「宇田川源流」【土曜日のエロ】 ハリウッドが「ハリおっぱい」にというアメリカの悪ふざけで6人逮捕

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 ハリウッドが「ハリおっぱい」にというアメリカの悪ふざけで6人逮捕


 「土曜日のエロ」の日である。もう2月になってしまった。何だか1ヶ月が早く感じるのは、コロナウイルスで何もしていないからなのか、あるいは、私自身が年を取ってそのように感じるからなのか、その辺がなかなかよくわからない感じなのである。

さて、今週は何が起きたのであろうか。

今週の大きなニュースは、日本ではあまり大きく取り上げられていないのであるが、ミャンマーの軍事クーデターであろう。まあ、軍事クーデターに関しては、また別の機会に書こうとは思っているが、まあ、他に書くこともないので少し触れておくことにしよう。

「軍事クーデター」というと、日本の場合、軍隊が絡んでいるので「無条件に軍隊側が悪い」「被害者側が善」というような固定観念がある。

しかし、実際にそうであろうか。「軍人も人間である」というような観点からすれば、「あまりにも権力を使って横暴に人種差別する為政者」に対して「良心を持った軍人の集団がその政治を正す」となった場合にはどうなるであろうか。

以前から何回も書いているが日本人には「水戸黄門現象」というような感覚がある。常に善悪二元論で物事を考え、勧善懲悪的な判断しかできなくなってしまうという「理解力の病」である。そのように考えた場合、アウン・サン・スーチーという政治家は、ロヒンギャの虐殺などを行い、その少数派に全く意見を言わせず、そのうえで政治的なことを決定し、またそれら少数の人々の投票権を奪ったままでの選挙は有効なのであろうか。

実際に、現地からのレポートでは「日本で報道している(NHKの衛星放送などで確認したらしいが)ほど、スーチーさんの人気は高くないし、デモなどもそれほど大きなものではない」という。

まあ、その辺のところはしっかりと今後も書いてゆかなければならないのかもしれない。

さて、「本物とイメージが違う」というのはこの世界もそうなのかもしれない。


ハリウッドサインを「HOLLYBOOB(ハリおっぱい)」に変えようとした6人が逮捕

 アメリカ・ロサンゼルス市の丘陵には、映画産業の中心地ハリウッドのアイコンである巨大なハリウッドサインが掲げられています。この「HOLLYWOOD」の文字を「HOLLYBOOB(ハリおっぱい)」に変えようとしたとして、6人グループが逮捕されました。

Six arrested after changing Hollywood sign to 'Hollyboob' - Los Angeles Times

Six People Arrested for Altering Hollywood Sign to Read ‘Hollyboob’ - NBC Los Angeles


 2021年2月2日、YouTuberとして有名なマイケル・スティーブンス氏がTwitterに「HOLLYBOOB?今まさに起こっていること」という内容と共に、3つの写真を投稿しました。

 以下がその写真。ロサンゼルスのサンタモニカ丘陵の一角にあるハリウッドの象徴ハリウッドサインの、「W」の文字の上に「B」と書かれたシートがかけられています。また最後の「D」は真ん中に線が引かれて「B」と読めるようになっており、「HOLLYWOOD」を「HOLLYBOOB」に変えようと試みていることがわかります。

 クローズアップで見てみると、「B」の下には2人の人物。

 しかし、うまくシートをかけられず、苦戦しているようです。画像右上にはヘリコプターも写っています。

 警察の発表によると、ロサンゼルス市警察は監視カメラが13時15分にハリウッドサインの近くで男性5人・女性2人を捉え、その後すぐにヘリコプターで警察が出動。出動した警察官は男女グループが丘を下ってモルホーランド・ハイウェイに入っていくのを目撃しました。そしてモルホーランド・ハイウェイで警察とパーク・レンジャーによりグループは逮捕されたとのこと。

 ハリウッドサインはグリフィス公園の中に設置されていますが、ハリウッドサイン・トラストという非営利組織が個人的に管理しており、一般の人はアクセスできないようになっています。このため6人は不法侵入で逮捕されましたが、ハリウッドサインに損傷はなく破壊行為がなかったため、軽犯罪としてすぐに釈放されたとのこと。ハリウッドサイン・トラストのマーク・パナティエ会長は「このようなロサンゼルス市にとって重要なアイコンが適切に扱われなかったのは残念です」とコメントしました。

 犯行グループの氏名などは公開されていませんが、警察によると犯人は犯行に及んだ理由を「乳ガンについて意識を高めるため」と説明しているとのこと。なお、Jack TenneyというYouTuberは「ハリウッドサインをHOLLYBOOBに変えて逮捕された」という内容のムービーを公開しています。

Jack’s in Jail “I gave the Hollywood sign a boob job!” #HOLLYBOOB - YouTube

2021年2月3日 12時25分 GIGAZINE(ギガジン)

https://news.livedoor.com/article/detail/19637107/


 エロのニュースではあるが、まあ、本当にエロいというわけではない話である。今回の内容は一言で言えばこのようなものだ。

ロサンゼルスのサンタモニカ丘陵の一角にあるハリウッドの象徴ハリウッドサインの、「W」の文字の上に「B」と書かれたシートがかけられています。また最後の「D」は真ん中に線が引かれて「B」と読めるようになっており、「HOLLYWOOD」を「HOLLYBOOB」に変えようと試みていることがわかります。<上記より抜粋>

「HOLLYWOOD」の文字を「HOLLYBOOB(ハリおっぱい)」に変えようとした<上記より抜粋>

まあ、私が若いころ、まだ学生時代に京都にいた友人たちは、京都の夏の風物詩「大文字焼き」の時に懐中電灯をもって集まり「大」を「犬」や「太い」に変えようとして、かなりこっぴどく怒られたという。まあ、普通に風物詩としてみていればあまりそんなことは考えないが、大学生という4回目くらいの大文字焼きになれば「自分なりの傷跡」を残したいと思うのであろうか。もちろんそれをやったからといって何かになるわけではないし、何しろ我々の学生時代の話なのであるから「SNS」などは全くない。それでもそのようなことを考えていないということになるのであろう。

多分、モティベーションはほぼほぼ同じ内容であり、それがSNSなどに寄って多少増幅されているといううような感じなのではないか。そのように考えれば「最も目立ちそうな内容をやってみた」ということに他ならない。

それにしても、昔から男性は「性的放送禁止用語」を言うことまたは書くことだけでなんとなく門属し、面白いということになるということになるのではないか。私の若いころ、小学生ぐらいの時には笑福亭鶴光師匠の「オールナイトニッポン」があり、その中に「この歌はこんな風に聞こえる」というコーナーがあった。まあ、単純に言えば、外国語の歌で日本語っぽく聞こえるものを選ぶのであるが、その中で「エロ」または「性的放送禁止用語」いわゆる「関西三文字・関東四文字」などが聞こえるものが放送された。まあ、当然のごとく、その内容を翌週の月曜日に多くの人が笑うというようなことになっていた。もちろん具体的に画像などがあるわけでもなく、また、動画なんてまだまだ先の時代。そのようなことを言うだけで、なんとなく面白くなっていた時代がある。

今回の「HOLLYBOOB(ハリおっぱい)」もほぼほぼ同じような内容で「そのように変えたら面白いじゃないか」ということになるのだ。まあ、この歳になっても気持ちがなんとなくわかるのところが男性の「いつまでたってもバカ」ということになるのではないか。

まあ、このようなエロの話は「罪がない」と思う。もちろん本人たちは逮捕されているのであるが、それでもまあ、笑い話になるエロ話なのである・

宇田川源流

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