「宇田川源流」【土曜日のエロ】 元AKBが風営法違反となるサービスを展開している?

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 元AKBが風営法違反となるサービスを展開している?


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。「エロ」と言いながらも、まじめに「男性と女性の内面」を見ている場合もあるし、また、人間が動物であるという事、つまり本能的な部分を書いているときもある。また、人間が排泄する「個体」「液体」「気体」の事である場合もあるし、社会的なジェンダーやセクシャルハラスメントに関する疑問という場合もある。

「エロ」と書いて銘打っていると、読む側がそれだけで「エロいこと」を勝手に想像してしまっている。例えば「水着撮影会」といえば、一般的にはセクシャルなモノであり必要以上に、特に女性的なことを強調する撮影会であるというように想定されてしあう。しかし、例えば、「水着撮影会」の前に「新作」と書いた場合、突然「水着メーカーが今年の新作を披露する場」であり、エロい想像が消えてゆく。これが競泳選手となれば、性別も女性ではないのではないかというような形になってくる。

このように「エロ」というのは、少しの情報しかないときに、自分の頭の中で勝手に妄想し、その勝手な妄想の中で自分のエロさの限界まで妄想を膨らませ、勝手に相手が「自分の妄想と同じくらいセクシャルである」と決めつけて批判している場合が少なくない。この場合、「水着撮影会」を主催した人よりも「水着撮影会を勝手にセクシャルな場所であると判断し、決めつけたエロい妄想を膨らませたほうの人」が、はるかに「エロい」のではないだろうか。

批判している側が、必ずしも正義の見方ではないということは、このように見てみれば、だいたいよくわかってくる。

今回取り上げるのは、その逆のパターンである。「アイドルグループ」「元AKB」というと、勝手に「まじめな、テレビなどに出ている清純派アイドルグループ」であると考えてしまう。しかし、それが逆になる場合があるということになる。

まあ、今回のテーマとしては「人間の思い付きや決めつけ程いい加減なものはない」という事であろうか。

「客に胸の谷間を…」元AKBグループのアイドルが風営法違反で逮捕!経営するコンカフェで過激接客

 事情を知るアイドル関係者は、驚きの事件について打ち明ける。

「5月中旬、元AKBグループのメンバーでグラビアアイドルの手束真知子さんが警察に捕まってしまったんです」

   元AKBメンバーが風営法違反で逮捕されていた

 手束は'09年3月から11月までに『SKE48』、'10年から'12年まで『SDN48』に所属。現在は“現役グラドル経営者”として活動しているようだが――。

「彼女は'15年から『発掘!グラドル文化祭』という、コンカフェのオーナー兼プロデューサーをしているんですが、このお店が摘発されてしまったんですよ」(前出・アイドル関係者、以下同)

 コンカフェとはコンセプトカフェの略称。コスプレした女性が接待するなど、特定のテーマを取り入れた店の総称だ。

「『グラドル文化祭』は“現役グラドルの接客”がコンセプトです。店内は会議室のような空間に長机とパイプ椅子を設置しただけの簡素な内装でしたが、キャストの女の子が水着で接客し、一緒に飲み物や食事をしたりお話できるというのが売りでした。しかしこの店、今まで風営法の許可を取らずに営業していたようなんです」

 風営法の正式名称は“風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律”。接待行為を提供するお店であれば公安委員会へ届出を出さなくてはいけないルールだ。

「お店では、キャストとお話したり、有償でチェキを撮るのはもちろん、水着のキャストがダンスショーをしたり、パンケーキを注文するとキャストがお客さんに胸の谷間を近づける、といったギリギリのサービスを提供していました。お客さんを呼ぶために際どい格好で路上で呼びかけもしていましたよ。そんな業務形態にも関わらず、よくこれまで届け出を出さなかったなと思います」

 過去にはやはり、警察から注意を受けていたようだ。

   逮捕されたことを伏せたまま、営業再開

「届け出無しで営業していたことは警察も把握していたようで、今年2月にも警察から注意されたり、私服警官も出入りしてチェックしていたとか。目をつけられていたにも関わらず、手束さんは経営スタイルを改善しなかったため、5月11日、お客さんがいる営業中、10人近い警察官が店内に入り、手束さんは連行されたようです」

 手束は17日に自身のSNS上で、

《現在、グラドル文化祭は休業中です。私の体調が戻り次第6月中旬を目標に再開できるよう頑張ります!!》

と、投稿しているが……。

「体調不良ではなく、この期間、勾留中でお店を開けなかっただけ。釈放後の6月14日からお店は再開しました。摘発後の現在は風営法に触れないように、キャストとトークできなくなったり、ダンスパフォーマンスを止めたりと風営法を意識しているようです。しかし、お店が摘発されたことや、自身が逮捕されたことを伏せたまま、お店を再開するのはいかがなものかと……」

 釈放された手束は、店内で有料の説明会を開き、ファンに向けて今回の事情を話しているという。

「本人は周囲に、“20日近く拘束されて有罪に。罰金3桁万円を支払う前科がついてしまった。と語ったようです。ほかにも“お店の近くに学校があるから許可が取れなかった。届け出は行政書士にお願いしていた”と言い訳したり、“前科がついたから、アメリカに行けなくなった”とか“いつかこの経験を語って、取材謝礼をもらいたい”とも語っていたそうですから、あまり重く受け止めていないのかもしれません。実際、反省の色の少ない経営者に呆れて、複数の従業員はお店を離れたそうです」

 事実を確認するため、手束の店に電話とメールで問い合わせたが、応じることはなかった。

 男性を魅了する前に、社会のルールを見直すべきといったところか。

2024年6月18日 19時0分 週刊女性PRIME

https://news.livedoor.com/article/detail/26624909/

 そもそも女性のアイドルというのは、昔、戦後すぐなどは「銀幕のスター」と言って現在のようにインターネットなどもなかったので、現実には存在しないような人ではないかというようなことを想像してしまう。自分の身近にそんな人がいるなどということ自体が想像できないまったく「別世界の憧れの存在」であった。

そのような「憧れの偶像」というのは、1980年代アイドルまで続くことになる。あの時代は、私もちょうど青春時代であったが、アイドルが人間であり、あの人々にも人間で恋もすれば、食事もするし、トイレにもいくということがわかっていても、そのような現実的な「身近にあること」が、やはり別で会であり偶像であるというような感覚であった。まあ、なんとなく違うとわかっていてもファンの側がそう信じたかったということもあるし、また、アイドル側もそのファンの感覚をなるべく壊さないようにしてくれていた。インターネットなど私生活を暴くものもなかったので、少なくともマスコミに取り上げられる時に生活感をなくすというようなことで、頑張ってくれていたのではないかという気がする。

もちろん、今となってはそのようなことは全く関係なくなってしまったのであるが「アイドルが恋をする」という事、または「アイドルも自分たちと同じ人間である」というような認識になったのは、多分秋元康氏が「おニャン子クラブ」を作ってしまったことではないか。はっきり言ってしまうが、「それまでの『高根の花』や『アイドル』といわれた人々よりも少しかわいさや美しさは劣るが、教室の中や小集団の中の『クラスのマドンナ』を集め、集合体として人気を得る」グループであった。これが制度化されたのが「AKB48」であり「会いに行けるアイドル」というようにしてしまった。こうなってしまってから、本当に美しい人は逆にテレビ画面などから姿を消してしまい、うまく受け答えをしたり、多少かわいくて笑いが取れるような女性が人気になってきた。

要するに「いるだけで周辺が緊張する」のではなく「なんとなく接待される」「客回しができる」というような内容ではないか。

つまり、「客足来がうまい」のであるから「夜の世界」にも出ていけるということになるのではないか。今回の事件はまさに「テレビで見ているアイドルが、酒席の相手をしてくれる」ということで、まあ、会いに行けるアイドルなのであるから、まさに「会う場所が酒場」ということなのであろう。しかし、当然にそのようになれば「風俗営業」なので、事件になってしまうという事だろう。

単純に言えば、「アイドルの形態が変化したことから、当然にこのようなことになる」という事であろう。まあ、結局「アイドル」の「センターではないあまり売れていない場所」よりも、本人は「自分は主役とされる夜の蝶」の方があっているのかもしれないが、同なのであろうか。

いずれにせよ、男性は「金を払う側」である。まあ、「夜の接待」も「テレビの中のアイドル」も「銀幕の高根の花」も「自分の身の丈に合った相手」ではないのだから、ほどほどにすべきであろう。

宇田川源流

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