「宇田川源流」【現代陰謀説】 様々な国の行政機関にスパイを潜ませる中国共産党に起きていること

「宇田川源流」【現代陰謀説】 様々な国の行政機関にスパイを潜ませる中国共産党に起きていること


毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。「現代に潜む陰謀」というものがある。まあ、日本で言われているような陰謀論はあまり扱う気がない。陰謀を行うというのは基本的には、「目的」「コスト」「陰謀でなければならない理由」が必ず存在するのであり、その内容は、基本的には「自分たちの何らかの利益」と「敵対勢力の何らかの損失」を伴うものになる。院b法を企てているということになれば、それが露見した場合に、基本的には、かなり両国(団体の場合もあるが)の関係は悪化することになり、そのような場合も含めてしっかりと準備しなければならない。

実際に、「コスト」は「人材育成コスト」だけではなく、スパイが入っていれば、そのうちに敵国に潜入している環境の方がよくなってしまう場合もあり、そのための連絡や監視システムが必要になるのである。そのような場合のコストや露見しないための内容など、様々なコストが必要になる。そのコストを欠けてまで陰謀で行わなければならない。そのような事情をしっかりと見なければならないのである。

さて、日本で話されてる陰謀論は、まるで仮面ライダーに出てくる死神博士たガッチャマンに出てくるベルクカッツェのように、「理由もなく人や地球を滅ぼそうとしている」というような事であり、そのようなことを同じ人間がしても意味がない。まさに、「悪の要塞の中の主」のような漢字になってしまっているが、何故という「理由」がないということになるのである。まさにそのことが、最もおかしな状況になるのである。

その様に考えれば、そのような陰謀を行うのは、「陰謀を語っている人々のもうその中」出しかありえない話であり、同時に仮面ライダーやガッチャマンなどを楽しむ子供のころから全く成長をしていないということに他ならないのである。

まあ、そのような「陰謀論」は別にして、逆に言えば、「絶対悪」の陰謀以外の陰謀は存在する。その陰謀に関してしっかりと見てみなければならない。

今回は、そのような陰謀の中で、今回は中国共産党が自分の

<参考記事>

米NY州知事の元側近を訴追、「中国の代理人」として活動か

2024.09.04 CNN

https://www.cnn.co.jp/usa/35223510.html

<参考記事2>

“中国のスパイ”疑惑のフィリピン前市長を逮捕 有罪なら最長懲役1200年以上の可能性

2024年9月7日 9時47分 テレ朝news

(「グッド!モーニング」2024年9月7日放送分より)

https://news.livedoor.com/article/detail/27139268/

<以上参考記事1・2>

 さて、今回は参考記事を二つ出した。世界で中国のスパイがつかまっている。その内容は記事を読んでいただければわかるとおりだが、一応書いておくと。アメリカのニューヨーク州では、ホークル知事やクオモ前知事の側近と居sて働いていたリンダ・サンが中国の代理人として活動したとして逮捕。直接の容疑はが愛国内裏登録法・ビザ詐欺、外国人の密入国・マネーロンダリングなどが上げられている。この他にフィリピンでは北部バンバン市の前市長、アリス・グオが、中国系の犯罪組織との関係があるとして、その犯罪の共謀罪とスパイ防止法に違反しているとしている。

この問題から見なければならないのは、「二つの事実」があるということだ。

一つは、中国政府または政府機関が、アメリカやフィリピンの行政機関にスパイを派遣しているということである。そしてフィリピンではその人が市長になっているという事実であり、それが地方行政を以後かしているということになる。逆に言えば、「行政の権力を使って、中国のために動いていた」ということになり、アメリカやフィリピンの国民のために行政が動いていないということを示す。当然に、行政が動くということは、「フィリピンやアメリカの国民の税金で行政活動している」ということであり、税金というか経済的な面でも中国派これらの国から「搾取している」ということを意味している。

これらの国は、当然にスパイに関してそれを防止する法律があってのことであるが、残念ながら日本にはそのような法律は存在しないので、日本の場合は行政のトップどころか、国会議員の中にも中国の代理人として動いているのではないかと疑われる人が入り込んでいる場合が少なくない。過去の話であるが、アメリカ政府から、ある国会議員を指して「あの人は、中国のスパイではないかとアメリカ政府は考えている。だからあの人のいる場では、本音で話すことはできない」と、もろに言われたことがあるのだが、まさに、地方公共団体などに限らない状態になっている危険がある。

さて、この一つ目の私的に関しては、私が指摘しなくても指摘してくれる人が多くいるのでこれくらいにしておこう。

私が言わなければならないのは、もう一つの観点である。

つまり、「何故今このタイミングでスパイの拘束が多くあるのか」ということであろう。もちろん偶然に重なったということも考えられる。しかし、そのようなものではなく、二つの可能性が考えられるということを指摘したい。

一つ目は、先ほどらい、スパイ活動には、つまり情報工作にはコストがかかるということを言っているが、中国の不景気でコストがかけられなくなったという事であろう。アメリカに潜入しているスパイに関して言えば、マネーロンダリングなども行っているということであり、そのことは、スパイそのものが金を稼いでいたということを意味しているので、中国の諜報を行っている部署はそこで収入源を断たれた可能性もあるのだが、しかし、その分コストもかからなくなっていると言ことを意味している。つまり、「金が足りないくなったので、スパイを切り捨てるしかなかった」ということも十分に考えられるということになる。とうぜんに、そのスパイの影響というものが明らかになっても、問題がないレベルにまでなっているということであり、また、そのことでフィリピンやアメリカとの対中感情が悪くなっても問題はないと判断して「切り捨てられた」という可能性がある。要するに「中国の不景気の影響でスパイがつかまった」ということであり、それは「スパイが金がなくあって行動が荒くなった」のか「金がなくなったので、中国政府に切り捨てられた」のかは不明である。この場合、当然に「工作は続いている」ということが考えられるので、当然に、「他の手段によって、別なスパイが入っている」ということである「別なスパイは逮捕されたスパイよりも優秀である」ということも考えておかなければならない。

もう一つの可能性は「すでにスパイの必要がなくなった」という事であろう。つまり「目的が達成された」ということである。これは、例えばアメリカの大統領選挙の工作であるとか、フィリピンの犯罪組織が行っている犯罪などで、何らかの「行動」があり、その行動の目的が達成されたので「用済み」になったということが言えるのかもしれない。その様に見れば、すでに達成されたものが何かということをしっかりと把握し、そのうえで、その内容を「カウンター」してゆかなければならないということである。同時に、中国政府は「用済みになったあ切り捨てる」ということを学ぶべきである。そのようなことをしっかりと見たうえで、現在中国に協力している人々を疑心暗鬼を生じさせなければならないのではないか。そのようにして「心理戦」は勝ってゆかなければならない。

フィリピンではこの事件で「対中感情が悪化」しているであろうし、また、アメリカでは大統領選挙での争点の一つがこのスパイ事件になる、つまり対中政策が大統領選挙の争点になる。ハリス候補などは、中国人コミュニティからの支援を得ているという事から、このことがどのような影響を得るのかはかなり難しいところだろう。

このスパイ事件から、このように様々な情勢を読み解いてゆかなければならず、その内容を見ること、そして日本の進むべき方向を考えるべきではないか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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