「宇田川源流」【土曜日のエロ】 実は意外と閉鎖空間の教職員の場の「セクハラ」

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 実は意外と閉鎖空間の教職員の場の「セクハラ」

 今週も「土曜日のエロ」の日になった。それにしても、本当に性的な事件というのは様々な内容になってくる。しかし、本当にエロの事件は多い。これだけエロの事件が多いのに、何故日本は「少子化」なのであろうかという疑問を持つ人は少なくないのではないか。しかし、実際に、「少子化」ということと「エロ」は、その双方に因果関係があるのに、実は反比例するという法則がある。

要するに「平和」が長く続くと、エロの話が出る。平安時代のような長期間の平和の時代に「源氏物語」、江戸時代には「黄表紙本」そしえて昭和から今はAVから今までということになる。その内容が今のようになった。一方、平和ではない時代であると、多産化が進む。基本的には殺された人数を上回るように子供が生まれるようになる。そして、その戦争が終わった時に、その多産が継続することになって、そのまま「団塊の世代」が生まれる。しかし、子育ては責任があることになるが、それは性行為をしたくないという事とは異なる。つま、無責任な子育て放棄は、そのまま「少子化」と「エロ事件の多発」を引き起こすことになる。

さて、この私の建てた仮説に従えば、今週のニュースの中で出てくる「ガザ地区の停戦」は、当然に「多産」が行われることになるということになる。そのように考えれば、今回解放された人質などを、そのまま追跡調査して、子供は別にして大人の女性などは、意外と子供が多くできる傾向にあるのではないか。ある意味で「命の危機」が迫ると、「命を残したくなる」というのが本当の話であるといわれているが、そのことから、性行為が激しくなるということになるようである。

さて、そうではなくても性行為を「年中」したくなるというような人もいるのではないか。そのような人がエロの事件を作り出すことになる。今回もそんな事件の一つである。しかし、そのような事件が普通にあったとしても、普通の内容でしかない。しかし、それがそのようなところとは全く異なる職業であれば、その意外性と権威から、よりマスコミが面白がりそうな話になる。

20代の教育実習生に繰り返し性行為を要求…岐阜31歳女性教師が繰り返した執拗なセクハラ

 セクハラ女性教師は教育実習生を指導する立場を悪用し、酒席で体にベタベタ触れ、何度も性行為を求める発言をしていた。

 岐阜県内の公立中学に勤める31歳の女性教師が、教育実習に来ていた20代の大学生にセクハラ行為を繰り返したとして、県教育委員会から停職4カ月の処分を受けた。県教委は実習生の性別を明らかにしていない。

 今年6月の教育実習期間中、女性教師は有志の教師4人と実習生3人の計8人で、県内の飲食店で懇親会を開催した。女性教師は右隣に座っていた実習生に「手相を見てあげるわ」と言って接触。さらに右腕を実習生の右脚まで伸ばし、太ももに手をついて体を寄せ、もたれかかった。テーブルの上のドリンクを取ろうとした女性教師の二の腕が、実習生の胸に当たることもあった。

 実習生はその席で突然、女性教師から性行為をしようと求められた。店を出てからも自宅の方向が一緒だったため、2人きりになった帰り道でも執拗に誘ってきたが、断り続けた。実習生は指導中も女性教師から、理由もないのに頭をなでられるなどの被害に遭っていた。

 女性教師の言動に怯え、耐えかねた実習生は、実習終了後、同じ実習生仲間に「大学に相談しようと思っている」と打ち明けた。その話を実習生仲間から伝え聞いた女性教師は、自ら校長に報告して一連のセクハラ行為が発覚した。

 女性教師は県教委の聞き取り調査に「教育実習生に好意があり、仲良くなりたかった。不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と、話しているという。

 県教委教育管理課の担当者がこう言う。

「懇親会での2人の様子を目にしていた教員はいましたが、『2人は仲がいいんだなぁ』という印象で、注意しなければとは思わなかったそうです。女性教員も実習生が嫌がっているとは思っていなかった。指導教員と実習生という関係で、そういった立場にあるものから性的発言をされ、実習生は恐怖感を覚えたそうです。性的行為を求めた発言内容については、それを明かすことで再び恐怖感を呼び起こす可能性があるので、詳細な内容については回答を控えさせていただきます。実習生の性別を公表しない理由については、被害者保護の観点からと、被害者から『性別は明かさないで欲しい』という強い要望があったからです」

 自身が目指した憧れの教師から、まさか体の関係を迫られるとは、実習生にとっては地獄のような日々だったに違いない。

2023年11月26日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

https://news.livedoor.com/article/detail/25418986/

 さて、教育実習というのはなかなか面白いものである。筆者である私も、大学時代に教職免許をとったので、教育実習をしている。ちなみに私の場合は母校に言ったので、男性ばかりが相手であったし、あの時代は私の母校には男性の教員しかいなかったので、男性ばかりであった。しかし、ここに男女の関係が出てくれば、それはなかなか閉鎖的な状況になってくる。

 何しろ教育実習という非常に短期間(私の時は14日間であった)の間で、実習をするということになり、その内容で単位をもらわなければならないということになる。私のように特に教員になることを望んでいないということになれば、別であるが、しかし教員を本当に夢としている場合は、何をしても、そこで単位をもらわなければならない。ちなみに、私の時は「大学が選んだ公立高校」か「母校」ということになっていたが、この公立高校であれば、それなりに男女がいるということになる。

 さて、当然い「単位が欲しい」ということになれば、どうやって担当教諭に従うということになるのであろうが、その場合に何もなければ「体の関係を迫られる」というようなことがあってもおかしくはないということになるのではないだろうか。なおかつ担当教諭以外は、現在教職員の数が少ないことから、教育実習生などには構っていられないということが現状である。そのように考えた場合、現在のような状況においては教育実習生と担当教員の関係は、完全な密室の主従関係になるということになる。

 その関係のまま体の関係を迫るということは、まあパワハラでもありセクハラでもあるというようなことになるのではないであろうか。

 さて、セクハラというのは外形上はよくわからない。本人が望んでいるのか、そのようなプレイなのか、本当に言いやがっているのか、何かの圧力で従わされているのか、全くわからないということになるのではないか。そのように考えた場合、今回も<『2人は仲がいいんだなぁ』という印象で、注意しなければとは思わなかった><上記より抜粋>というのは多分本当の事であろう。

 本来は、このような事件に関しては、外形上に何らかの形でわかるようにしておくなど、何か「主観以外の内容」が必要なのではないかという気がする。しかし、あくまでも主観に基づいた感情でしかないので、このような形でしかわからない。このハラスメント法制は、何か変えてゆかなければならないのではないか。

宇田川源流

「毎日同じニュースばかり…」「正しい情報はどうやって探すのか」「情報の分析方法を知りたい」と思ったことはありませんか? 本ブログでは法科卒で元国会新聞社副編集長、作家・ジャーナリストの宇田川敬介が国内外の要人、政治家から著名人まで、ありとあらゆる人脈からの世界情勢、すなわち「確実な情報」から分析し、「情報の正しい読み方」を解説します。 正しい判断をするために、正しい情報を見極めたい方は必読です!

0コメント

  • 1000 / 1000