「宇田川源流」【日本万歳!】 世界が称賛するJAL機乗客全員の脱出
「宇田川源流」【日本万歳!】 世界が称賛するJAL機乗客全員の脱出
毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けする。日本のすばらしさや、日本が世界から称賛されえる内容をご紹介し、その内容を細かく分析し、その中においてその素晴らしさが何に由来しているのかということを皆さんにお話をするということをしている。そのことによって、本件の内容において、日本人の国民性や日本人の生活習慣で世界が称賛する内容をしっかりとご紹介しようということになる。
このようなすばらしさは、基本的に「一人の特別なヒーロー」が称賛される場合がある。最も有名な例はアメリカ大リーグの大谷翔平選手や、サッカーの久保建英選手、将棋の藤井聡太八冠などがその様な特別なヒーローに当たる。実際に、この人々は添付の才能があり、また普通の日本人にはまねしようとしてもとてもその領域に達することも、近づくこともできないというような内容であろう。しかし、その称賛される中には、日本人としての誇りやプライドそしてその生活習慣や考え方が含まれていることになる。大谷翔平選手が、グラウンドのごみを拾ったり、あるいはファンサービスをしたり、旧同社のようにストイックな生活をするというのは、やはり日本的な内容なのではないかということになる。
一方「無名の日本人が、たまたま取り上げられた」というパターンがある。新聞やテレビで名前を見ても、基本的には有名人ではないし、また生活などにも普通の人である。何か特別な人ではなかったのである。しかし、その内容に関して、「普通」であるという事、つまり大多数の日本人が同様の行動を行いまた、同じ状況においてその行動ををとる可能性が高い。しかし、その内容に関して言えば、日本人ならばその人ではなくても同じような行動をとることになり、マスコミで報道されているのは、たまたまその人が選ばれているだけで同じであるということにある。それは「日本人の性質や習慣全体が称賛されている」ということであり、そのことから、その内容を素晴らしく行うということになるのである。
今回は「無名の日本人」のパターンである。もちろん、「無名」などというのは、比ゆ的な表現で、当然に一人一人に名前があるし、また、その特別なヒーローではないという意味でしかないことは言うまでもない。
乗客全員の脱出「奇跡」 航空機衝突で米英メディア
【ワシントン、ロンドン共同】米英主要メディアは2日、羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上した事故を巡り、日航機の乗客367人全員が脱出したことを「奇跡」などと驚きを持って伝え、乗員らの対応を称賛した。
米ニューヨーク・タイムズ紙は航空専門家の話として、緊迫した状況下で「乗員が乗客全員を脱出させたのはまさに奇跡だ」と指摘。乗客と乗員の協力が成功した証しだとした。
米CNNテレビは衝突時や、煙に包まれる日航機内の様子を繰り返し放送。女性キャスターは乗客に犠牲者がいなかったことについて「驚くべきことだ」と伝えた。専門家は乗客が荷物を持たずに脱出シューターから機外に出ていたことなどを挙げ、「お手本のような対応」だったと語った。
英BBC放送でも、キャスターや有識者が乗客の全員脱出は「奇跡的」と表現。避難誘導した乗員を「極めて効率的だった」「素晴らしい仕事をした」と褒めたたえた。
2024年1月3日 9時11分 共同通信
https://news.livedoor.com/topics/detail/25638051/
今年の1月1日に、能登半島地震が発生し、多くの犠牲者が出ただけではなく多くの人が元旦から避難所生活を余儀なくされた。そのことから、日本の自衛隊や海上保安庁、警察などの組織は能登半島の被災地域に支援物資を届けそして救出、復旧、復興を支援するために、やはり元旦から動くことになったのである。実際に、簡単に1月1日からということを言うが、多くの関係省庁や官僚たちは仕事納めをしてしまっており、官庁に出勤していない状態であり、また自衛隊や警察、今回の問題になった海上保安庁であっても、最小限の人数以外は、基本的には田舎に帰り休日を家族と過ごすということのなる。その様な意味で、近隣の人材や緊急招集に応じられる人だけが招集されて、支援に向かうということになる。
その内容の中に、1月2日羽田空港で海上保安庁の航空機が能登半島の地震の支援に向かい、一方で、正月の増便などによって機数が多くンあった日本航空機と衝突し、事故が初声したのである。この中で海上保安庁機は6名乗機のうち5名が全身挫滅によって犠牲になったが、JAL機は376名の乗客乗員すべてが無事に非難した。JAL機は、衝突によって炎上し、16分後には完全に炎上していたが、その中で、乗客も乗員もすべてが冷静に動き、なおかつ乗員の指示に従い、無事に非難をした。
映像などを見ると、機内に白煙が蔓延し、かなりパニックを起こしてもおかしくはないともうが、しかし、その様にパニックを起こした場合は、航空機のエンジンが完全に停止してからでなければ、外に出ても吸い込まれて死んでしまう可能性があり、また、一方であまり遅すぎれば火事に巻き込まれてしまうということになる。つまり、しっかりしたタイミングで行わなければ、かえって犠牲者を出すことになる。その意味では、様々な確認事項で「奇跡」の脱出劇があったということになる。
そのうえJALの客室乗務員は、半数が新人であったということを言われている。つまり、しっかりとした訓練を行っているということと、日本人がしっかりとその客室乗務員の指示に従い、荷物などにこだわらずにしっかりとした対応を行ったということになる。まさに日本人のきっき管理ということで、一つの指示に皆が従い、そして最も素晴らしい結果を出したということになる。
もう一度当時のビデオ(テレビで流れたもの)を見れば、当然に、大声を出すような人もいなければ、勝手に行動をする人や荷物を取り出すような人もいなかった。そのことから、様々な意味で、パニックを起こした人がいなかったということがよくわかる。このパニックを起こさないということは、緊急時においても冷静に動くことができるということであり、日本人のすばらしさの一つであると考えられる。
他の国ではパニックが起きてしまいまた、そのパニックに巻き込まれて冷静さを失った乗務員が出てきてしまうようなことになる、しかし日本人の国民性が、そのようなことを許さずに、そのことから事故の被害を最小限にしたのである。不幸中の幸いというよりは不幸の中でも、最も良い奇跡を起こす力が日本人にはあるのだ。
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