「宇田川源流」 安倍元首相の時代には東京五輪も大阪万博も誘致したがそれを否定する雰囲気では札幌冬季五輪を誘致できない理由
「宇田川源流」 安倍元首相の時代には東京五輪も大阪万博も誘致したがそれを否定する雰囲気では札幌冬季五輪を誘致できない理由
普段ならば、毎週水曜日は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について書いているのであるが、今週はドラマがお休みで、トークスペシャルであったので、ドラマについて書くことができないのである。その、トークについて書いてみても構わないのであるが、まあ、ドラマの解説やその内容について語っている内容を再度ここで語ってもあまり意味がないので、今回は、大河ドラマについて書くことを辞めて、普通のブログにしてみようと思う。
しかし、ちょっとだけ大河ドラマについて書いてみると、まあ、今回「メイキング」が披露されたが、大泉洋さんの演じる源頼朝役の代役を小栗旬さんがやっていたということになるのである。さすがに我々も全くわかっていなかったので、なかなか面白かった。また三谷幸喜氏の話す今後の「鎌倉殿の13人」について、特に、その最終回についてなかなか面白い話をしていた。ある意味で「人間が人間として持つ感覚」を「後世の人がそれをどのように感じるか」ということとその二つが大きな内容になるのではないか。そのことを三谷幸喜氏が語ったのであるが、その内容は、なかなか強烈なものであった。人間としてどのように行動をするのかということが、このドラマで書かれているというのである。そしてその帰結として迎えられる最終回が興味深い。
さて、そのような話なので、今回は大河ドラマについては書かないで、普通の内容にする。
さて、これだけ書いてしまったので、紙面が少なくなった。そのことから、今回は簡単に書ける内容を書くことにしよう。
今回、札幌オリンピックを誘致しようとしている。しかし、その誘致はうまくゆきそうにない。なぜならば、札幌オリンピック誘致に関してはかなりの問題が出てくるということになる。そしてその問題を、日本のマスコミ自体が大きくしているのだ。
バッハ氏 札幌五輪に見切り?
ついに見切りをつけられたか。
IOC(国際オリンピック委員会)が、2030年の冬季五輪候補地選定を来年に先送りするという。札幌市が招致の準備を進めている候補地をめぐっては、IOCのバッハ会長が年内にも一本化する予定だった。しかし、インド五輪委員会の内紛が原因で開催地を決定するIOC総会を当初の来年5~6月から同9~10月に延期。候補地の絞り込みもずれ込むことになった。
スケジュール変更のきっかけは総会の延期とはいえ、日本は明らかに避けられている。バッハ会長は今月16日に開催される東京五輪1周年記念イベントに向けた来日を中止。9月には札幌市とJOC(日本オリンピック委員会)がスイスのIOC本部を訪問してバッハ会長と会談する予定だったが、IOC側から「日程の調整がつかなかった」として却下された。
距離を置かれるきっかけになったのは、東京五輪のスポンサーをめぐる汚職事件。各スポンサー企業のトップが次々と逮捕、起訴され、事件は拡大する一方だ。それと共に国内の五輪招致熱は低下。IOCは国内の支持率を重視することで知られ、札幌や日本国内で五輪の印象が急落している現状も把握している。
■五輪アナリスト「JOCは考えが甘すぎる」
当初は「最有力」とも言われた札幌はこのまま候補地から消えることになるのか。五輪アナリストの春日良一氏は言う。
「札幌五輪に関しては『厳しい』という前の段階。まず、JOCがもっとしっかりして、山下会長が札幌市長の『五輪が来ればインフラや経済が潤って地域が活性化する』という考えを根本的に変えなければいけません。本来、五輪というのは戦争や紛争を超えた平和の祭典。街おこしではない。バッハ会長と同じレベルで議論を交わせる状態じゃない時点で、難しいといえます。しかも、東京五輪での汚職事件が解決しないどころか、その東京と同じ構造で札幌で五輪をやろうとしている。変えようという意思や反省の色を見せないJOCは考えが甘すぎる。『何もなければ札幌に決まり』という日本の考えはノンキとしかいえませんね」
この窮地に乗じて、候補地のソルトレークシティが再び招致に熱を上げ始めている。
札幌、万事休すだ。
2022年10月06日 07時02分 日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12136-1911574/
北海道の財界はみんなで札幌オリンピックを誘致しようとしている。1972年の再来を考えているようである。実際に、東京2020(2021年開催)においても、実際にはそれほどの大きな赤字になっていない。またコロナウイルスでなければ、それなりの経済効果が見つけることになる。
しかし、今回の東京オリンピックについては、まずは、東京オリンピックで竹田JOC会長がフランスで起訴されている。そのうえで、東京においても電通の内容から、不正が横行しているとマスコミは様々な報道をお行ている。そして、安倍元首相の国葬である。政府の行うことを全て反対するエキセントリックな人々がいるということになるのである。そもそも東京オリンピックの場合も反対運動が出て、非常に大きな問題になったのであるから、そのことを国際社会は見ている、北海道新聞は、そのことを「反対する側」で報道していたのである。つまり、誘致活動をしているはずの北海道新聞が政府の行うことに反対し、そして、その反対運動がそのまま作用しているのである。
要するに「狭い日本国内の政局を報じていたつもりが、それを読んだ多くの外国の人々、特にIOCが札幌オリンピックに興味を失った」tぽいことになるのである。このことを単に汚職事件などにしか言えていないというような話ではない。要するに日本の報道が札幌オリンピックのチャンスを失わせたということになるのである。
まあ、そのことが自分たちでも全く見えていないということになるのであろうか、また、その辺が見えていないということはまた日本の価値を下げるような報道しかしないということになるのであろう。
まさに、日本の価値を上げ、日本を一致団結させる力を必要とする時に、そのことができない勢力がいる。これが最大の日本の問題である。言論には責任が伴う。まさに、その責任を取らされた形であろう。まあ、そのことがわかる人ならば、このような誘致はこれからもできるであろう。何しろ、日本の価値を高めた、安倍元首相の時代には、東京オリンピックも、そして大阪万博も誘致できているのだ。それを否定しているマスコミは、いったい何を知っているのであろうか。
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