「宇田川源流」【日本万歳!】オリンピックのりくりゅうペア逆転金メダルでの「あきらめない」心
「宇田川源流」【日本万歳!】オリンピックのりくりゅうペア逆転金メダルでの「あきらめない」心
毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。せっかくミラノコルティナでオリンピックをしているので、そのオリンピックの中から素晴らしい内容を探してみましょう。日本のすばらしさや、日本人が自分達ではあまり気づかないのであるが、世界で日本が称賛されている内容に関して、そのことが扱われている記事を紹介し、その内容を分析しながら、日本のすばらしさが、実は日本人の国民性や日本の陣の心意気というような、我々日本人がすべて持っているというような「日本人そのもの」ということであるということを紹介しているのである。要するに、称賛される元は、我々日本人がすべて持っているということであり、自分自身が日本人であるということを、我々が誇りに思い、自信をもって毎日を過ごしてもらいたいというような、そんな規格になっている。
毎週月曜日は「ブルーマンデー」といわれる。土日の休みから覚めて、仕事をしなければならないという現実に引き戻されて、ブルーになってしまうというような意味合いがある。そのうえ、マスコミを見れば日本はダメだとか不景気とか、そのようなネガティブなニュースばかりが氾濫しているのである。そのような状態で、仕事を始めなければならない。それで心がブルーになるというような言い方なのであるが、その中で、せめて日本人としての誇りを持ち、少しは良い情報の中で、仕事柄をしてもらいたいと思うようなところからこの内容にしているのである。
さて、いつもは日本人が海外で称賛されている内容を見ているのであるが、今回は初めから「日本の素晴らしいものの一つはこれ」というような話から見てみたい。日本は昔、「勤勉さ」「細かい技術」「精密機械」が有名であった。しかし、それらの内容は基本的にはロボットやコンピューターによって動きができるようになっている。熟練した職人の動きや技術をロボットが正確にコピーできるようになってしまっていることから、徐々に熟練職人はいらなくなってしまっているのではないか。
その熟練したオリンピック選手でも日本人の選手は「あきらめない」ということになり、なおかつ練習を欠かさなかった。その結果が素晴らしい結果になったのである。
<参考記事>
りくりゅうが大逆転の金メダル!フリー世界歴代最高点でペア日本史上初の快挙 SP5位から“五輪史上最大”の逆転劇
2/17(火) 6:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/459cc0f75d02647e3981351351937816f1aafb87
<以上参考記事>
オリンピックのフィギュアスケート・ペアで、「りくりゅう」と親しまれてきた三浦璃来・木原龍一組が5位からの大逆転で金メダルを獲得したという結果は、単なる競技の勝利を超えて、多くの人の心を動かす象徴的な出来事となりました。とりわけ世界で称賛されたのは、順位そのもの以上に、その過程に表れていた姿勢でした。
ショートプログラムで出遅れたあと、彼らは決して感情を荒立てることなく、冷静に自分たちの課題を受け止めました。言い訳をせず、環境や採点に責任を転嫁することもなく、「自分たちの演技をやり切る」という一点に集中した姿勢が、多くの海外メディアや解説者から高く評価されました。フリーでの演技は、難度の高い技を成功させただけでなく、終始落ち着きと信頼感に満ち、二人の呼吸が完全に一致していることが伝わる内容でした。その姿は「逆境でこそ真価を示すアスリート像」として語られています。
世界で称賛されたもう一つの点は、長年の積み重ねです。ペア競技は個人技以上に信頼関係と継続が求められます。怪我や不調、国際大会での悔しさを乗り越えながら、基礎を徹底的に磨き続けてきたことが今回の逆転につながったと受け止められています。派手な自己主張よりも日々の鍛錬を重ねる姿勢は、日本的な「実直さ」「忍耐」「継続の美徳」と重なり、海外からは「静かな強さ」として好意的に報じられました。
「あきらめない」という言葉は日本ではしばしば語られますが、それが単なる精神論ではなく、具体的な努力の裏付けを伴っていたことが今回の価値を高めています。最終滑走まで集中を切らさず、自分たちの最大値を出し切るという態度は、勝敗以前にアスリートとしての完成度を示していました。その結果として順位がひっくり返ったことが、物語性を生み、世界の観客の共感を呼びました。
この出来事が日本人に勇気を与えた理由は、特別な才能よりも「積み重ね」に光が当たったからでしょう。日常の努力がすぐには結果に結びつかなくても、最後の瞬間まで可能性は閉じないというメッセージは、多くの人の人生経験と重なります。受験、仕事、災害からの復興、長期不況など、日本社会は幾度も忍耐を強いられてきました。その中で「淡々と努力を続ける」という価値観は社会の深層に根づいています。りくりゅうの逆転劇は、その文化的特性を可視化した瞬間でもありました。
さらに、二人が互いを信頼し支え合う姿は、日本人が大切にしてきた「和」や「協調」の精神を体現していました。個の力だけでなく、相手を思いやりながら最大の成果を出す姿勢は、国際社会における日本のイメージとも重なります。だからこそ、勝利は単なるスポーツの結果ではなく、日本人の持つ強みが世界の舞台で証明された瞬間として受け止められたのです。
逆境からの金メダルは偶然ではなく、長い時間の中で育まれた姿勢の結実でした。そしてその姿勢こそが、世界から賞賛され、日本人に「まだできる」「最後までやり切ろう」という勇気を与えた最大の理由だといえるでしょう。
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