「宇田川源流」 自らがヒトラー的な体質であるからすぐに「ヒトラー」を例に出してしまう立憲民主党最高顧問

「宇田川源流」 自らがヒトラー的な体質であるからすぐに「ヒトラー」を例に出してしまう立憲民主党最高顧問


 何かを批判するときに、歴史上または何かほかのものに例えて非難するということは往々にしてある。昨日のブログの内容では天皇陛下御製の和歌を扱ったが、まさに和歌の文化というのは、日本語の中の比喩表現の文化といって過言ではない。しかし、その比喩表現というのは、その比喩によって例える対象の人やモノのことをよく知っていなければならないということになる。

 しかし、その比喩表現を悪い方向に使う、つまり他者の評価を下げる方向に比喩表現を使う場合、その人は、そのことをあまり良くわかっていないで、なおかつその内容をあまり研究することもなく、「世間的に悪いイメージがある」として使われることが非常に多い。

 ではなぜ、その比喩表現を使う人は、特に悪い内容の比喩を使う場合、あまり良くわかっていないのに比喩として使ってしまうのであろうか。

 一つには比喩に使う相手が「悪いイメージである」ということをよく知っているということ、そしてもう一つには「その人がそれなりに社会的影響力がある」ということが要件となる。ようするに、どんなに極悪人であっても、その人が知られていなければ比喩表現として使えないということになる。そのうえで、その内容を共通認識として「悪い実績のみのイメージで使用する」ということになる。つまり、「その人をあまり知らないで比喩に使っている」ということになる。

 もちろん「よい方」に比喩で使う場合には、そのような形にはならないことが多い。悪い比喩表現に使われる場合は、「イメージを誇張しあまり良く勉強しないで使う」場合が少なくないのである。

 では、なぜそのようによくわからない、あまり詳しくない人を悪いイメージだけで使ってしまうのであろうか。それは、本人がその悪い人とほぼ同じ性質を持つので、あまり研究しないでも理解できるということであろう。

 もちろんこの内容は類推であり、推測である。しかし、人間の心理的に安易に人の名前を出してそれを比喩表現として悪い方に使うというのは、そのような心理状態が強く推測できるのである。

菅直人元首相、ヒトラー発言で維新から謝罪要求も「謝罪要求に応ずるつもりはない」

 立憲民主党の菅直人元首相が26日、自身のツイッターを更新。「ヒトラー」発言で日本維新の会から謝罪を求められていることに、「応ずるつもりはない」との考えを明かした。

 菅元首相は21日に「橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし『維新』という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」とツイッターに投稿。

 これを受け日本維新の会代表の松井一郎大阪市長が22日のツイッターで「元総理であり現在も立憲の最高顧問の菅さん、貴方何を言ってるか?解ってるんですか!民間人と我々をヒットラー呼ばわりとは、誹謗中傷を超えて侮辱ですよね。立憲は敵と思えばなんでもありという事ですか?正式に抗議致します」と抗議。

 日本維新の会から謝罪を要求されていた菅元首相は「私の21日のツイッターに関し、維新から立憲の泉代表に抗議文が届けられた。ツイッターは党の指示ではなく私の一存で発した、私の感想を述べたもの。維新からは私には直接何も言ってきていない。私のツイッターに抗議するなら私にするべき。いずれにしても的外れな謝罪要求に応ずるつもりはない」と謝罪する意思がないことを明かした。

2022年1月26日 20時9分 スポーツ報知

https://news.livedoor.com/article/detail/21574348/

維新が"ヒトラー発言"に抗議

 日本維新の会の藤田文武幹事長は26日、立憲民主党の菅直人元首相が維新について「ヒトラーを思い起こす」とツイッターに投稿したことを受け、立民の党本部を訪れて泉健太代表宛ての抗議文を提出した。「事実に基づかない妄言で、誹謗(ひぼう)中傷を超えた侮辱と断じざるを得ない」として、月内に投稿の撤回と謝罪をするよう求めている。

 藤田氏はこの後、記者団に「(菅氏は)首相経験者であり(党)最高顧問。立民として何らかの意思表示をされた方がいい」と語った。 【時事通信社】

2022年01月26日 10時59分 時事通信

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-1439665/

 今回菅直人元首相で現在立憲民主党の最高顧問が、日本維新の会に関してツイッターでナチスドイツの総統であった「ヒトラー」に例えて表現している。

 菅元首相は21日に「橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし『維新』という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」とツイッターに投稿。<上記より抜粋>

 さて、基本的にヒトラーのイメージとして、「国民を扇動して戦争に追いコン亜独裁者」というイメージになる。もちろん、当時はワイマール憲法下で第一次世界大戦の戦後賠償などでドイツはかなりの経済悪化があり、その中で貧困化させたことによる「国家社会主義」が蔓延し、その中でヒトラーはアウトバーンの建設などによって経済を復活させ、そのうえで国家社会主義を完成させた。同時に、ワイマール憲法という憲法の範囲内で法律を作り、その中で行っている。大統領と首相を兼任することのできる授権法などもすべて、ドイツの国民の証人と国会の承認を経て行っているのである。

 さて、ヒトラーに関してこのような内容まですべて網羅して菅直人は表現したのであろうか。もちろん、ユダヤ人に対するジェノサイドなど様々な悪いことも行っていたが、そのようにドイツの国民を収攬することもしているのである。

 さて、菅直人氏は少なくとも同様に日本国の首相になっており、民主党な改革においてそれなりの政治経験もある。同時に、彼は鳩山内閣の副総理をやっていた時、NHKの番組に出て「日本には三権分立は存在しない」と言い放っている状態である。要するに憲法を否定している人物であるということを考えれば、ヒトラーよりもひどい独裁的な政治を行うことを企画しており、東日本大震災でうまく終わったものの、日本はかなり危険な状態にあったのではないかと言われている。

 さて、日本維新の会はこの件に関して菅直人ではなく、立憲民主党に謝罪要求を出した。当然に立憲民主党は、このような人物であるということを知っていて、そのうえで、菅直人を最高顧問に据えた。つまり、「そのような発言をし、なおかつ、そのような人物の影響力を受ける」ということを前提として、顧問にしているのである。立憲民主党はそのことを「拒否」しているが、要するに「菅直人と同じ性質の人ばかりがいる政党である」ということになる。この一連の内容で、立憲民主党の人々がどのような性質を持っているか、そのことが国民に知れることになる。立憲民主党は今のような対応を続けていれば、国民の信頼を失う結果になるのではないか。

宇田川源流

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