「宇田川源流」 外交的に完全に国際社会から孤立してしまった韓国の「北朝鮮しかない」という現状

「宇田川源流」 外交的に完全に国際社会から孤立してしまった韓国の「北朝鮮しかない」という現状

 韓国の方向性がなんだかわからなくなってきている。反日・抗日をやっているということはなんとなくわかる。しかし、それだけではなく、韓国はいつの間にか、それらの反日の対応が「許されてきた」ということから、いつの間にか何をやってもよいというような感じになってしまってきているのではないかという気がする。

まず先に行っておくが、私には韓国人の友人は多い。韓国人だからとって人格的におかしいとも思わないし、日本人より礼節をわきまえている人も少なくない。それだから、韓国人だからといって個人を攻撃するつもりはないし、また、差別をするつもりも全くない。いや、個人的な友好関係や地域間などの小規模な友好関係であれば何ら問題がないと思っている。しかし、韓国人が「韓国」とか「韓国政府」となってしまった場合、またはビジネス関係になった瞬間に、韓国人というのは、日本人とは全く異なる国民生を持つことになる。つまり「集団の利益のために、嘘をついてもよい」というような変なモティベーションを持ってしまうのである。そして、本来本当に韓国人のことを心配するのであれば、韓国人のわがままやそのような違法な行動を「諫める」ということが必要なはずであるが、残念ながら、日本のマスコミや日本にいる韓国人などは、そのような高尚な教育を受けていないためか、またはそのようなことをしても理解されないと思っているからか、いずれにせよ全く行わないことになる。

「天狗の鼻」という言い方をする。ヨーロッパでは「ピノキオ」である。まさに自分のことしか考えないと、鼻が高くなってしまい、そのまま自分以外が見えなくなっていつの間にか周囲から孤立してしまう。まさに韓国はそのような状態になってきているということになるのではないか

ロシア軍機に警告射撃360発 竹島周辺、韓国軍「領空侵犯」

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は23日、島根県・竹島(韓国名・独島)周辺に領空侵犯したとするロシア軍機はA50空中警戒管制機で、2回の領空侵犯に対し、韓国軍機がロシア軍機の前方約1キロに向け計約360発の警告射撃をしたと明らかにした。

 ロシアや中国軍機は日本の防空識別圏にも入っており、菅義偉官房長官は23日の記者会見で、自衛隊機の緊急発進(スクランブル)で対応したと表明した。

 日本政府関係者によると、政府は韓ロ両政府に対し「わが国の領土での、こうした行為は受け入れられない」と外交ルートを通じて抗議した。韓国外務省当局者は「これを一蹴した」と述べた。

共同通信2019年07月23日21時47分

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2019072301002028

韓国は今、「日本と中国、ロシアから同時に恨みを買っている」=中国メディア

 韓国は23日、竹島(韓国名:独島)の領空侵犯があったとして、ロシアの戦闘機に対して警告射撃を行った。中国メディアの今日頭条は25日、韓国による警告射撃はロシアを怒らせたと伝えつつ、韓国は今、「日本と中国、ロシアから同時に恨みを買っている」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本による半導体材料の輸出管理強化は韓国経済の脆弱さを暴露したとし、韓国の主力産業である半導体産業は「国内の産業チェーンが不完全で、基幹技術の多くを外部に依存していた事実が明らかになった」と指摘。日本に首根っこを押さえられた韓国は、有効な反撃の手段すら見つからないのが現状であると指摘し、米国に仲裁を求めても米国は日韓の対立に積極的に介入したがらない様子だと強調した。

 続けて、日韓の対立が激化するなか、今度は韓国がロシアの戦闘機に警告射撃を行うという突発的事件が発生したと伝え、これがロシアを怒らせたと強調。ロシアは外交ルートでの抗議を行うと同時に、韓国に対して「再び同じことが起きれば、反撃する」と警告したという報道もあることを紹介、警告射撃を行うという対応はあまりに強硬すぎたとし、韓国側の対応はロシアを「激怒させた」と論じた。

 また記事は、韓国では現在、軽空母を建造する計画が浮上していることを紹介し、「日本に対抗する動きであるならば理解できないわけではない」としながらも、韓国軍の関係者が「軽空母建造の目的は、日本と中国が海上戦力を増強し続けているため」と主張したと紹介。韓国は中国との貿易で莫大な利益を得ておきながら、矛先を中国に向けるのは理解しがたいと主張し、韓国は今、「日本と中国、ロシアから同時に恨みを買っている」状況にあると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

2019/07/28 07:12サーチナ

https://news.nicovideo.jp/watch/nw5710087

 ここに書いているように、韓国と日本の間は全くよくない。そもそも、戦勝国でもないのに戦勝国気取りになり、二言目には戦後賠償ということを言い、70年もそれを続けているような人々に関して、日本人がいつまでもそのことを許容するはずがない。日本人は、謝罪を一回すればそれで水に流す風習があり、そのことを理解されない相手に対して完全に怒りをもって接する。まあ、ここで日韓関係を書くまでもなく、そのことに関してはほかの人々も様々に書いているとおりである。

では中国との関係はいかがであろうか。

中国との関係は、朴槿恵前大統領がフランスで中国文学を大学時代に学んでいたことから、朴槿恵大統領の時代には中国との企業提携や政治的なつながりが非常に多くできていた。一時は日本に対する対抗措置を中国と韓国で連携して行い、中国に安重根の記念館ができたほどである。しかし、オバマ大統領の下半期に、南シナ海の環礁埋め立てが世界的に問題になりアメリカも習近平政権を放置できなくなった時、オバマ大統領の攻撃の矛先は、自分が放置した責任転嫁として朴槿恵の方に向くことになる。具体的には対中国の王叡ミサイルTHAADの配置に関して、ロッテのゴルフ場を使わせるということになり、米韓同盟の内容から、韓国はそれを受けざるを得なかった。

中国が経済自由の国であれば、なんとかなったが、共産党に管理された市場経済を行っている国において、政治的な対立は、経済的な断行を意味する。当然、その断行において、韓国と中国の間の経済関係は冷え切り、それまでの韓国の主力産業であったスマートフォンの中国での販売台数が激減することになる。そのような経済悪化の中におけるオリンピックの開催となり、その施設などには開催が危ぶまれたことも少なくなかったのである。当然にその後も韓国と中後l区との間の経済悪化は大きく。中国は韓国との間で実質的な断交状態が続いている。

そのようなかで唯一東アジアの国で韓国に手を差し伸べていたのが、ロシアであった。しかし、そのロシアに対して、韓国は「日本に対する竹島の領有権の主張」を行うために、その上空を通過するロシア軍機に対して威嚇射撃をするに至った。つまり「ロシアに対して日本の領空で敵対行動をとった」ということになる。韓国に対しては、世界に対してまたは日本に対して、竹島の自国領有を示そうとしたようである。そのために、ほかの国の戦闘機のつくかに対して国際法に照らして威嚇射撃を行った。しかし、まずは威嚇射撃が360発とあまりにも多すぎる。そして第二に、そもそも韓国かから見ても係争中の領土において(日本からすれば、また私の立場も、竹島は日本の領土で韓国が不法に占拠しているだけに過ぎないのであるが、本文は今韓国の立場で書いているので)、そこに通りかかった係争と関係のない第三国に対して威嚇射撃を行うというのは、そのまま敵対関係とみなされても構わないということに他ならない。

ついでにいえばアメリカはとっくに韓国に対して見限っている。そのことに関しては、すでに「WILL9月号」に記載した。

つまり、韓国は北朝鮮以外の関係国とすべて関係を悪化させているということになる。まさに孤立化である。

今後韓国が生き残るためにはすべての関係を韓国が悪かったということを認めて改善するか、あるいは、他の国になるしかない。前者は韓国人のプライドが許さないであろうし、後者は北朝鮮以外その内容がない。つまり、文在寅は北朝鮮に併合される以外、自分の立場を守る方法がないということになるのである。さて今後私の予想通りになるのか。もちろん他の国際関係があるので何とも言えないのであるが、なかなか興味深いところである。

宇田川源流

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