「宇田川源流」【日本万歳!】 天皇皇后両陛下とオランダ国王王妃 4人でW杯“日本vsオランダ”観戦
「宇田川源流」【日本万歳!】 天皇皇后両陛下とオランダ国王王妃 4人でW杯“日本vsオランダ”観戦
毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本が優れているところや、日本の素晴らしい内容などをしっかりと見てゆくということになる。そのような記事を探し、そのような内容を分析し、そして日本のどこが素晴らしいのかということを見てゆくということが、一つの内容になっている。そしてその日本の素晴らしいと世界から称賛されている部分が、実は自分の中にも入っているということ、日本人のDNAの中にしっかりと刻まれていることを自覚し、日本人としての誇りを保とうということを目的とした連載である。
さて、日本といえば、間違いなく皇室が素晴らしい。ちなみに現在英訳で「エンペラー」と言えるのは、世界で、公式には日本の天皇だけであり、当然に世界の頂点に立つということになる。
私の個人的な内容であるが、今から十数年前に、タイのプミポン国王在位60周年の式典に、付き人として参加した。日本タイ協会の専務理事の東久邇信彦氏の付き人である。そのときに、当然に席次があるのだが、日本の天皇陛下(現在の上皇陛下)は序列1位である。なぜかと聞いたところ「エンペラーはオンリーワンだ」といわれた。アメリカの大統領(当時はブッシュ大統領であったか)や、中国の国家主席(代理しか着ていないが)は、「あいつらは平民だから、政府の内容は別でも王室の儀式では序列は各王室の下になる」という解説をもらったことに非常に興味深く感じたものである。日本人の場合、どうしても現在の効力などを加味してしまうが、実際には「王室としての歴史と王室の付き合い」ということが最も重視されているということになるのだ。
そのような天皇陛下が世界で重視されているということは、間違いなく日本のすばらしさの一つである。
<参考記事>
天皇皇后両陛下とオランダ国王王妃 4人でW杯“日本vsオランダ”観戦 国賓訪問中に離宮で
6/15(月) 6:12配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/749db6e19158cf97debe014c11b089d73892cb43
<以上参考記事>
天皇皇后両陛下は二〇二六年六月にオランダを公式訪問中であり、日本対オランダ戦を、オランダのウィレム=アレクサンダー国王とマクシマ王妃とともにテレビ観戦されました。これはオランダ側の提案で実現したもので、両国の王室・皇室の交流の一環として行われたものです。試合は2対2の引き分けで、観戦後には「スポーツは人々を結び付ける」という趣旨の発信も行われました。
この出来事が話題になったのは、単にサッカー観戦をしたからではありません。日本とオランダは四百年以上に及ぶ交流の歴史を持っています。江戸時代、日本が鎖国政策をとっていた時代にも、長崎の出島を通じて交流を続けたほぼ唯一の西洋国家がオランダでした。その歴史的な信頼関係の上に、現代の皇室外交が築かれているのです。
皇室外交の特徴は、通常の政治外交とは性格が異なる点にあります。政治家は選挙や政権交代によって立場が変わりますし、政策によって対立も生じます。しかし天皇陛下は政治的立場を超えた国家の象徴として存在されます。そのため海外の元首や王族も、党派や政策を離れて長期的な信頼関係を築くことができます。
実際、現在の天皇陛下は即位以前から長年にわたり国際親善に尽力されてきました。水問題に関する研究者として国際会議に参加され、海外王室との交流も深く、皇后陛下も外交官としての経歴と豊かな国際感覚をお持ちです。そのため海外では、単なる国家元首としてではなく、教養と人格を備えた皇室として高い敬意を集めています。
また、皇后陛下が長年ご病気と向き合いながらも公務に復帰され、国際親善に努めてこられた姿は海外でも知られており、多くの王室関係者から温かい敬意を寄せられていると伝えられています。天皇陛下が一貫して皇后陛下を支え続けてこられたことも、海外では夫婦としての理想的な姿として好意的に受け止められることが少なくありません。
日本の外交的信用という観点から見ると、政府外交と皇室外交は別の役割を担っています。政府外交は国益をめぐる交渉の場であり、ときには対立や駆け引きも伴います。一方、皇室外交は国家間の友好と信頼を育てる役割を果たします。
海外の王室や大統領経験者などが日本に対して特別な親近感を抱く背景には、長年にわたる皇室の活動があります。戦後の昭和天皇、上皇陛下と上皇后陛下、そして現在の天皇皇后両陛下へと続く歴代の活動によって、「日本は信頼できる国である」という印象が積み重ねられてきた面は確かにあります。
世界を見渡しても、二千年近い歴史を持つ皇室を現在まで受け継いでいる国は極めて稀です。しかもその皇室が軍事的権威や政治権力ではなく、文化・伝統・人格・親善によって尊敬を集めている点は、日本の大きな特色といえるでしょう。
その意味で、今回のワールドカップ観戦の光景は単なるスポーツ観戦ではなく、「スポーツを通じて友好を深める日本皇室の姿」を世界に示した出来事でもありました。自国同士が対戦する試合であっても、勝敗を超えて交流を深める姿勢は、まさに皇室外交の象徴的な場面だったといえるでしょう。
そして多くの日本人が感じるように、天皇陛下と皇后陛下の誠実で温かな人柄そのものが、日本への信頼や親近感を高める力になっていると評価する声は少なくありません。日本の皇室は単なる伝統的制度ではなく、日本という国の歴史、文化、品格を体現する存在として、今日も国際社会の中で独自の役割を果たしているのです。
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