「宇田川源流」【土曜日のエロ】 タワーマンションはのぞき見の温床なのか?

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 タワーマンションはのぞき見の温床なのか?


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。本当に土曜日のエロは毎週ネタが尽きないという感じだ。政治のネタは徐々に尽きてきているのであるし、経済などは何を書いても不景気ということになってしまうのかもしれない。しかし、エロのネタだけは、本当に毎回毎回、驚くような面白い記事が出てくるのは最高である。やはり、人間は「エロ」を行うために、様々な知恵を絞るものであり、なおかつ時代の最先端の内容をそのまま使うということになる。新しい技術があれば、新しいエロがあるという感じであろうか。

さて、そのエロの話の前に、今週はどんなネタがあったか見てみよう。

まずは、まだ基本的に描いていないが、兵庫県知事の斎藤知事の出直し選挙が斎藤知事が再度当選したということになる。「マスコミの敗北」「オールドメディアの敗北」などと言っているが、実際のところ、「敗北」ということを言うということは、そのまま「中立公正な報道をしておらず、斎藤元彦前知事が落選するように報道していた」ということでしかない。そのような「偏った報道が許されるのか」ということになる。何気ないこのようなつぶやきにこそ本音が入っているものであるが、そもそも民意がすでにマスコミから離れているということであり、その内容が全く見えていないという事であろう。

このマスコミの件は、まさに面白いことだらけなので、その内容を見てゆきたいと思うのである。

もう一つは、石破首相の外交マナーの欠如、いや、SNSの言葉を借りれば、「社会人としてマナーは大丈夫か」というようなことになっている。この内容もなかなか興味深く見ている。そもそも「嫌われているから、一挙手一投足に対してすべてクレームがつく」ということである。「痘痕も靨(あばたもえくぼ)」というように、好きな人に対してはあまりよくないということもすべて魅力に感じるということがあるが、石破首相に対しては「靨も痘痕」担っているのではないか。本人もここまで嫌われるということは思っていなかったと思うが、まさにそれが今のSNS時代の政治なのであろう。

時代が変わったということで、今日のエロはその内容を見てみよう。

<参考記事>

桜蔭が隣接地タワマン計画見直し求め、都を提訴 「のぞき見の恐れ」

2024年11月14日 6時0分 朝日新聞デジタル

https://news.livedoor.com/article/detail/27553114/

<以上参考記事>

 タワーマンションといえば、どの様なイメージがあるであろうか。かなりセレブが住んでいるようなイメージしかないのであるが、そうではないイメージをっ持つということになっているようだ。

タワーマンションが女子御三家の一つ桜蔭学園の隣に建設が計画されていて、そのことから「のぞき見されるのではないか」ということを主張し始め、建設差し止めの裁判を起こしているという。

さて、女子御三家とは、私が中学受験をしていた時は桜蔭・女子学院・雙葉といわれていた。男子御三家、麻布・開成・武蔵という所と貼るくらいの学力が必要で、また大学の進学率もよいとされていた。私個人的には、大学受験のために通っていた予備校において、桜蔭の女性は、他の二つの女子学院・雙葉に比べて少し「見栄えが劣る」という感じがしていたのであるが、それはたまたま私の周辺だけであったのか。性格は悪くないし、明るいのであるが、頭がよく、同時にちょっと顔やスタイルは、頭の方にとられてしまったような感じがあった。まあ、差別でもなく、私の世代の個人的な感想である。

さて、そのような桜蔭の隣のタワーマンションから、桜蔭の女子高生たちをのぞき見するのかということが、一つの争点になる。もちろん、住人はどのような人が入居するのかわからないのでなんとも言いようがないが、そもそもタワーマンションでなくても、現在すでに8階建てのマンションがあるのであれば、のぞき見はそこからもするであろう。タワーマンションになれば、逆に建物が高すぎてできないという感じではないかと思う。まあ、逆に、「本当にのぞき見したい人は、タワーマンションなんてことをしなくても、様々な手段を使ってのぞき見をするであろう」ということになるので、あまりマンションの建設とは関係がないのではないか。このように思うのは「考え方が甘い」ということなのであろうか。

実際に、「学校内の盗撮事件」特に「教員や学校職員の盗撮やわいせつ事件」がこのように多く報道される中において、大人の男性がすべて「エロである」というように考え、すべての男性から遠ざけるような感覚はわからないでもない。しかし、逆に「ジェンダー差別をしないように」と言われている中で、桜蔭学園は「女性だけが入学でき学べる」という状況にあることを、ジェンダーの観点からどのように思うのであろうか。すべての男性を敵対視するような状況を作るのはいかがなものかと思うが、どうであろうか。もちろんこのように書いていても、そのことで犯罪が起きたらどうするなどといわれるのであろうが、しかし、そもそも犯罪の発生とタワーマンションの建設の相当因果関係が成立するのかということはかなり問題であるような気がするのである。

逆に「のぞき見されるかっも知れないので、桜蔭を受験させるのをやめる」という人はいるのであろうか。ここも非常に気になるところである。そもそも「のぞき見される」問いことであれば、学校の壁などは当然にすべて穴をふさいでいるのであろうか?金網のフェンスなどで周辺から見ることができないようにしているなどしているのであろうか。

この「土曜日のエロ」では、あまりにも常軌を逸したこのような主張は、様々な意味で逆効果ではないかという観点を持っている。単純に「健全な男女」というものはどのようなものなのか。そのことをまず考えるべきではないのか。

宇田川源流

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