「宇田川源流」【日本報道検証】 国連が日本への内政干渉の夫婦別姓に政府は厳重に抗議せよ!

「宇田川源流」【日本報道検証】 国連が日本への内政干渉の夫婦別姓に政府は厳重に抗議せよ!


 毎週火曜日と木曜日は、「日本報道検証」をお送りしている。「日本報道検証」というのは、なにも報道を同行しようというものではなく、単なるニュース解説であると考えいてただいて構わない。もちろん、その内容に関して、あまり日本の報道機関が報道していないものでありなおかつ重要であろうと判断できるものも少なくないのであるが、私の性格上あまりまじめなものばかりではないので、その点はご了解願いたい。

さて、今回は、「日本の国体」に関する問題である。

左翼の人々は全く考えないところであろうが、一方で保守的なことを考え、少し勉強した人であれば、当然に様々なことを考えるという事であろうことである。それが、日本の国体ということになる。

戦時中、多くの日本の兵士たちは「国体護持」ということが最大の課題であり、そのことが最も大きな内容になる。国体とは、すなわち皇室であり日本の象徴である。

日本の皇室をあえて「日本の象徴」としたのは、何も、日本国憲法に書いてあるということではない。日本国憲法の日本語版を作った人々は、よほどよく日本の内容を研究し、そして日本の歴史や日本人の魂ということをよくわかっていたのであろうと思う。日本というのは、今でも「家族が大事」というひとや、「親孝行をする」ということを非常に強く考える人が少なくない。単純に「自分以外の人」と最も身近にいる「単位」は「家族」であり、その家族が協力し合うこと、一人一人の役割を果たすことで、その家族が大きな力になる。日本の歴史は、ある意味で「皇室の歴史」ということが平安時代などを見ればよくわかるが、一方で「皇室に象徴される日本の家族制度や、人と人を思いやる人々の歴史」ということが言えるのではないか。要するに教科書として学ぶことは、「皇室と華族の歴史」であるかもしれないが、しかし、一つ一つの家が、それは庶民であってももう少し上の階級の人々であっても、同じような家族制度がありまた、家の中の人おのつながりがあり、それが地域の中で大きな役割を果たして生きてゆくことによって、日本という国の発展が得られていたということになる。

そのような意味でいえば、日本の天皇は儀式的な存在であり、なおかつ日本神道の宗教的な存在であると言え、いイギリスのような武力王の内容ではない。日本の神話には、残念ながら天皇が軍を率いて神々と戦ったり、または庶民を制圧するような物語はないのである。そして、その天皇の先祖の留守には、神々あ集まって合議で自分の役割を果たすことで危機を脱するという歴史を持っているのである。

<参考記事>

日本に選択的夫婦別姓勧告 国連の女性差別撤廃委が4回目

10/29(火) 共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/b87a56454021411e7cf31e2d5cf1dd20ece3f352

<以上参考記事>

 国連というところの女性差別撤廃委員会が、日本の皇室に対して「男女平等」を押し付けてきた。皇室典範が男系男子に皇位継承を限る皇室典範の規定にも言及。女性差別撤廃条約の理念と「相いれない」と指摘し、皇室典範の改正を勧告したのである。

国連というのは、日本では国連というような何らかの連合体もしくは組合法人や、場合によっては世界政府のような感覚を持っているようである。しかし、そもそも「国連(国際連合)」などというような訳文は、日本人がつけたものであり、本来は「連合国」である。これは第二次世界大勢の「枢軸国」に対抗して勝利を収めた「連合国」の永久機関化でしかない。日本では、戦後、まだ落ち着きがなくシベリア抑留などから戻ってきていない人が多い中で、「連合国に参加する」などということはかなり刺激的であったということになるので、あえて、第二次世界大戦まで存在した「国際連盟」に近い名前で「国際連合」という訳文を入れたのである。しかし、本当に国際連合であるならば「International Agency」のような訳文になるはずである。国連の略式表記は「IA」とかになるはずであろう。しかし、国連は「UN」つまり「United Nations」の略「UN」を使っている。ようするに「連合国」なのである。

単純に軍事同盟の連合国という存在がある場合、当然に「世界政府」などというようなモノではないしまた、国家において最も優先すべき内容は「国家の主権」であるので、その内容に関して、他の国から鑑賞される必要ないということになるのであろう。

その意味では、今回の勧告に関しては「国連の内政干渉であり越権行為である」といことになるのである。

同時に、この「男女平等」という考え方であるが、そもそも「宗教的な長」には勧告されていない。つまりローマ法王どころか枢機卿にも女性が一人もいないのである。もちろんイスラム教にも当然に女性がいない。これは宗教的な内容は伝統と格式を重んじまたその内容に関しては、過去の歴史的または伝統的な謂れがあるということになる。それらを無視することは「共産主義的唯物史観」出しかない。このようなことから、国連が「左傾化している」というようなことを言われ、各国の歴史や文化などを全く大事にしない状況が生まれてきているということになるのではないか。

さて、この内容に関する対応であるが「国連による内政干渉に関して口頭で講義をするだけではなく、国連の分担金の削除、及び女性委員会からの脱退」をしっかりと明示すべきであろう。それができない内閣ならば「不敬罪」を問われることになる。多くいり日本の保守派から反対派が多く出てくることになることは間違いがない、現在の石破内閣はそれでなくても支持率が低いにかかわらず、このような状況で保守派を一気に離反させてしまっては、全く何もできなくなってしまうことになるのではないか。政治的に考えるのであれば、特に日本の国内の政治を考えて安定的な支持を考えるのであれば「国体護持」をしっかりと行うことが重要なのではないだろうか。

宇田川源流

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