「宇田川源流」【現代陰謀説】 イランとイスラエルの関係ばかり気になっているがその前にこんな事件があったのは御存知か?

「宇田川源流」【現代陰謀説】 イランとイスラエルの関係ばかり気になっているがその前にこんな事件があったのは御存知か?


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。世の中に跋扈している、何だかわからない陰謀論とは異なり、しっかりとした根拠と調査に基づく「現在進行形の陰謀」を今あるニュースや、だれでも見ることのできるニュースや既知の事実を使って、多くの人と共通認識にしてゆくということを見てゆきたいと思う。

 さて、日本の「陰謀論」には、「陰謀といわれているが目的がなんだかわからない」というものが少なくない。例えば「イルミナティ」とか「ワンワールドオーダー」といわれるようなものがある。私はあまり詳しくないのだが、要するに「選民思想」であり、そのことによる「他の民族の淘汰」ということを言っている。当然に選民思想の場合は「何らかの形で選ばれた民族」というものがあり、その民族が世界を支配するというような思想であろう。しかし、そもそも「働く人」がいなければ支配を居sても自分たちで物事を行わなければならない。「支配する」とは「他が従順に自分のために働く」問いことを意味しており、そのことはほかの民族を淘汰するという考え方とは一線を画すものである。要するに、その様な「普通」のことが、なぜか陰謀論の話にはなくなってしまっている。

 それは「陰謀論」が、起きたことを後から解説しているだけの後講釈でしかなく、事前にわかっているような話は何もない。もっといえば「本来陰謀論を語るには、当然にその陰謀を止めるためのカウンターや、陰謀を逆利用するための方策」が語られなければならないわけであるが、すでに物事が終わってしまっている「後講釈」では何もできないということになる。そして、そこまで知っているのに先のことは何も見えていないということも、今の陰謀論の特徴になっている。その様に考えれば、「何故陰謀論がサブカルチャーのカテゴリーに入ってしまうのか」というようになってしまい、陰謀論者に政府系の情報部門が話を聞きに来るようなこともなくなってしまっているということになるのである。

 では、陰謀どういうのはどういう土壌でできるのでしょうか。今回は、その様な「世界の動き」を見てゆくことにしたい。

イラン革命防衛隊が輸送?の銃5千丁、米が押収しウクライナ軍に譲渡

 米中央軍は9日、イランの革命防衛隊が輸送に使っていた無船籍の船から押収した5千丁以上の自動小銃AK47などの武器や弾薬を、ウクライナ軍に譲渡したと発表した。これらは元々、イランからイエメンの反政府武装組織フーシに供給される予定だったとし、譲渡は「ロシアの侵攻からウクライナを守ることに役立つ」としている。

 中央軍によると、ほかに譲渡したのは機関銃や狙撃銃、50万発以上の弾薬。2021年5月から23年2月にかけ、計4隻の船籍のない船から押収したものだとしている。

 中央軍はこれらの武器弾薬について、イエメン内戦をめぐる武器禁輸措置などを定めた国連安全保障理事会の決議に違反する形で、革命防衛隊からフーシに移送されていたものだと主張。今後も「同盟国やパートナーと協力し、イランの武器支援の流れに対抗していく」としている。

 中央軍は昨年10月にも、船籍のない船から押収した弾薬約110万発をウクライナ軍に引き渡している。同軍はこの弾薬についても、革命防衛隊がフーシに供給するために運んでいたとしている。(テヘラン=佐藤達弥)

4/10(水) 朝日新聞デジタル

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a849b4637cead2b123fc068aea442c4c3f16228

 現在の世界の関心事の一つの中に、「第5次中東戦争、そこから第三次世界大戦に発展するのではないか」ということが言われている。この心配は、イスラエルがハマスとの戦争の中において、国外に逃亡したハマスの幹部を攻撃し、その攻撃対象がレバノンのイラン大使館になったということがあった。イランは当然のごとく「治外法権」を主張し、その大使館を攻撃したことに対して報復攻撃を行った。弾道ミサイルとドローンで報復呼応劇を行ったことになり、またイスラエルが報復を行うかどうかが焦点となっている。

当然に、このことでイスラエルとイランが全面戦争になれば、その内容は第5次中東戦争に発展することは十分に考えられる内容であり、そしてそこに中国やロシア、アメリカやイギリスが参戦すれば、当然に「第三次世界大戦」への発展がありうるということになるのである。

では、その戦争の内容はもともとが「イスラエル」が悪いのかということになる。

もちろん何の予告もなく大使館を攻撃する事は、宣戦布告をしないで国家を攻撃したのと同じことであり、そのことは、戦争に発展することになってもおかしくはない。しかし、それは同様のこととして、ハマスが2023年10月7日にイスラエルを宣戦布告もなく攻撃をしたということも同じであり、そのことに対しての宣戦布告とガザ地区への侵攻は、人道的な問題が出るまでは世界各国がイスラエル批判をあまり行わなかったということが理解されている。

同様のことが今回は被害国がイランということになっているのである。しかし、イスラエルからすれば「ハマスの攻撃を支持し支援したのはイランの革命防衛隊であり、その革命防衛隊が陰で行動をしなければ、そもそもの戦争は存在しない」というようなことがあり、そのイランが大使館でハマスの幹部を匿ったのであるからそのまま攻撃したということになる。

イランは、そのような子をを陰でしているのかというのは、今回の記事であろう。

現在ロシアのウクライナ攻撃は、イラン製の攻撃用ドローン「ヘシャド」を中心に行われている。弾薬は北朝鮮からボン支援で行っているわけであり、実際にロシアは銃や装甲車も不足している。それらを支援しているのが北朝鮮・中国・イランである。

そのイランが、特に陰から支援推しており、その内容がロシアに行くということになる。つまりイランがイスラエルと全面戦争になれば、ロシアへの武器支援がなくなる。しかし、それを回避するためには、ロシアは自分も戦争に参加して第三次世界大戦にするということが最も早いということになる。つまり「武器の密輸の継続してほしいのでロシアが第三次世界大戦に発展させる」というようなことになるのではなかろうか。

  その動きを察知したアメリカはイスラエルのイランン攻撃には寛容しないことを表明しているが、さて最終的にはどうなっているのであろうか。表面的な政治や戦争よりも、裏で何が行われているかが大きな内容になってくる。

宇田川源流

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