「宇田川源流」【土曜日のエロ】 ホストに騙されたと訴える中国人女性

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 ホストに騙されたと訴える中国人女性


 令和6年も、毎週土曜日は「土曜日のエロ」である。このエロの連載は、実に楽しく毎回書かせてもらっている。まあ、人間の本質が出てきているので、なかなか面白いのである。人間の欲望というのものは、なかなか面白いもので、その欲望を何とか出したいのであるし、抑えきれないのであるが、一方で、欲望を出して評価が下がったり社会的に非難されることをとても嫌うということになる。その為に、隠れて欲望を出してみたり、あるいは、何かにごまかしてみたり、そのやり方に知性が出てくるのであるが、ある意味で「社会的な理性」との調和を図ろうとするのである。しかし、それがなかなかうまくゆかないことによって様々な問題が発生するということになる。中には開き直るものがいたり、ある言いは「王手・飛車取り」のように何か変わりの物をとってゆこうとしてみたり、そのような感じになっているのが興味深い。ある意味で「人間」が最も見えるところではないか。

昨年来問題になっている「清和政策研究会パーティー券収入政治資金規正法違反事件」の内容に関しても同じで、金がかかるということがみなよくわかっている。そして金が必要なのもわかっているので、金をほしいということは皆同じだ。しかし、それが事件化した時には、急に多くの人の態度が変わる。中には開き直って秘密を暴露したり、ある事ないこと話してみたりする。「目立つ」というような欲求を出す人間から、「自分だけ助かりたい」というようなことを言う人間まで、様々に出てくるというころが面白い。ある意味でその人間の本質が見えてくるのではないか。

同時に、そのようになっていて、火の粉がかかっているのに、全く知らんふりをしている岸田首相や、全く同じことをしながら「われ関せず」」というような志帥会の人々など、その態度はなかなか興味深い。客観視できる人がどれくらいいるのか、そして、何がこれから出てくるのかという事であろう。このことをブログで書くには、ある意味で「立件」されたときであり、捜査中に様々なことを語っても意味がないと思うのであるが、しかし、私の知る限り「大阪万博」まで絡むかなり大きなスケールの話である。

さて、欲望といえば今回のエロはなかなか面白い話だ。

日本でホストに「だまされた」と訴える中国人女性―香港メディア

 2023年12月21日、香港メディア・香港01は、在日中国人女性がホストクラブで多額のお金を「だまし取られた」とネット上で訴えていることを報じた。

 記事は、ある在日中国人女性がこのほど中国のSNS「小紅書」に「ホストクラブでの鎮痛な血と涙の教訓」と題した文章とショート動画を掲載したと紹介。女性がホストクラブに通い詰めていたこと、2人のホストから「すごく会いたい」「君は会いたくないの?」「もう長いこと会ってないよね」など、もうお金がないのに「お金を借りてでも遊びに来てよ」としつこく言われたことを明かしたと伝えた。

 また、この女性が「仕事もしていないし友達もいない。誰も助けてくれず、借金が増えていく。借金を返した途端にまたホストが借金をさせる。毎日家の中で1人で泣いている」と語り、ホストとの関係を断ち切ることができずにホスト通いを続け、最終的に借金が9万円まで膨らんだことを明らかにしたと紹介。ホストは借金をした女性に対し「かわいいから、風俗で働けば返せるよ」などと勧めたというが、女性は風俗には行かずホテルの清掃員として働き始め、給料を借金返済に当てているという。

 この件について中国のネットユーザーからは「9万円で済んだのなら不幸中の幸い」「誤った道に入り込まないうちに抜け出せておめでとう」といったコメントの一方で、「作り話だろう」「そもそもお金もないのにどうしてホストクラブに行き始めたのか」という懐疑的な声も寄せられた。これに対し女性は、100%事実に基づいた話だとした上で「マッチングアプリで知り合った。最初はホストだとは明かさず、実際に会ってみたら店に連れて行かれた。最初は3000円くらいで安かったが、2回目からは1‐2万円ぐらいだった」と語っている。(翻訳・編集/川尻)

2023年12月23日 18時00分RecordChina

https://news.nifty.com/article/world/china/12181-2710079/

 さて、私が1996年から中国の大連に行った時の話。確か4年間2000年12月までつきっきりであったので、マイカルの日本との間を行ったり来たりであったが、その時代に、知り合った女性たちがいる。その女性たちに一様に感じるのは「日本人のような貞操感は存在しない」ということである。当時は経済状態も全く変わっていなかったのであるが、買った女性が部屋に入ってきて、その日は何か機嫌が悪かったのか、その女性に説教を始めた。「こんなことをして親が悲しまないのか」というと、「親からもらった体を傷つけるわけでもなく、その体を使って金を稼いで、親に仕送りをしているのに、何故悲しむのか。逆に喜ばれている」というのである。現在のセクシャルハラスメントやジェンダーハラスメントに凝り固まったフェミニストの人々が聞いたら、卒倒してそのまま死んでしまいそうな一言である。その女性だけ特有化と思って、それから5日間連続で違う女性を買って、全くやりも市内で、その話を聞いたが、全く同じであった。

このほかにも当時の女性が、貞操観念が全くないというようなエピソードはたくさんある。逆にあるのは「金銭欲」である。

さて上記の話。「ホスト」に通うというのは「自分の自尊心」の問題であって、或る意味で「ちやほやされたい」ということに違いない。しかし、その内容に関して、「金を使いたくない」というような感覚である。そもそも中国人の多くは、表面上は別にしてもどこかに「史的唯物論」的な考え方があり「即物的な感覚の利益」を欲しがる。精神的な満足とか自尊心の欲求の満足とともに「金銭欲」を満足させる方法を考えると異様なことになっているのである。

さて、今回の女性もそのままであろう。

「金がない」のに「ホストに通う」ということ自体がそもそもおかしい。これは逆に言えば「ホストクラブに安値で行けた」と言い訳しているようであるが、そんなはずがないことはどこでも同じであろう。風俗関係なのに値段が安価などということは全く関係がない。そのうえで「借金をした」ということになる。

そもそも昨今のホストの被害額で、このような9万円などというような金額で終わるはずがない。つまりこれも何か別な金額であろう。そのうえで、「助けてください」という。何か問題があるならば法律的な相談窓口などに行けばよいので会って、そのようなことは全くしていないで、SNSに記載していること自体がおかしな話であろう。単純に何から何までおかしい。

これは、単純に「日本でホストクラブの問題が出てきていて、その内容を利用して自分も被害者として金を儲けよう」というものではないかという疑いが出て来る。記事の中にも「作り話」という批評もあるということが書いているが、その内容がなかなか面白いのではないか。中国人の中にも日本のことを知っている人が少なくないという事であろう。。

さて「エロを使った詐欺」というのは少なくないが、「詐欺をされたというような詐欺」が出てくることは少なくない。そのうえ、「自尊心の満足」ということで「かわいいから風俗で働けば」などということも書いているということになるのである。まあ、なかなかよくできている話ではないか。

まあ、このようなことは、中国人にかぎらず、たくさんあるのであろう。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

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