「宇田川源流」【現代陰謀説】 ネス湖でまたネッシー発見か?

「宇田川源流」【現代陰謀説】 ネス湖でまたネッシー発見か?

 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。先週と今週は、陰謀というよりは、一見「サブカルチャー」と言われる内容に見えるのかもしれないが、しかし、よく読んだり、その内容を見てみると「陰謀説」に繋がるように考えられるということがなかなか面白い所になっている。

 さて、今回の陰謀の内容は古いのではないかという気がする。むかし、危険なところとか、秘密の場所などはどの村にもあった。そのような場所には子供などは近付かないようにしなければならなかった。そのように、他人に近づいてほしくない場所には、「幽霊が出る」とか「祟りがある」というような話になっている。基本的には「何か大事なものがある」ということを隠しているということを意味している。その内容を「隠している」ということが陰謀なのだ。

 さて、ではそのような噂を広めるためにはどのような技術があろう。「何かを隠している」というだけでは、すぐにばれてしまうし、また単なる嘘で終わってしまう。要するに「なにか隠している」ということをばれないように、しっかりとしたなんらかの方策が無ければ、話にならない。そこでいくつかの技術が必要になる。一つ目は「そもそも不思議なものを信じさせる」という能力が必要だ。これは、昔であればかなり楽である。何しろ科学が発展していないので、そのような「不思議」や「神」を信じる人が少なくなかったのである。そのことから不思議はかなり信じられていたと思われる。しかし、同時にその不思議が広まることから、「肝試し」なども行われるようになるということになる。それを防止するために「本当に祟りで死ぬ」という人を尽くし、祟りや幽霊を信じさせなければならない。そのうえで、その内容を「広く広報する」ということが重要なのではないか。

 そのような「広く広報する」事が最も重要な状況がある。これら「嘘を広めて相手の行動を制限する」というのじゃ、現在のスパイと変わらない。

<参考記事>

ネス湖で「謎の物体」を発見!クルージング中、ソナーが捉えた姿に「寒気がした」 ボート船長が語る

2024年10月10日 21時50分 よろず~ニュース

https://news.livedoor.com/article/detail/27347640/

<以上参考記事>

 今回は、ネッシーである。さすがに選挙中なので、政治の話などはこの選挙期間中なのであまり深くできないし、その選挙に関して陰謀があるなどということを言ってもあまり意味がない。まあ、れいわ新選組の山本太郎愛票が初日に入院したのが何かの陰謀であるというような話があるとかないとか、報道されているが、まあ「狙われるほどの大物」なのかどうかということをまずは検証すべきでしょう

さて、そのような陰謀よりも注目すべきは「ネッシー」である。

ネス湖に住む「恐竜」なのか「怪獣」なのか、その辺はよくわからないが、しかし、ネス湖に行けば、一大観光施設張りに、観光センターにはネッシーの写真が所狭しと貼られている。

ちなみに、日本では過去ンい石原慎太郎などが探索隊を組織したり、またはテレビ局が何回も言ってみたりしているが、そもそも、かなりの強国が水没した水深300メートルから500メートル級の淡水湖で、なおかつ水の中はあまりきれいではなく水草などもかなりある状態で、その中での20メートルくらい潜って(20メートルといってもかなりのモノなのであるが、あくまでも水深に比べてということで)もしかたがない。ましてや、横穴などがあってそこに生息している場合は、なかなか見えないということになるのではないか。

そのネッシーが存在する証拠があり、ソナーで謎の生物を捕えたという記事が発表された。まあ、私が小さいころに話題になったネッシーと同じ個体なのか、何代か世代交代しているのかもしれない。ネッシーの寿命というものがよくわからないので、その辺のことも見えないところである。

しかし「ソナーで不明物体がある」ということは、何かがいるということは間違いがないので、その「何か」が何であるか、つまり「ネッシーではないということが証明されるまで」はわからないということになる。

ネッシーに関しては「いない」とか「写真がフェイクであった」などという話もあるが、実際には、それらの内容に関してどう考えるかということになる。

ある意味で「いるかいないか」ということではなく「いてほしいか?いてほしくないか」という事であろう。ある意味で陰謀も、幽霊もUFOもほとんどがそうであるが「人間がその存在を科学的にあるかどうかではなく、いるかもしれないと信じる心」がなかなか面白いのではないか。

 そして、もしも陰謀やこれらのモノを考えるときは、片方で「科学的にいるかいないか」ということを検証するのと同時に、「それをいると信じる人の心を解釈する」ということが必要なのである。その心の解析こそが、様々な謎を解くカギになるのではないかと私自身は考えている。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000