「宇田川源流」【日本万歳!】 「懐の深さがすごい」天皇陛下

「宇田川源流」【日本万歳!】 「懐の深さがすごい」天皇陛下

 月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。日本のすばらしさや日本の称賛されるべき内容を報じている記事などを紹介し、その内容を分析する企画をしています。そのうえで、その内容を見て、日本のすばらしさがどこから来ているのかを見て、そのうえで、その日本のすばらしさは日本人すべてが共有しているということを考えることをしている。毎週月曜日に行っているのは、そのようにして日本人が素晴らしい、または日本人のし好や生活習慣が日本のすばらしさを作っていて、その日本人のすばらしさを我々日本人がすべて共有しているということを考えてゆきたいという趣旨である。

 さて、今回は日本人が崇敬している天皇陛下についてである。

 さて、今回細田博之氏が衆議院議長を辞任した。体調不良であったということになっている。もちろん年齢的にもかなり高齢でありなおかつ、以前より病気で病んでいたということを主張していました。そのことから、今回新たに額賀福志郎氏に議長が変わったのであるがその就任式において問題が発生したのである。

 さて、そもそも大臣や議長、または全権大使などの日本を代表する役職に関しては、天皇陛下の認証が必要になる。正確に言えば、国会や内閣などで指名された人が、天皇陛下によって任命されることによって正式に代表になる。このように考えれば、天皇陛下が任命しなければ、正式な議長や大臣、大使などにはなれないということになる。よくいわれるのは「天皇陛下には拒否権があるのか」ということが言われる。「象徴天皇だからそのような大権はない」というような意見もあるが「任命権があれば当然に拒否権もある」という説もある。もちろん、憲法に拒否の規定はない。規定がないことが、あるのかないのかということにつながる。その意味でも、日本国憲法の不備というようになっているのではないか。

 その天皇陛下の前で「失敗」した人はどのようになるのか。

「懐の深さが凄い」天皇陛下 衆院議長の“前代未聞ミス”を笑顔で寛容ご対応にネット感激

 10月20日午後に天皇陛下をお迎えして開かれた臨時国会の開会式で、“前代未聞”の一幕が波紋を呼んだ。

 同日は体調不良を理由に衆院議長を辞任した細田博之氏(79)に代わって、新たに衆院議長に就任した額賀福志郎氏(79)が臨んだ。しかし、段取りをミスしてしまうハプニングが……。

 陛下が見守るなか、国会開会にあたっての式辞を演壇で読み上げた額賀議長。本来ならば式辞が書かれた文書を持って演壇から退出すべきところを、陛下に文書を手渡してしまったのだ。

 その際、注目を集めたのは陛下の寛容なご対応だった。額賀議長が階段を上がって陛下の席へ赴くと、陛下はゆっくりと立ち上がられた。深々とお辞儀する額賀議長に頭を下げられ、やや戸惑いつつも落ち着いた様子で式辞を受け取られていた。

 「本来ならば式辞を読み上げた後、その場で振り返って陛下にお辞儀するのが正しい所作です。予期せぬ額賀議長の行動に陛下は2度ほど側近の方をご覧になられていましたが、動じることなく対応されていました。それだけでなく式辞を受け取られる際には、優しい笑顔で額賀議長を見守られていたのです」(皇室担当記者)

 この一部始終が報じられると、ネット上では陛下を絶賛する声が続々。

《陛下の笑顔がお人柄を物語っている・・・・》

《陛下の懐の深さが凄いな。 受け取らない選択肢もあったろう、それでも受け取った。議長は大いに反省して下さい。言い訳なら誰でも出来る》

《すごいなっと思ったのは、若干の困惑があったものの落ち着いた態度で笑顔で受けた天皇陛下》

《天皇陛下の対応が素晴らしい。その一言》

 額賀議長はその後の就任記者会見で、自らの“失態”を「初めての経験で緊張した」と釈明。リハーサルは行っていたものの、所作を誤ってしまったという。「しっかりと反省をした上で、今後、議事進行など様々な行事についてしっかりと対応できるように努力をしてまいりたい」と、反省の弁を述べていた。

 23日に行われた衆院議院運営委員会の理事会では、山口俊一委員長(73)によって額賀議長が20日中に宮内庁へ謝罪していたことも明らかに。西村泰彦宮内庁長官は、「天皇陛下は気にされていない」と話していたという。

 陛下の懐の深さに、額賀議長も救われたことだろう。

2023年10月23日 14時18分 女性自身

https://news.livedoor.com/article/detail/25218844/

 額賀福志郎氏は、天皇陛下の前で失敗した。上記の記述をそのまま入れればこのようになる。

 陛下が見守るなか、国会開会にあたっての式辞を演壇で読み上げた額賀議長。本来ならば式辞が書かれた文書を持って演壇から退出すべきところを、陛下に文書を手渡してしまったのだ。<上記より抜粋>

 この認証式に関しては、額賀福志郎氏はすでに大臣などを歴任しているということになるので、この認証式は初めてではない。初めてということであれば、その段取りを間違ったりあるいは聞いていなかったなどのことは十分にありうるのであろう。しかし、すでに何回も行っているにもかかわらず、今回に限って段取りを間違えたのである。これは由々しき事態である。

 当然に戦前の日本であれば、そして、天皇陛下が神であれば、これほど不敬なことはないということになる。当然にその一事で「天皇陛下が拒否権を発動する」という前例になる場合に該当する可能性があるということになるのであろう。少なくとも、日本の保守的な人々から、額賀福志郎衆議院議長は天皇陛下の前出不敬を働いたので適任ではないというような感覚が出てくるのではないか。

 「本来ならば式辞を読み上げた後、その場で振り返って陛下にお辞儀するのが正しい所作です。予期せぬ額賀議長の行動に陛下は2度ほど側近の方をご覧になられていましたが、動じることなく対応されていました。それだけでなく式辞を受け取られる際には、優しい笑顔で額賀議長を見守られていたのです」(皇室担当記者)<上記より抜粋>

 まさにこのような陛下の「許す心」は、人を救い、そしてその人を生かすことができるようになるのである。

 このような陛下がいることに、まずは日本人は幸せを感じることができるのではないか。

宇田川源流

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