「宇田川源流 日本万歳!」 令和2年はこんなことが流行したということから見る日本人
「宇田川源流 日本万歳!」 令和2年はこんなことが流行したということから見る日本人
月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。今年も、様々なところで「日本のすばらしさ」をお伝え出来たのではないかと思う。
実際に、日本人として誇りに思えるところをしっかりと考えていただければよいのかもしれない。
日本人というのは、私の個人的な意見であるが、その生活や毎日の動き、習慣、そしてその好みなどに、日本人としてのDNAのようなものが入っているのではないかという気がしている。
さて何度も書いているが、今年令和2年はコロナウイルス様々なことが予定通りにいかなかったと思う。実際に、今年か試合される予定であった東京オリンピックも、来年に延期されている。
私は多分行うものであると思っているが、それでも開催が危ぶまれていたり、開催の前に、コロナウイルスの変異種が広まったりしたら、わからないところであろう。
そのような環境下にあった中でも、日本人は、あまり大きな反乱を起こすわけでもなく、自分たちの生活をなるべく豊かにそして、楽しく、自分たちの生活の中で何かできるように考えているようなものではないかという気がするのである。
その流行を見てみると、やはり日本人のすばらしさが見えてくるのではないか。
一応写真にもだしたが、ここに今回の記事の順位を書いておく。
1 鬼滅の刃
2 GoToキャンペーン
3 半沢直樹
4 あつまれどうぶつの森
5 Z00M
6 エコバック
7 洗えるマスク
8 ウーバーイーツ
9 NiziU
10 オンライン○○
2020年、流行ったものを調査 1位は「鬼滅の刃」、エコバッグ・Zoomも上位に【LINEリサーチ】
LINEは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、2020年にどのようなモノが流行したと思うかについて58万人に調査し、その結果を発表した。
2020年流行ったと思うモノの総合1位は「鬼滅の刃」
まず2020年流行ったと思うモノについて調査した。総合1位は「鬼滅の刃」となった。2位は「Go To キャンペーン」、3位は「半沢直樹」と続いた。
「Go To キャンペーン」は夏以降に始まったキャンペーンではあるが、ニュースなどで話題になっており、広く認知・利用された。また、ドラマ「半沢直樹」も今年を代表的するドラマとなった。
コロナ禍で台頭してきたサービスや商品もトップ10入り。「Zoom」「Uber Eats」「オンライン〇〇」は、テレワークやステイホームなどにより、認知や利用が促進されたことが推察される。
年代別ランキングでは「半沢直樹」「エコバッグ」「あつ森」などが上位に
総合ランキングで1位となった「鬼滅の刃」は60代以上を除き、すべての年代において1位となった。
年代や男女別の傾向を見ると「あつまれ どうぶつの森」は、10~40代の男女で5位以内という結果に。女性10~30代では「NiziU」が3位となった。両者は若者の間で流行した様子が見られた。
女性40代以降は「エコバッグ」「洗えるマスク/ハンドメイドマスク」が3位以内にランクインしており、「エコバッグ」は60代以上では1位となっている。2020年7月から始まったレジ袋有料化にともない、関心度が上昇した。
男性のランキングではすべての年代で「Zoom」がランクインした。新しい生活様式が取り入れられ、オンライン会議やオンライン授業など、Web会議システムの利用は会社員や大学生などを中心に、急激に身近な存在となったことがうかがえる。また男性40代以降は、総合ランキング3位の「半沢直樹」が2位もしくは1位となった。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳以上の男女
実施時期:2020年12月1日~3日
有効回収数:587,968サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
MarkeZine編集部[著]2020/12/25 15:00
https://markezine.jp/article/detail/35217
まず、最も特徴的なのは、これだけコロナウイルスに振り回されながら、1位はコロナウイルス関連ではないものが入ってきていること。それは3位(半沢直樹)も4位(あつまれどうぶつの森)も同じであるが、コロナウイルスなどがあってもなくても、関係なく上位に入っていたのではないかということである。
つまり、コロナウイルスがあるとかないとかではなく、コロナウイルスに関係なく、毎日の生活やテレビドラマやゲームを楽しんでいたということになるのではないか。
私の個人的な感想であるが、日本人というのは3・11の時もそうであるが、その時に置かれた状況の中で、最も自分たちの生活を彩りのあるものにするということを心掛けている。
もちろん、3・11の時は、津波や地震の恐ろしさや親族や友人の死によって悲しみもあったと思う。また、そのようなことを改めて言えば、当然に悲しいことなどがある。しかし、その悲しみに人生を支配されることなく、しっかりと自分たちの毎日の生活や、やらなければならないことを行い、そして未来に向けた生活をしているのである。
今回のコロナウイルスでもそうであるが、実際に「希望」を失ってしまうようなことは少なく、多くの人がコロナウイルスの中において、自分たちの今やらなければならに事、また家の中に閉じこもった生活をする中において、少しでもその生活を楽しみ、また充実したものにすることを考えていたのではないかという気がするのである。
一方、コロナウイルス関連であっても日本人の特徴が出ているのではないか。
「GoToキャンペーン」は、当然にコロナウイルスで疲弊した観光産業や外食産業をどのようにしてゆくのかということで、政府が補助金を出して観光や外食を盛り立てることである。もちろんその内容に関して賛否両論あるが、「お得」というだけではなく、「観光や外食を少しでも盛り立てよう」というような話があったのではないか。
同様に「洗えるマスク」や「ハンドメイドマスク」なども、不織布マスクが手に入らないときに、ハンドメイドでマスクを作るということが流行した。日本人の場合は「ない」ということで「諦める」のではなく「ない」ということから、「あるもので作る」ということができるようになっていたのではないか。この辺の「生活の知恵」が日本人の最も素晴らしいところではないかという気がするのである。
この表にして「日本人は常に心の中にゆとりや希望」を持って生活をするということになるのではないか。このことこそ、日本人の最も特筆すべき特徴であるし、また政府などをあまりあてにしない。自分たちで切り抜けるということがあるのではないか。
このことこそ日本人の誇りなのかもしれない。
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