられた。
天皇陛下はあいさつで「新しい年を迎え、皆さんと共に祝うことをうれしく思います。昨年の台風や大雨などにより、ご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています」と被災者に思いを寄せ、「本年が災害のない、安らかでよい年となるよう願っております」と述べられた。
昨年、白内障の手術を受けた上皇后さまは、サングラスをかけて臨まれた。
娘と皇居を訪れた千葉市の主婦(69)は、昨年9月の台風15号で自宅のベランダなどが損壊し、最近ようやく修復したという。「いつも国民に寄り添っていただき、感謝している。陛下のお言葉の通り、今年は災害のない平穏な年になってほしい」と願った。
上皇さまと同い年で、新年一般参賀に毎年来ているという神奈川県伊勢原市の男性(86)は「上皇ご夫妻がお元気そうで安心した。今後もゆっくりと過ごしていただきたい」と話した。
「令和初だから」と足を運んだ人も多かった。横浜市に単身赴任中の会社員(48)は愛知県に住む家族と初めて訪れた。「令和初の一般参賀は一生に一度。子供に見せられてよかった」と笑顔を見せていた。
◇
皇居・宮殿では1日、「新年祝賀の儀」が行われ、天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長、日本に駐在する外国大使らから新年のあいさつを受けられた。
2020/01/02 20:10 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/kaigen/news/20200102-OYT1T50035/
今上陛下になって初めての正月である。令和元年が平成31年5月1日からであるから、令和元年の正月はなかった。
明治時代に一天皇に一元号としてしまったのでそのようになっているが、実際に、明治天皇の御代などは、明治天皇が即位し、そして東遷したのちも「慶応」という元号を使っていたのであるから、そのように考えると、正月などから「令和」を使ってもよかったのかもしれない。まあ、我々臣下の者が口を出す話ではないのかもしれないが、一世一元号と決めてしまったことそのものが、今回のような状況になった時に臨機応変に考えてはいかがかと思う。
さて、日本の素晴らしいところは、「天皇陛下が世界に平和と日本国民の安全と平和を祈っている」ということに他ならない。
他の国であれば、臣下の者が国王を思い、また支えるというような状況になっている。またそのようにならない場合は、国王は国民から搾取するということになる。
しかし、日本の場合は「国民に寄り添い、なおかつ、その国民の象徴として平和を祈る」ということが普通になっている。もっと言えば、最上の存在が下の一般の国民を慮るということが普通になっているということである。そのような国があるであろうか。
古代ギリシアの哲学者プラトンは、最も素晴らしい政治として「民主主義」を否定し「哲人政治」を上げた。政治家そのものが権力を持つものの、それ以外の富などを否定し「無私」の人間が政治を行うべきであるとしている。まさにそのプラトンが言う「哲人」こそ、今の天皇陛下ではないかという気がするのである。
そして、今年の一般参賀には「上皇陛下、上皇后陛下」も御同席され、日本の平和を天皇陛下とともにお祈りになった。白内障の手術後ということでサングラスを召されていたが、そのようなことは関係がない。逆に、そのようなご体調の折に国民の前にお出ましになられ、素晴らしいことではないかと思うのである。
天皇陛下はあいさつで「新しい年を迎え、皆さんと共に祝うことをうれしく思います。昨年の台風や大雨などにより、ご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています」と被災者に思いを寄せ、「本年が災害のない、安らかでよい年となるよう願っております」と述べられた。<上記より抜粋>
日本にはこのような天皇がいる。そのことが日本人の誇りではないかと思う。
ああ、日本で正月を迎えられて本当に良かった。
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