「宇田川源流」【土曜日のエロ】 自殺という地獄行きを防止するホットラインがエロの快楽へのご案内にというある意味理解できる異常事態
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 自殺という地獄行きを防止するホットラインがエロの快楽へのご案内にというある意味理解できる異常事態
毎週楽しみな、土曜日のエロの日になった。しかし、いつかはネタが、尽きるだろうと毎回思っているのであるが、自分でも感心するほどネタが尽きることがない。
よく、世界最古の職業として、スパイと売春が挙げられるのだが、やはり、毎日は必要ないものの、人間の快楽であり、本能に根ざした行為は、職業になりやすいし、また、人間が人間である以上滅びることはないのではないかと思う。ある意味で、最も重要かつ最高の商売なのであろう。逆に、これを商売として無制限にしてしまうと本来やらなければならない義務や責任を行わない人が続出してしまい、統冶もきかなくなり、集団としての統治ができなくなってしまうことから、法律によって規制されることいなる。まさに法律で規制しなければならないほど、強い快楽と中毒性があるということになるのである。
まあ、その辺の快楽の話は、後半にしっかりと書くとして、もう一つ、エロには「神の領域」という部分がある。実際に科学で様々に解明されているものの、基本的にはやはり生命の神秘は神の領域である。そのように考えると、今週は「大嘗祭」があった。
まあ、エロから大嘗祭を語ると、かなり不謹慎といわれてしまうのであるが、実際に、日本の神話においては「エロ」つまり「生む」という行為が、そのまま国や神の成り立ちになっている。その死生観がそのまま日本国の政治や日本人の魂になっているのではあるまいか。
経済とかそういうことは一切抜きにして、基本的にその日本独特の死生観をそのまま体現し、現在に残している存在が皇室であるということが言えるのではないか。これらの儀式に反対するという不届きな人もいるが、まあ、文化や伝統、または継続するということに全く価値を感じない人なのであるということがわかる。そのような人は、「永続は力なり」などの言葉の意味は一生かけてもわからないのであろう。
まあ、そしてもう一つ「神話というのは、死生観」が問題になる。その「死生観」の「生」の部分がまさに「性」の部分につながるのではあるまいか。
学生証の自殺ホットラインに電話、セックスホットラインだった 米
(CNN) 米カリフォルニア州ランカスターの中学校でこのほど、退屈した生徒たちが学生証の裏に記された自殺防止ホットラインに電話したところ、「セックスホットライン」につながる出来事があった。
セックスホットラインに電話してしまったのはエミリー・ラベルさんとその友人。エミリーさんは28日、放課後活動の迎えに来た母親にこのことを告げた。
母親はCNNの取材に、「私がまずしたのは問題の番号に電話をかけてみることだった。確かにセックスラインだった」「大きなショックを受けた。信じられなかった」と振り返る。
母親はすぐにでも学区当局に通報したかったが、時間外だったことから、学生証の裏面の写真をフェイスブックに投稿したところ、この写真が拡散した。 フェイスブックは30日に投稿を削除。母親に対しては「成人の性的行為の勧誘に関するコミュニティー規定違反」に当たるとのメッセージが送られてきた。
母親はCNNに、学区当局から個人的には連絡を受けていないと語ったが、地元学区の責任者は謝罪の声明を出した。
声明では、28日の夕方遅くに記載の誤りを把握したと説明。「今回の間違いを大変申し訳なく思っており、全力で修正に取り組んでいる。電話番号の2桁が置き換わっていた。学生証に記載されていた誤った電話番号は実際にセックスラインのものだ」と述べた。
学校の管理部門は全生徒の身分証を回収済みで、できるだけ早く新しい学生証を印刷・配布する予定だという。
同責任者はCNNに対し、配布完了前に誤った番号にかけられた電話は自殺防止ホットラインに転送されるとしている。
CNN 2019.10.31
https://www.cnn.co.jp/usa/35144729.html
さて、本日はアメリカの内容である。
現在アメリカの学校では学生証の裏に自殺防止のホットラインの電話番号書かれている。しかし、その自殺防止のホットラインの電話番号が、なんと「セックスホットライン」につながるという事件である。
まずは「セックスホットライン」という存在である。
そもそもセックスレスや、セックスの相手がいないなどの場合、誰に相談をしていいかわからなかったり、または面と向かって相談をすることができない場合などが少なくない。またセックスレスだけではなく、性の趣味が合わないなど特殊な性的な趣向などの場合などもある。それらの場合に「相手を探す」という機能を行うためのホットラインである。まあ、要するに有料か無料かはわからないが、性の趣味を合わせた電話の出会い系サイトと思ってもえばよいし、またはセックスフレンドの紹介所というような感じでもイメージに合うかもしれない。
アメリカにはそのような電話があり、またそれが成立しているのである。もちろん、日本とは異なる事情がある。例えば、アメリカの場合多民族国家でありまた肌の色や宗教などで差別感情などもある。そのためにEDなども存在し、また、学生証に「自殺ホットライン」があるほど、精神的に様々な障害がある。まさにそれと同様にEDなどの様々な性的な問題も存在し、そのことが殺人事件にまで発展することがあるのだ。
そのようなことが問題になることから、「セックスホットライン」は存在する。もちろん、無料の物から有料のサービスまで、様々存在するが、質を求めるためには有料の「出会い系」を見つけるしかないのではないか。
さて、今回の問題は「自殺ホットライン」に電話をしたつもりが、そこが「セックスホットライン」につながったということである。
さて、この内容に関して興味深いのは「自殺ホットラインに電話をする」つまり「自殺を悩んでいる」という女性に対して、その電話の先がセックスホットラインにつながったことによって、実際に母親とのコミュニケーションが取れ、そして、自殺が思いとどまっているということである。同時に、その二つの電話番号が近い番号であるということであろう。
まあ、誰にでも誤植はあるが、この違いはなかなか面白いし興味深い、ついでに言えば、セックスホットラインにつながったことによって、自殺を思いとどまれたのであるからある意味でなかなか良いのではないか。「自殺」という、キリスト教では地獄に落ち戒律的に禁止されている状況を回避することに対して、「セックス」という快楽で天国に昇天しがあり、なおかつ人の生命を誕生させる行為を求める電話につながることによって、自殺から逃れたのである。まあ、目的は果たしたことになるが、しかし、ある意味で喜劇であるとしか言いようがない。
かなり楽しく興味深い結果になったということになる。
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