「宇田川源流」【現代陰謀説】 「若者の登用」「女性の権利」と言いながら老人が抑えつける立憲民主党の本音
「宇田川源流」【現代陰謀説】 「若者の登用」「女性の権利」と言いながら老人が抑えつける立憲民主党の本音
毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。普段は、「現在稼働している陰謀」を示すニュースなどの報道をここに挙げ、そのうえで、その内容を分析し、そしてニュースなどからその内容を解析する方法を皆さんにお話ししている。そのうえ、できれば、その内容に関して「カウンターを仕掛けることができる」ように考えるということをしている。そのような「ニュースを受ける側の力をつける」為の連載をしているのである。
さて、今回は「陰謀」というよりは「共産主義」「全体主義」「左翼」と日本でいわれる人々のうまい特徴が出てきているので、その内容をここで示したいと思う。
<参考記事>
代表→役職なし 立民・泉健太氏が悲哀「眠れない」環境激変「明日からメトロ」 ネット提言「国民民主に」
2024年9月24日 20時50分 よろず~ニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/27246678/
<以上参考記事>
23日に、野党第一党である立憲民主党の代表選挙が行われた。このブログでは扱っていないがオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」(https://lounge.dmm.com/detail/2838/)の中で、今月一か月をかけて、毎週月曜日と木曜日に立憲民主党の代表選挙と、自民党の総裁選挙の内容をしっかりと書いている。その内容に関しては、先日講演した場所に来ていた皆さん、特に欧米からの出席者の皆さんに好評いただいていた。他の政治評論家がマスコミなどを通して言っていることとは全く異なる視点での内容であったので、そのような見方ができるのかと異様な話になっていた。
今回はその中で、オンラインサロンに書いていない内容に似たようなことが描かれている記事があったので、それを「参考記事」として出してみた。
さて、このような私も、昔はオピニオン誌等に記事を掲載いただいていたジャーナリストであったのだが、最近は、そのようなこともしなくなってしまった。一つにはあまり取材をしたくないというような感じになったのと、もう一つは、編集者が世代交代してしまい、あまり良い編集者がいなくなってしまったということになる。
昔、皆さんもよく知るオピニオン誌の編集長と「共産主義」について語ったことがある。確か中国か北朝鮮の話題をした時である。その時に「共産主義を一口で言えば」ということを皆で言い合った。あえて、「左翼的」と「右翼的」と二つの見方を披露するというようにしたのである。
その時に編集長が出したのは「左翼的に言えば、共産主義とは平等の実現となるが、右翼的に言えば、共産主義とは貧困層からの合法的搾取」という表現をした。もちろん、この二つの見方は両立する。要するに「貧困層から搾取して、皆が貧困の状態で平等になれば、両立する」ということになるのである。
では、「貧困層(要するに一般の国民ということになるのであるが)から、安定して搾取するためには」ということがになる。そもそも「貧困である」ということは余裕がないのであるから、無理に搾取すれば餓死者が出たり、中で暴動が起きる。しかし、搾取を強くすれば、「暴動を起こす力も残らなくなる」ということで、国民の間には絶望感が出てくることになる。そのためには「理想を高く掲げる」ということを行い、同時に、「搾取をする側が特権階級になる」ということと、同時に、多くの者を力で抑えつけるという事が必要になる。つまり、平等を掲げながら、好戦的でなおかつ狂暴で、欲望に任せた行動を行うということになる。逆に言えば、「人間同士の弱肉強食世界」になる。
それをより強固に言うのが、「唯物史観」であり、「目に見えないものに価値を感じない」つまり、「心」「心情」「思いやり」「歴史」「伝統」「宗教」「信仰」などはすべて無価値であるということになる。そのエピソードは枚挙にいとまがないが、「信用」とか「弱者保護」などという理念は、一切価値を持たないのである。そのように考えれば、制度的にも「弱肉強食社会」になるということを意味しているのである。
さて、この内容は日本においても同じである。「平和を訴える闘争」など、左翼主義者のデモ行進を見ると、そのプラカードなどには、本当に面白い状態になっているのである。なぜ「戦わないことの平和」が「闘争」なのか、そして抵抗して暴力行為を行うのか全く分からない。ガンジーのような無抵抗主義ならばまだわからないではないが、交通妨害など相手に迷惑をかけて要求を通そうとする、進入禁止のところに侵入するなど、法治国家にありながら法律を破る行為を行っているのは、平和的でもないし、あまりにも見苦しい。そしてそのことから、都知事選の蓮舫候補の惨敗につながる、つまり、少なくとも東京都民の間ではそのようなやり方は全く受け入れられないということが明らかになるのである。
さて、そのようなことを言いたいのではなく、「弱肉強食」である。
立憲民主党の代表選挙は、敬称略で野田佳彦・枝野幸男・泉健太・吉田晴美が立候補し、その中で元首相の野田佳彦と、元官房長官の枝野幸男の決選投票となった。政治経験も豊富で、ベテランの登板を望んだということは明らかであるが、しかし、これが「共産主義特有の弱肉強食」になっていることにお気づきだろうか。つまり、「現在の代表で若い泉健太」や「女性で一回生議員の吉田晴美」に対して、立憲民主党というのは、それを保年、守り育てるという意識は全くない。そのうえ、その二人は、野田佳彦新代表の執行部にも入れない状態である。
要するに「育てる」「勉強させる」のではなく「若者から権力や地位を、弱肉強食的に搾取した」ということになる。もちろん、野田佳彦一人が悪いわけでもなければ、枝野幸男が悪いわけではない。立憲民主党全体が「若者を育てるというマインドに著しく欠如して、ベテランが自分の権力を維持することで弱者から搾取する」ということを行っているのに過ぎないのである。
このような政党が政権を取った場合、「当然に搾取の政治」が始まることになる。この人々は自民党政治に対して「大企業優先」というが、「企業に金があれば、給与が得られる分、将来性がある」のであり、「国家が制度的に民間から搾取する」ということになれば「弱肉強食が進み、国力が疲弊する」」ということになってしまうのである。
「共産主義」「全体主義」というものが「国家が制度的に国民から搾取する大陰謀」であるという事、その本質を全く報道しないマスコミもその内容に毒されているということであり、その搾取された泉前代表の言葉が、参考記事にしている。
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