「宇田川源流 日本万歳!」 宇宙戦略に欠かせない力になった日本の技術力と日本人の宇宙での能力

「宇田川源流 日本万歳!」 宇宙戦略に欠かせない力になった日本の技術力と日本人の宇宙での能力

 月曜日は「日本万歳!」である。まあ、毎週言っているが、この「日本万歳!」の意図が徐々に定着するまで、このくだりは続けようと思う。とりあえずは来年の5月まではこのままこのくだりは続けようかなと思っているが、まあ、私のことであるからいい加減なので、何とも言いようがない。

とりあえず、「日本のすばらしさ」を我々が認識し、そして日本人としての誇りを持っていただくことがこの文書うの目的である。

どうも日本のマスコミの報道は、本来日本が誇りを持ち、日本中が栄光に包まれているということを認識してもよいようなニュースであっても、なぜか日本があまり良い国ではないというような「批判的な伝え方」しかしていないのが大きな問題であり、その報道に惑わされて、何でもないことを問題があるように感じたり、はるか昔のことをいつまでも恥に思っていたり、嘘や捏造で貶めたりというようなことがないようにしなければならないと考えているのである。

その中で、「日本万歳!」は、あまり良いこと、誇らしいこととは思われていない日本のすばらしさを、褒め称えるというように「プラス」のことを書いてゆこうと考えている。


さて、本日は12月23日である。昨年までは「天長節」つまり「天皇誕生日」であったが、今年からは令和になってしまうので、上皇陛下の誕生日は休日になるわけではない。

実際に、平安時代なども「天長節」は祝われていた。文献の記録によれば、光仁天皇時代の宝亀6年(775年)10月13日(11月10日)に天長節の儀が執り行なわれ、臣下は天皇の好物の酒を献上して宴を賜った、とあるが、その時に上皇の誕生日を公式に国家として祝う風習はなかったようである。もちろん個人的に祝っていた形跡は少なくない。

現代では、上皇誕生日をどのようにするか検討したが「二重権威になる」ということからあえて平日にしているのである。

このように、日本の場合は「一つの祝日」や「天皇の権威」ということにもかなり真剣に考える、そのようなことが普通なのである。そのことこそまずは日本として素晴らしいのではないか。


NASA長官“日本人月面着陸の可能性も”

 NASA(=アメリカ航空宇宙局)の長官が19日、NNNの単独インタビューに応じ、アメリカ人の次に月面に立つのは日本人宇宙飛行士の可能性が大いにあると語った。

 NASAは日本時間20日夜、民間企業・ボーイングに開発を依頼した有人型宇宙船・スターライナーの無人打ち上げ試験を行う。打ち上げを前にNNNの単独インタビューに応じたNASAのブライデンスタイン長官は、次世代の宇宙開発における日本の重要性を強調した。

 ブライデンスタイン長官「日本は素晴らしいパートナーだ。月を周回する『ゲートウェイ』の建設計画に関する協力関係においてもだ。だから、アメリカ人以外で月に初めて着陸する宇宙飛行士は、日本人であることも大いにあり得るだろう。トランプ大統領と安倍首相の関係は非常に強固なものだ。日米両国が引き続き宇宙において、探索のみならず国家安全保障という意味で、前進することが重要だ。そうした両国の関係性は、今後も強いものである必要がある」

 ブライデンスタイン長官は、日本の今後の協力に期待感を示した上で、アメリカ人と日本人宇宙飛行士を同時に月面に立たせるプログラムを進めていくと語った。

12/20(金) 10:39配信日テレNEWS24

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191220-00000133-nnn-int


 さて、本日の記事である。

本日は19日にアメリカ航空宇宙局NASAのブライデンスタイン長官が、アメリカ人以外の人類で月に着陸するのは日本人であるというような見通しを話した。

ある意味で皮肉的に見れば、「日本の金と技術が利用されている」というようなことになる。しかし、果たしてそうであろうか。実際に、費用負担はあるであろうが、実際にはそれだけの価値はあると考えられる。それだけではなく、日本は「一緒の事業をやっていて頼りになる」という信頼感があることになる。

例えば、半導体の製造の世界シェアが大きくなおかつアメリカの同盟国であるといえば韓国がある。しかし、その韓国と少なくとも半導体分野であっても、一緒に行うというようなことや、金を出させるというようなことはしない。また金はたくさん出資したとしても当然に、中国とかロシアなどとはいっしょに行わないし、またフランスやドイツとの間であってもやらないのがこのような事業である。

当然にいくつかの内容が必要であろう。一つは「技術力」があることは当然であるし、それを支える「集団の力や学術的な力」が必要であることは間違いがないし、それなりの研究が進んでいるということが必要である。

一方で、「機密事項を漏らさない」というような「人間的な信用」も必要があり、その技術がそのままアメリカにとっての敵国のようなところに行かれても困るものばかりである。そのように考えれば「機密事項に関する考え方が厳重である」というような信頼が必要である。

何よりも「NASAのやり方に順応する」ということが必要で、全く他に合わせない、例えばアメリカの国内にコリアンタウンを作ったり、チャイナタウンを作ったり、ということをするようにアメリカの文化になじめないようなところはうまくゆくことはできない。その「順応性」ということは絶対に必要であるといえる。

そして何よりも「規律性と秩序」である。日本人にとっては当たり前のことが他の国では当たり前ではないことが多い。その「当たり前がきっちりできること」が、このような重大なプロジェクトには必要なのである。

もう一つは「アメリカを利用しない」ということである。もっと言えば「自立性」であり、そのことができない国民も少なくない。

「日本は素晴らしいパートナーだ。月を周回する『ゲートウェイ』の建設計画に関する協力関係においてもだ。だから、アメリカ人以外で月に初めて着陸する宇宙飛行士は、日本人であることも大いにあり得るだろう。トランプ大統領と安倍首相の関係は非常に強固なものだ。日米両国が引き続き宇宙において、探索のみならず国家安全保障という意味で、前進することが重要だ。そうした両国の関係性は、今後も強いものである必要がある」<上記より抜粋>

まさにそのことがこの長官の言葉に現れている。

さて日本人はこれらの言葉に天狗になることなく、勤勉にそして自分の「分」をわきまえてしかりと仕事をすることができる。そのことこそ、日本人の最も素晴らしいところではないか。「分をわきまえる」ということができるのが最も重要なのである。それが「生まれながらにして身についている日本人」こそ最も重要なことであり、そして日本の信頼につながっているのではないか。

ああ、日本人で本当に良かった。

宇田川源流

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