「宇田川源流」【日本万歳!】 小型化・自動化・高品質は日本のお家芸と思わせるロボバリスタ
「宇田川源流」【日本万歳!】 小型化・自動化・高品質は日本のお家芸と思わせるロボバリスタ
月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。年末年始に向けて、日本という国をもっと元気にしなければならないと思っている。毎週月曜日にこの連載を行っているのは、日本という国で働く多くの人に、週の初めに、日本のすばらしさや、日本の進んだところ、他国に誇れるところを紹介し、その中で日本の素晴らしいところが自分たちの日常の中にも入り込んでいるということを自覚してもらうことで、我々一人一人の日本人が、すべてその日本人の素晴らしいところを共有しているという自覚から、毎日の仕事に誇りを持っていただきたいと思っていることから、この文章を書いているのである。
日本のすばらしさというのは、何度も書いているが、人輪素晴らしい人がいてその傑出した能力によって成立しているのではなく、日本人という人々すべてが、日本という国で誇りを持ち、そのうえで毎日頑張ってもらいたいと思うことからです。一人一人が誇りを持って頑張り、その部分で力を尽くすことこそ、日本全体として素晴らしい力が出る。誰か一人がすごいのではなく、またヒーローやヒロインを作るのではなく、チームですばらしさを共有することが日本人の特徴ではないかと思うのです。
その意味で、そのようなことを広め、日本のすばらしさを来年も頑張ってゆきたいと考えているのである。もちろん、そのようなニュースをしっかりと名がしてくれればありがたいのであるが、どうも日本のマスコミは「日本が素晴らしい」ということを報道する能力が、著しく欠落しているようで、日本のすばらしさを書いてある記事を見つけることは、かなり難しいということになるのではないか。その中で、様々な内容から日本人のすばらしさについて書かれているものを、しっかりと紹介してゆこうと思うのである。
さて、今回は「日本人の行う機械化」ということである。
東京駅に“ロボバリスタ” 狭いスペース有効活用
JR東日本などは、駅の店頭でロボットがコーヒーをいれる「バリスタ」の実証実験を始めました。狭いスペースの有効活用や人手不足に対応する狙いです。
JR東日本はシンガポールの企業と連携して、8日から東京駅と横浜駅でロボットのバリスタの実験を始めました。
駅の限られた狭いスペースの有効活用を目的としていて、わずか5平方メートルのスペースで40種類のコーヒーを1時間に200杯、入れることが可能です。
また、飲食店が抱える人手不足の問題に対応する狙いもあり、実験結果を踏まえて今後、実用化の検討を進めます。
2021年12月8日 12時0分 テレ朝news
https://news.livedoor.com/article/detail/21319070/
もともと、日本人は技術立国であったといって過言ではない。江戸時代の260年のさこくということは、日本国内において、「日本独自の技術や精神性の育成」ということが行われ、そしてその内容が「醸成されて」新たな境地にまで結びつくことになる。常に新しいものを新しく作り出すのではなく、既存のものを細かく分析し、その中で既存のものをしっかりと掘り起こして、そのうえで、新たな機能を付加させるということが日本の機械化の中心にある。今までの機会を洗練し、そして細分化し、それを再度汎用化することによって、新たな機能や、何かほかのことに仕えるという内容をしっかりと見つけ出すことができるようになるということになるのである。
SONYのトランジスタラジオの話が有名であろう。そもそもラジオという物はもともと存在し、日本などはそのような基本的なものを作り出すということに関しては、あまり強いものではない。そもそも狭い国土の中においては、ラジオなどということをしないでも、電信と瓦版、そのうえで口コミ(井戸端会議)で、十分に情報の屋は差を担保できる状態にあるった。その中でアメリカのトランジスタを使い、SONYはラジオの「小型化」そして「車載器としてのラジオ」を作り出したのである。まさに、「カーステレオ」の走りといえる。初めのうちは小型化することに意味を持たなかったが、日本人があるものを組み合わせて新たな機能(小型化)を実現自他ことによって、新たな市場を生み、そして新たな機能を作り出したのである。
ではなぜ、日本のトランジスタラジオは売れたのか。「小型化」「高性能」そして「スタイリッシュ」ということがあり、そのうえで「車を運転しながら」「家事をしながら」というように「○○をしながらラジオを聴く」、もっと言えば「ラジオそのものを持ち運ぶ」という生活の提案を行ったことになるのである。
さて、そのような意味で言えば現代の日本は、そのような「小型化」で大きな力を発揮する状況ではなくなってきている。というのも、小型化することは、すでに何でもが小型化するということになってしまい、徐々に小型化だけでは新たなものができなくなってきているからである。
そのような時に、日本人が考えたのが「豊かさ」もっと言えば「心の豊かさ」や「ゆとり」を演出するようになった。それが「自動コーヒーバリスタ」ではないか。
駅の限られた狭いスペースの有効活用を目的としていて、わずか5平方メートルのスペースで40種類のコーヒーを1時間に200杯、入れることが可能です<上記より抜粋>
今の世の中で、もっとも重要なのは「コロナウイルス禍」などによって荒んでしまった人間の心ではないか。そして「人と人が触れてはいけない三密回避の状況の中」で、物事を豊かにするということは、まさに「豊かな飲み物」や「食べ物」などによってプロの味を得ることに他ならない。しかし、プロは化なら次人間であり、その状況ですでに不特定多数の人と触れなければプロの味を味合わせることができないということになる。
そのような状況を「ロボットとAI」を使うことによって、危険を回避し、そしてユーザーに豊かな味わいと香りをもたらすことになった。
日本人の機会の場合「小型化」「自動化」というだけではなく「生活の提案」や「新たな空間」などの提案型のロボットが作られることになる。そのことは「メーカー側」の論理ではなく「ユーザー側の論理」を優先した機会が出てくることになり、そこから新たな発展が期待できるということになるのである。
今回のロボバリスタは、そのような「今後の発展」の第一歩になるのであろう。日本人の魂があれば、ロボットもうまく動くのではないか。
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