「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性的描写広告の規制はいいが現実問題はどうするのか

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 性的描写広告の規制はいいが現実問題はどうするのか


 婚数も「土曜日のエロ」の日になってしまった。ジェンダーとかセクハラとかそんなことが非常に大きく報道されているが、一方でエロの事件やエロに関する内容は全く減ってこない。本日の記事に関しても、「実際誰が何をするのか」ということが全く見えていないし「実質的にそこを規制しても問題は解決しないのではないか」というようなことが見えてくる。そのへんは、後で見てみよう。

その前に、今週のニュースを見てみよう。

今週のニュースでは、やはりローマ法王フランシスコが亡くなったことであろうか。そもそも天皇陛下であれば「崩御」皇族お方であれば「薨去」というが、ローマ法王に関してこれ等の言葉を使うのかと言えばどうであろうか。そのへんの丹後の使い方からよくわからない部分がある。

ローマ法王は、しっかりと人間なので、当然になくなってしまう。フランシスコ法王は、初めてのイエズス会出身の訪欧であったということであり、また中国の人権無視の態度に対してかなり厳しいメッセージを送っていたことで知られるのであるが、その当事国の中国も一応死を悼むメッセージを出している。ここでメッセージを出さなければ、大国としてのメンツが崩れることになるのであろう。

さて、私はキリスト教徒ではないので、フランシスコが亡くなった事よりも、今後の「教皇選挙」いわゆる「コンクラーベ」の方が興味があるといっては不謹慎かもしれない。ちょうど映画館で「教皇選挙」という映画が上映されている。そのホームページからどんな映画なのか引用する。

「全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。」(https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=025543)

教皇選挙を扱った陰謀などを描く内容になる。ちょうどこのような映画が上映されているところで「本物のコンクラーベ」があるというのもなかなか興味深い。

<参考記事>

「性的描写広告」規制、三原こども相「先頭に立つ」 法整備も視野 自民・山谷氏と議論

4/18(金)産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f600bd1e41352a0d1d15185d78dd9daeafc27a2

<以上参考記事>

 コンクラーベの中d芽生「広告」はおこなわれる。もちろんテレビコマーシャルやチラシを配るようなものではないが、しかし、枢機卿の中では、その支持を集めるために、自分の今までの功績を大きく打ち出して見たり、または、今度の自分のおこなう内容にだしてみたりということになる。そのコンクラーベは本日26日に行われえるらしい。

さて、その「広告」に関してであるが、一気に今週のネタにしてみよう。

「広告」ということに関しては、「エロ広告」が今問題になっている。参議院内閣委員会で山谷えり子参議院議員は「親や教育者が大きく心配しているのが、子供向けサイトに成人向けの性的な広告サイトが入ることだ。業種の自主規制が緩い、あるいは間に合わない」と取り上げ、三原じゅん子大臣は「広告であるか否かにかかわらず、インターネット上には青少年の健全な成長を著しく阻害する情報が多く流通しており、強い問題意識を持って受け止めている」と述べている。

さて、エロ広告は実際に多くのところにある。ニュース記事の途中などにも出てくる場合があるので、ネットを見ていて誤解されることも十分にありうる状態である。一方で、本来ならば「なんだまたか」というような感じで終わっていれば済むはずであるが、そのよな広告をクリックしてしまうということも十分にありうる。つまり「エロをそのようなところで求めてしまう青少年」が出てきてしまうと言ことになるのではないか。

日本の場合「青少年保護」というのは「正確な知識や、社会の動きをいらせること」ではなく、「そのことがなかっ長に隠してしまうこと」を意味する。本来は「教えて、そのうえで良いものと悪いものを見分ける力や、悪い物からの免疫を着ける事」が本来の教育であり、その教育ができていなければ、この国会答弁のような問題になってしますのではないだろうか。

では、皆さんに聞くのであるが「子供に性教育や、性的な知識、またはエロ広告などにだまされないというような免疫を着ける教育」をおこなうのは「誰」で「いつ」おこなうのであろうか。この内容をしっかりと決めなければならないのではないか。親は「学校が行うべき」学校じゃ「各家庭が・・・」というように、まさにこのようなところにも縦割り行政ならぬ縦割り教育がなされ、そしてたらいまわしがおこなわれているのである。そのようにして「全くエロに免疫のない青少年」が大量生産されてしまい、そのことによって「性行為」がわからなかったり、そもそも異性を口説くということがわからなくなってしまう。単純に手をつないで歩いているだけで「いやらしい」というようなことになってしまい、男女関係が疎遠になってゆく。どのような事でも「ハラスメント」になってしまう世の中になっているのではないか。

そしてその結果が「婚姻の現象」と「少子化」である。

はっきり言うが「エロいことをしなければ、子供は生まれない」のである。少子化問題を語るということは、エロいことを肯定しなければならないのであり、その在り方を真剣に考えなければならないのではないか。少子化は、経済的な問題ばかりではないのである。

黒海で議論すべきはそのようなことで、規制ばかりではない。

本来あるべき姿はどのような日本で、その中で、具体的にだれが何をするのかということをしっかりと指針を決めることではないか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000