「宇田川源流」【土曜日のエロ】 出家しきれない「僧籍」の人々の性暴力

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 出家しきれない「僧籍」の人々の性暴力


 今週も土曜日のエロの日になった。今週は様々な意味で「エロ」の話が多くあるということになるのである。何しろ今週のニュースになっているのは、フジテレビの女子アナウンサーに対する中居正広による性暴力事件の内容でしかない。この内容をネタにするとどうも様々な意味でネット上で炎上してしまうということになる。

 炎上をするというのは、当該女子アナウンサー(固有名詞を出してもよいのであるが、基本的に第三者委員会の報告書でも固有名詞は出していない上に、固有名詞を出すこと自体が性暴力の二次以外になる可能性もあるので固有名詞は出さないでおくことにする)のふぁっも中居正広氏のファンもいる双方のファンもファンではなく「宗教」にちかいような感覚を持ってしまっているのではないか。

 まあ、今回の内容はあくまでも「フジテレビ」の事件ということで第三者委員会は処理するということであり、中居氏と女子アナウンサーに関しては、そのようなこともあるので、あまり深くここで出すことは避けておくが、まあ、以前にもここで書いたと思うが、基本的には日本の場合、芸能人とか、そういった職業は「河原者」というような言葉が残っているくらい、差別的な感覚が残っているものである。今の若い人々(特に今回の被害者のフジテレビアナウンサーの世代ならば親世代も知らないかもしれないが)にはあまり馴染みのない言葉かもしれないが、逆に、今回直接的ではないにしても、第三者委員会の報告書に上がっている日枝久会長くらいの年代は、その差別的な意識を持っている世代ということができるので、そのような時代に合わない世代が「企業風土」を作ってしまったというような感じになっているのではないかというようなことが容易に想像できることになってしまうのである。

基本的に、被害者の方に関してはお気の毒であるが、そのような企業風土であるといいうことを、アナウンサーという華々しい職業の裏にあるのだということや、なぜ歌舞伎が男ばかりなのかということなど、様々な意味で「日本の芸能の歴史」を知るべきであるということも、十分に考えなければならなかったのではないか。

今回の第三者委員会に関する報告を見ていても「業界の特異性」ということがテレビのワイドショーなどで言われている。その「特異性」の一つに、「業界の闇」のようなものがあるのではないか。

今回の内容もそのような「業界の闇」の中のひとつなのかもしれないが、まあ、少なくと主他の業界にいる我々一般人からは、見えない世界である。

 

<参考記事>

天台宗の性暴力問題、「直接加害」の60代住職が免職に 80代大僧正は処分なし

3/27(木)京都新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b1ba8ba7509da5dd49b5fa7459251b11b2b2fb

<以上参考記事>

僧侶というと、古くは「不犯の誓」のようなものがあり、基本的には異性との関係はあまりないものと思うが、逆に、「エロ坊主」のような感じの人もいて、なかなか難しい。現在は僧侶が家庭を持つというのは普通のことであり「神に身を捧げる」などというような話はあまり聞かなくなっているが、それでも、キリスト教の修道院のような場所には、まだそのような伝統があるようだし、また、日本と同じ仏教でもタイなどの仏教でかなり厳しい修行をしている人々では、そのような異性との関係を避けているというようなこともある。

もちろん、「エロ坊主」側の話も少なくない。それは、洋の東西や宗教に関わりなく、性欲に負けたような人は少なくないというのは普通のことであり、別段おかしな話ではない。基本的に「女性だけ」「男性だけ」というような感覚のほうがある意味では不自然であり、そのような不自然が様々な歪みを作ってしまい、人間としての本能的な部分?乖離してしまうというような感覚のことは十分にあり得る話なのである。そのように考えると、一見立派に見える「宗教的な不犯の誓」のほうがおかしいのかもしれない。もちろんそれらは人間の欲望に負けないということで、神の域に近づくということなのかもしれいないが、人間としては不自然なのであろう。

 しかし、エロの話とは少し異なるが、面白いのは、日本にある三大宗教や主だった宗教は、そのほとんどが男女の営みを禁止しているということになるのである。ある意味で、男女が本能的に動くことは、神の意思に反対するということになるのであろう。そしてその神の意思に反することが、エロなのであるとしている。逆に言えば、どの宗教にも神の意思に反してエロを行う人がいる。例えば、日本の仏教の場合、奈良時代に朝廷を乗っ取ろうとした道教などは、まさにその代表格に会ったのである。

さて、今回はそのような「エロ坊主」である。

天台宗の寺院で尼僧に性暴力をした男性の僧侶2名が僧籍を剥奪された。被害を受けた尼僧側によると、加害者は2009年から約14年間、住職が尼僧を寺に住まわせるなどして、性暴力を繰り返してきたという。一方その尼僧の師匠に当たる大僧正は被害の訴えがあっても何もせずに寺から出るように指示しただけであったという。しかし、その大僧正は何の処分もなかったという。

さて、僧侶も人間である。エロなどの欲望を我慢することはできない。そして同時に大僧正の様に面倒事を避けるということもあるのである。職業によって「この人は大丈夫」というようなことはないのではないか。

宇田川源流

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