「宇田川源流」【土曜日のエロ】 若者の恋愛率の低下が暗示する未来
「宇田川源流」【土曜日のエロ】 若者の恋愛率の低下が暗示する未来
毎週土曜日は「土曜日のエロ」の日である。毎週毎週、本当のエロのネタは尽きない。しかし、片方で「少子化が問題である」と言いながら、片方で「エロはよくない」という価値観を持っていること自体が何か矛盾しているのではないか。物事は、一つのことを表裏で表現しているだけの話であり、本来その表裏一体のものをしっかりと見なければならないのである。
さて、まさに今週のネタはそのようなものではないか。
その前に今週話題を見てみよう。
まず今週は先週の日曜日であるからずいぶん時間がたったように思えるが、その選挙の結果を受けての離合集散が行われていた。基本的には、石破政権が「少数与党」となってどの様に考えるの課ということになる。石破政権は、国民民主党に焦点を合わせて話をしているということになるが、連立ンい参加しない「パーシャル連合」ということになれば、間違いなく、「不安定な少数与党」ということに変わりはなくなることになるのである。そのような状況で、何ができるのか。なんでも国民民主党にお伺いを立てなければ法案も予算も通らないということになってしまうのであるから、それが与党としてどうなのかということになる。
この件に関しては、オンラインサロンの休日コラムと11月の内容で見てゆくことにしようと思っている。
もう一つは「北朝鮮」である。そもそもブログで北朝鮮がなかなか見えなかったということになっていたのであるが、ここにきてまた勢いを盛り返してきたということになる。不謹慎な言い方であるが、北朝鮮が目立つときというのは、その裏をたくさん読まなければならないので、なかなか興味深い。何しろ、「中朝関係」「露朝関係」「米朝関係」というような狭間の中にありながら、片方で国内の不満を外に向ける排外主義を行わなければならないということになるし、また、一方でそのために、不満の権力者の排除粛清を行わなければならないということになる
そのことから北朝鮮は二つのことを行った。一つは、ロシアへの派兵、そしてもう一つはICBMの実験である。この後たぶん11月中に核実験も行うのではないかといわれている。
さて、このような中、日本では「少子化」問題が大きくなっている。その一つの原因が、土曜日のエロ的に言えば「エロの不足」である。
<参考記事>
「男子高校生のキス経験率22%、性交経験率12%」自慰経験率だけが上昇する"性離れ"が暗示する日本の行く末
2024年10月25日 10時15分PRESIDENT Online
https://news.nifty.com/article/magazine/12179-3502958/
<以上参考記事>
かなり強引にエロの不足ということにしてしまったが、先日、若者が聞いているラジオを聴きながら資料をまとめていたら「若者の恋愛離れは本当か」ということをやっていた。まさにその内容が、なかなか面白いし、また我々初老のおじさんやおばさんにはよくわからない感覚であったということが言える。
ラジオでは「恋愛はしたいが、嫌われるのは嫌」というような感覚があり、また、「ネットばかりなので潔癖症になってしまい、肌に触れることができない」などのことがあるということが言われていて、なかなか興味深い。またそのパーソナリティも、「恋愛相手であっても、自分の家に上がらせたくはない。超えてはいけない一戦がある。自分の家に勝手に上がって掃除軟化されるのは嫌」というようなことを言っていた。
ある意味で、今の若者というのは、「自分のスタイルを変えないで、相手を自分のスタイルに巻き込むことが恋愛」であると勘違いしている。恋愛相手の両者がそのままそのようなことを言っていれば、当然に双方の主張は平行線になってしまう。それでは恋愛は成立しない。これは子育てに関しても同じで、「自分以外の客体」がいる時に、「自分の行動を制限していあてに合わせる」ということが必要なのであるが、残念ながら、今の子供たちはそのようなことが全くできていないということになる。それは、若いころから一人っ子で、なおかつ両親が共働きであり、相手は機械(通信端末やコンピューター)、テレビ、動画、ばかリで自分が命令すればよいものであり、なおかつ気に食わなければスイッチをOFFにすればよいというような環境で育ってしまったことから、相手のことを許容し、相手を許すということができない問うことになってしまっているのではないか。
そのように考えれば、「若者の育った環境が、そのまま恋愛下手」ということになっているといえる。もちろん「恋愛下手」ではなく「対外的なコミュニケーション障害である」と言って過言ではない。そのような状況がそのまま、「恋愛」という状況になってもそのまま同じになってしまうということになるのである。
この参照記事によれば、日本性教育協会が2023年に行った調査(速報)によると、キスをしたことのある男子は22.8%、女子は27.5%。35年以上前、1987年の水準に戻ったそうだ。性交経験率は男子12.0%、女子14.8%で、20年近く減少傾向が続く。一方で自慰経験率は増加しているという。要するに自分の思い通りになるとか、自分の妄想のようになるということになれば、そのようになってしまうということであり、上記の私の仮説がそのまま有力な説の一つになるということにある。もちろん、この記事では「昭和の時代に戻った」というように考えているが、残念ながら性的な考え方に関して、環境が全く異なるということになってしまう。そのような状態で、「何も知らないうぶな子供のまま大人になってしまい、大人になってから何をしてよいかわからない」というような状況になっているのではないか。
毎回このブログで主張しているように、「青少年保護」が、裏目に出てしまっているということになる。青少年保護を言っている人々は、どの様な青少年を考えていて、どのような日本の未来を尾身家がいているのであろうか。そしてそのような子供たちが大人になって、世界での競争に勝てるのであろうか。日本は本当にい個残れるのであろうか。
この記事を読んで本当に憂鬱になるものである。
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